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【JGAP設立5周年スペシャル紙面企画】 エッセイ欄『フロンティア・フォーラム』 「いいね!」数ベスト&インパクト記事11稿紹介

 2011年に誕生したJGAPのエッセイ欄「フロンティア・フォーラム」だが、いいね!」数ベスト5と、特に社会的インパクトのあった合計11稿紹介する。元気になること請合いだ!

2014年1月14日付 RTは307、「いいね!」は1510
◎No.152:「私がアフリカで裸になった理由」(nagi yoshida フォトグラファー)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/-nagi-yoshida.html

2013年11月4日付 RTは521、「いいね!」は1304
◎No.145 「 人生よ、ドラマチックであれ。」(小谷 篤信さん、 米国・ブラウン大学2年)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2013/11/post-60.html

2014年1月5日付 RTは145、「いいね!」は1217
◎No.150:「高校3年生、今、自分らしさを求めて~私のギャップイヤー計画」 (阿部 愛里さん、宮城県気仙沼西高校 3年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/3-3.html

2012年4月2日付 RTは114、「いいね!」は950
◎No55:「障害者である僕には未来はない、可能性もない。僕は自分の人生諦めているんだ...」(寺田 湧将さん、関西学院大学4年=休学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2012/04/post-21.html

2011年11月15日
No9:「なぜ、私は大企業を辞めて、世界一周旅行なのか?!」もりぞお-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2011/11/post.html

2011年11月23日
N010:「カンボジアのち東北のち鮎河でのギャップイヤー」吉澤 裕紀さん(東大3年=休学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2011/11/3.html

2012年1月24日付
No38:「起業・退職し、"5年後の描いた自分"に近づくための旅」 太田 英基さん(サムライバックパッカープロジェクト=世界一周中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2012/01/5.html

2014年8月25日付
No.180:「なぜ今、コンサル辞めてウガンダで起業なのか?」(伊藤 淳さん、 WBPF Training 代表)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2014/08/-wbpf-training-20146-12916.html

2014年11月28日付
No.193:「途上国の子供たちに給食を提供する新ビジネスを立ち上げました!」(城宝 薫さん、立教大学3年=株式会社テーブルクロス代表取締役)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2014/11/post-88.html

2015年3月11日付
No.209:「大学生の君へ ~ソマリアと向き合ってきて今思う3つのこと」(永井 陽右さん、早稲田大学4年=日本ソマリア青年機構全体代表)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2015/03/-34.html

2015年5月23日付
No.219:「僕が髪を切りながら世界を旅し続ける理由。」(桑原 淳さん、旅人美容師)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2015/05/-i-wind-consulting-ltd-1.html

「被災地教育支援活動や有機農園ボランティアなど、"東大版ギャップイヤー経験者"の報告が読める!」

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 5月9日に新旧の総長を迎え、東大のギャップイヤー制度である「FLYプログラム(初年時特別1年休学)」の帰還者の活動報告会が駒場で開かれた。

 以下の「学内広報」のサイトから、ギャップイヤー帰還者の報告2件(被災地教育支援活動と有機農園ボランティア)など、当日の様子が伺える。

(東大の公式サイト)
http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1469/02features.html

(関連記事)
※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/新4階層 ギャップイヤー.jpg

国際教養大学本年9月入学組のギャップイヤー生10人の共同サイトが誕生!~これからの受験生にも有益な情報も
AIUギャップイヤー.jpg

 国際教養大学(略称:AIU、秋田県)の本年9月入学組のギャップイヤー生の共同サイトが誕生した。「高校は卒業したけれど大学生でも社会人でもない。そんな肩書きのない10人」がチームとなっている。

 本年9月に入学するまでの10人のそれぞれの社会体験(ボランティアや課外留学、旅等)や就業体験(インターンシップやアルバイト等)が綴られていくだろう。

 今年の10人のこれからの「"半年ギャップイヤー"(half year gap)」活動計画は、「パリに行って、ロリータ・ファッションのビジネスプラン作り」「先住民族の研究」「地元でのボランティア活動と農業体験」「「マレーシアと日本の高校のスカイプ会議開催」「日本文化とユネスコ世界遺産研究」「沖縄離島でのサトウキビ栽培手伝い」「"近くて遠い国"韓国研究」「"第二の故郷"ネパール支援」などがある。

 また、それぞれが経験したAIUのギャップイヤー入試の様子や留意点も記述されていて、後に続く受験生にとって、有益な情報も掲載されている。

(AIUのギャップイヤー生の共同サイト)
http://aiugapyear.com/

JGAP寄稿者短信:「20代でパナマで1年半ボランティアして得たもの・失ったもの」(宮﨑大輔、パナマ共和国派遣) 宮崎さん1.jpg


先日、Yahoo!ニュースで「20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの」という記事を読んだ。

