代表ブログフロンティア・フォーラム

日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

「人と違うやりたいことをやる時の少し"しんどいこと"とその対策」(高木昭博さん、セームページリミテッド社長)高木さん.jpg


自分のやりたいことをやった時の失敗談やリスクを書く理由
 疲れで歯が2本ほど抜けそうなので、歯医者へ行ったら、アメリカ出張中に仮歯が取れるから、とりあえずキープしましょうということになった、高木昭博 33歳です。

バングラデシュと日本で2012年に法人設立して、IT企業の代表を務めさせて頂いてます。


さて、僕自身が書けるもの、そして大学生で進路を考えている人にとって役立つものは何かと考えました。


僕は、今までの人生でおおむね自分のやりたいことをしてきました。

今回は、その中で感じた"しんどいこと"を書くことで、読者の皆さんのお役に立てると思ったので、自分のやりたいことをやった時の失敗談やリスクを書くことに決めました。


そう決めた理由は、3点あります。

「シンガポール発~2年間のインド生活で学んだ"人生に大切な3つのこと"」1石崎.jpgのサムネール画像


石崎 弘典
ベンチャーキャピタル勤務@シンガポール


2年半前は勢いだけでインドでの投資アドバイザリー
「現実は小説より奇なり」、と言ったものですが、自分の人生を振り返り、大げさに聞こえるかもしれませんが、これは大変に的を射た言葉であると感じます。最近、お笑い芸人が芥川賞をとったことで世間は賑わいましたが、誰の人生にもドラマがあり、誰もが作家になりえると思えてなりません。

 私はこの2年半、インドで投資アドバイザリーの仕事をしてきました。インドの大手会計事務所に所属し、日系を中心に外資企業のインド市場進出を支援するものでした。インド人専門家と共に、現地法人設立、M&A、国際税務のアドバイザリーなど様々な業務を経験することが出来て、本当に素晴らしい時間を過ごさせてもらったと感謝しています。

 しかし、ここまで決して良いことばかりではありませんでした。インドに行ってからは、本当に毎日が暗中模索といった感じで、なんとか毎日をやり過ごしていたように思います。環境も厳しく、文化の違いは大きなストレスになり、商習慣の異なるインド人に囲まれて仕事をすることは大変に骨の折れることでした。社会経験のない26歳の私は突然に日系大手企業をクライアントにすることになりましたが、どのように対応したらいいかわからず、日系大手企業の方々が名刺交換し談笑するような空間は、とても自分が入っていける場所には思えませんでした。

「僕がスラムにはまった理由(わけ)~コロゴッチョ(無用なもの)でない街からの便り」写真(高橋郷).jpg

髙橋 郷
NPO法人Little Bees International 代表・新渡戸国際塾第七期生@ナイロビ

ケニアの首都ナイロビにあるスラム・コロゴッチョ(無用なものの意)の日常
 「あっ!」それは、束の間の出来事だった。
 露店で商品を買おうとして開いた僕の財布から、ケニア紙幣が3枚、どこからともなく現れた指によってもっていかれたのは。スリにランクがあるとしたら間違いなく"Aクラス"であろうその指の持ち主は、顔を確認させる間もなく、そのまま、乗車するオートバイとともにさっと過ぎ去って行った。

JGAP寄稿者短信"拡大版":「広い視野を持ちながら、目の前の事に夢中になれ!さすれば自分の道が拓ける!」(伊藤 淳、 WBPF Training 代表)伊藤さん新.jpg


 ここ数年、色々な方のキャリア相談に乗らせていただいている。高校生や大学生からギャップイヤーの学生、新入社員、30代の方まで様々。

 彼らと話していく中で、以前より感じていた一般的に言われる"キャリア構築"への違和感がはっきりしてきた。かつての自分もそうだったので、その悩み痛いほど分かります。

 私自身もある時から、良く言われる"キャリアの描き方"に違和感を感じました。その違和感について、皆さんに共有したいと思います。

 個人の経験に過ぎませんが、これがキャリアに悩まれている方の参考に少しでもなれば幸いです。

"違和感"の中から自分が思っていることは以下の4つです。

「僕が髪を切りながら世界を旅し続ける理由。」junさん1.jpg


桑原 淳(Jun Kuwabara)
旅人美容師

こんにちは。旅人で美容師のJUNと申します。

僕は世界各地で1000人の髪をカットするという目標を掲げ、旅をしています。


今回チャンスをいただきJGAPにエッセイを書かせていただくことになりました。

僕は今まで東京で美容師として働いていたのですが、1年前に小さめのバックパックに少しの荷物とハサミとカットクロスを詰め込み日本を飛び出しました。

何年も前からずっと夢見ていた「日本の外の世界」をこの目で、そして肌で感じるために。

その時に決めた1つの目標が「旅をしながら世界中で1000人の髪を切る」というものでした。

旅に出るまでは海外で誰かの髪を切ってる自分を想像することも難しかったし、なんとなく楽しくなるかな?とか、100人くらいカットしたらそれで十分すごいだろう(笑)くらいの軽い気持ちでした。

ですが、大きな病気やケガをすることもなく無事に旅をすることができ、今現在28ヶ国で850人以上の人々の髪をカットしました。

そんな中で1番思い出深い話を・・・。


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