この記事を書いたのは、インドネシアCreative Visions副社長の宇佐美克明さん。

まだ読んでいない人は、ぜひ読んでみてほしい。
20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの(宇佐美克明) - Yahoo!ニュース

宇佐美さんの言葉に強く共感した

ぼくは宇佐美克明さんの文章を読んで、強く共感した。

簡単に内容を紹介しよう。

海外で働いて得たもの
宇佐美さんが海外で働いて得たものは、以下の6個。

1. 日本という国への興味・関心・探究心
2. 宗教・文化に対する考え方
3. 自分を見つめ直す時間
4. 先人への感謝の気持ち
5. 言語能力
6. 新しいことにトライするハードルが低くなった

(引用元:20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの)


海外で働いて失ったもの
宇佐美克明さんが海外で働いて失ったものは、次の2つ。

1. 日本の友人・家族と過ごす時間
2. 日本のトレンドに追いつけない

(引用元:20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの)


海外で働くにあたり注意した方がいいこと
宇佐美さんが考える「海外で働くにあたり注意した方がいいこと」は、以下の4点。

1. 日本の看板をしょっているという自覚を忘れない
2. 危機管理
3. 少なくとも日本での数年の経験⇒海外がいい
4. 自分なりのストレス解消法

(引用元:20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの)


海外でボランティアして得たものと失ったものは何か?
宇佐美さんの文章を読んで共感したが、「では、ぼくはどう考えるのか?」と自問自答してみた。

そこで、ぼくも同じテーマで記事を書いてみることにする。

題して、「20代でパナマで1年半ボランティアして得たもの・失ったもの」である。


まずは海外でボランティアして得たものから説明しよう。

1.国際協力のリアルな経験
まずは、実際に国際協力の生の現場で、自分で途上国開発に携わっているという経験だ。

この経験は、日本に住んでいては体験できないし、青年海外協力隊という制度に参加し、パナマ共和国で活動しているからこそ得られている。

パナマに来る前は、国際協力関連の本を読むことしかできなかったが、今では自分が国際協力の現場で村人と顔を合わせている。

2.発展途上国で生き抜く力
発展途上国に分類されている中米パナマの中でも、 ぼくは田舎の村に住んでいる。
ホームステイしている家では、毎日停電と断水が発生する。

それでもまだ蛇口とコンセントがあるから良い方で、活動しているのは、電気も水道も完全にない山奥の集落だ。
山奥の集落に24回泊まり込んで活動しているが、日本とは全く違う暮らしだ。

ジャングルの中で全裸になり、川で水浴びをする。
川の水と伝統的な発酵酒を飲んで、毎回下痢をする。

馬に乗りサトウキビを運び、豚を投げ縄で捕まえて、鶏と一緒に寝る。
豚を投げ縄で捕まえる

もちろん、山奥の集落に現金収入を得られる仕事はない。
電気も水道もない集落では、「生きること」が仕事である。

日本では経験できないワイルドな生活で、少しはたくましくなった気がする。


3.宗教、お金、仕事のカルチャーショック
パナマ人との交流の中で驚くことといえば、宗教、お金、仕事に関する考え方の違いだ。

神がすべてのカトリック教徒
カトリック教徒が90%以上を占めているパナマでは、「神がすべてだ」。
挨拶では必ず神に感謝し、集まりの最初には聖書を読み上げ、問題はすべて神の御導きで決まる。
パナマはカトリック教徒の国なので、彼らからすればそれが当たり前のことだが、仏教的な教育を受けてきたぼくは違和感がある。

パナマの給料は日本の半分
お金の価値観も違う。
平均的なパナマ人の給料は月収3万円から10万円程度しかなく、ぼくのホストファミリーが家族旅行に行くことは滅多にない。
しかし、花火やお酒や洋服にはお金をたくさん使う。


働く量も日本人の半分
給料が安いこともあってか、仕事量は少ない。
職場の椅子に座っていることが働くことだ。

でも、過労死はきっとゼロだし、電車に飛び込む人もいない。
参照:残業ゼロで30日間有給休暇が取れる!日本とパナマの労働条件の違い


4.「幸せの定義」の書き換え
貧困に苦しむ人は、お金を持っていないから不幸なのだと思っていた。
しかし、幸せかどうかにお金の影響はないと知った。

もし、影響するなら、パナマ人よりも日本人の方が幸せであるはずだ。
しかし、実際にはどう見てもパナマ人の方が幸せそうだ!

お金を持っている人が幸せになれるのではない。
幸せを感じられる人が、幸せになれるのだ。


5.「住めば都」の実感
「住めば都」という言葉があるが、パナマに1年半住んでそれを実感した。
パナマには家族も古くからの友人もいない。

日本食も食べられないし、「中国野郎!」と馬鹿にされる。
騒音はすごいし、タランチュラやサソリも出る。

それでも、パナマ暮らしはとても楽しい。
ぼくは外国に住むのは初めてで、さらに「長野県の外」で暮らすのが初めてだった。

しかし、どんな環境の変化も慣れてしまえば快適だと知った。


6.途上国の可能性を体感
パナマは発展途上国に分類されているが、現在急激に経済成長を遂げている。

出生率も高く人口もドンドン増加していて、まるで「経済成長期の日本」のような勢いだ。
日本に居ては味わえない「国の成長」を体験できている。


海外でボランティアして失ったもの
次に海外でボランティアして失ったものを考えてみた。

1.国際協力への情熱
ぼくは国際協力への情熱が冷めてしまった。
国際協力の生の姿が見れたし、体験できた。

とてもやりがいがある仕事だと思うし、意義も素晴らしい。
もちろんうまくいっていないことや、建前だけで中身が伴わない活動もあるだろうが、それでも国際協力に携わりたい人は続ければいいと思う。

しかし、ぼくはこれ以上は国際協力には関わりたくない。
否定するわけではないが、ただ好みが合わない。


2.新卒と社会人経験
海外でボランティアしていることで、「新卒」という肩書と就職していれば得られたであろう「社会人経験」を失った。
日本で就職するためには、新卒という肩書と社会人経験が何よりも大切だ。

「社会人経験がない非新卒26歳」が日本で就職するのは、かなり厳しいだろう。


海外でボランティアするにあたり注意した方がいいこと
最後に、海外でボランティアするにあたり注意した方がいいことをまとめた。

1.「誰のために?」を問う
ボランティア活動が、誰のために行われているのかを考えよう。
本当に対象者のためになっているのか?

実は、NGOや国際機関の実績作りのためではないか?
ボランティアがやりたいだけで、本当に対象者のためになっているのか?


2.「正義の味方だ」と勘違いしない
「自分は善いことを行っている正義の味方だ!」と勘違いせずに、自問自答を繰り返しながら、悩みながら活動して欲しい。
よそ者のボランティアに、すべての事情を把握することは不可能である。

そのため良かれと思ってやったことでも、実は逆効果になることもある。


3.主役にならない
国際協力の主役は対象者であり、ボランティアは脇役だ。
対象者が望むことをする手伝いをさせて頂こう。

ボランティアが対象者の未来を決める権利はない。
あくまでボランティアはボランティアだ。


4.帰国後にやることを決める
ボランティア活動に集中しながらも、派遣期間終了後のことを準備しよう。
気を付けないと「燃え尽き症候群」になるボランティアがいる。

ボランティア経験で得たものを、帰国後にどこで、どう生かすのかを考えよう。


まとめ
「20代でインドネシアで3年間働いて得たもの・失ったもの」に刺激を受けて、「20代でパナマで1年半ボランティアして得たもの・失ったもの」を書いてみた。

書いていると、自分と会話しているような気分になってきた。

少しスッキリした。

(関連記事)
2014年7月25日付
No.175: 「これから青年海外協力隊を目指す学生たちへ」(宮﨑大輔さん、パナマ共和国派遣)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2014/07/post-80.html

ブログ JIBURI.comhttp://jiburi.com/

【JGAP設立4周年スペシャル紙面企画】 エッセイ欄『フロンティア・フォーラム』 「いいね!」数ベスト5稿紹介

 2011年に誕生したJGAPのエッセイ欄「フロンティア・フォーラム」だが、2013年・2014年と連続して、「いいね!」1000超が2稿誕生した。ツイッターのRTとの関係を考えると、興味深い。2012年に最高ページビューを記録した寺田湧将さん(現・よしもと車いす芸人)が「いいね!」数が第5位となっている。

2014年1月14日付 RTは307、「いいね!」は1442
◎No.152:「私がアフリカで裸になった理由」(nagi yoshida フォトグラファー)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/-nagi-yoshida.html

2014年1月5日付 RTは145、「いいね!」は1222
◎No.150:「高校3年生、今、自分らしさを求めて~私のギャップイヤー計画」 (阿部愛里さん、宮城県気仙沼西高校 3年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/3-3.html

2013年11月4日付 RTは521、「いいね!」は1293
◎No.145 「 人生よ、ドラマチックであれ。」(小谷篤信さん、 米国・ブラウン大学2年)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2013/11/post-60.html

2013年10月24日付 RTは401、「いいね!」は1215
◎No.144:「JUST THE WAY YOU ARE 自分らしくあれ」 (中村 舞さん、大阪教育大学中退)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2013/10/just-the-way-you-are.html

(参考)
2012年4月2日付 RTは114、「いいね!」は951
◎No55:「障害者である僕には未来はない、可能性もない。僕は自分の人生諦めているんだ...」(寺田湧将さん、関西学院大学4年=休学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2012/04/post-21.html

1/27セミナー告知! 寄稿者の話が聴ける場!これまで大学内では「大学生起業」が議論されることは稀有だった!
1/27(火)JGAP4周年記念 JGAP&TIP*S present「"大学生で起業家"というキャリアを考える」セミナー参加者募集!→http://japangap.jp/info/2015/01/jgap-189.html

【年末スペシャル】 JGAPエッセイ欄『フロンティア・フォーラム』 「いいね!」1000超エッセイ4稿紹介~なぜこれほど読まれるかがわかる!

 今年の特徴は、「いいね!」1000超が2稿誕生したこと。ツイッターのRTとの関係を考えると、興味深い。2013年に誕生した2稿、2012年に最高ページビューを記録した寺田湧将さん(現・よしもと車いす芸人)も合わせて以下紹介する。

2014年1月5日付 RTは145、「いいね!」は1222
◎No.150:「高校3年生、今、自分らしさを求めて~私のギャップイヤー計画」 (阿部愛里さん、宮城県気仙沼西高校 3年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/3-3.html

2014年1月14日付 RTは307、「いいね!」は1442
◎No.152:「私がアフリカで裸になった理由」(nagi yoshida フォトグラファー)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2014/01/-nagi-yoshida.html


2013年11月4日付 RTは521、「いいね!」は1293
◎No.145 「 人生よ、ドラマチックであれ。」(小谷篤信さん、 米国・ブラウン大学2年)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2013/11/post-60.html

2013年10月24日付 RTは401、「いいね!」は1215
◎No.144:「JUST THE WAY YOU ARE 自分らしくあれ」 (中村 舞さん、大阪教育大学中退)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2013/10/just-the-way-you-are.html

(参考)
2012年4月2日付 RTは114、「いいね!」は951
◎No55:「障害者である僕には未来はない、可能性もない。僕は自分の人生諦めているんだ...」(寺田湧将さん、関西学院大学4年=休学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2012/04/post-21.html

※寄稿者の話が聴ける場!
1/27(火)JGAP4周年記念 JGAP&TIP*S present「"大学生で起業家"というキャリアを考える」セミナー参加者募集!-ニュース | 一般社団法人 日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP): http://japangap.jp/info/2014/12/jgapjgaptips-present.html

「第1回ギャップイヤー・フェスタ大賞」(副賞5万円)は、吉本初の"車イスお笑いタレント"を目指す寺田 湧将さんに!フェスタ1.jpg

7月26日(土)夜に、代々木・国立オリンピック記念青少年センターで行われた第3回「ギャップイヤー・フェスタ」の会場で、応募した5人のギャップイヤー経験者によるプレゼン大会が開かれた。参加者・審査員による投票の結果、栄えある初代の「ギャップイヤー・フェスタ大賞」は、関西学院大学時代に休学からギャップイヤーを取得し、車椅子で単身英国に乗り込み、語学研修や社会体験を積んだ現在吉本興業の"お笑い芸人の卵"である寺田 湧将(てらだ・ゆうすけ)さんに輝いた。

 司会が、「次はJGAPのエッセイ欄で1,000に近い『いいね!』をももらっておられる寺田 湧将(てらだ・ゆうすけ)さんのプレゼンです。」と紹介すると、「素敵な紹介をありがとうございます。打ち合わせ通りで忠実でした。僕がお願いし、言わせたわけでして・・・。」といきなり暴露して会場をなごませ、投票権のある参加者の心を掴んだ。

 寺田さんは、"マイナス100からの人生"だったと振り返る。物心つくと、脳性マヒの障害で、歩けないばかりか、まともに動けない。自信のない日々が続く。周りの応援もあり、関西学院大学に入学するも、目標が見出せないまま、ふてくされパチンコ店通いに。ギャップイヤーで、そんな自分を変えたいと思った。だから、単身の車イスで、英語習得を目的に、英国に旅立った・・・。

 英国でできた友人との何気ない会話で「へえー、日本には車イスの コメディアンいないんだぁ。こっちじゃ普通だけど・・・」のひとこと に、ハッとした。これまで、周りや家族からは、卒業後は堅く「公務員狙い」を諭されていたが、人生にチャレンジする闘志が沸いてきた。

 これまで、苦しい時や落ち込んいる時に、"お笑い"に随分助けてもらってきたが、職業として、あるいは生きる道として今度は「笑いを創る側」に回ることはできないかと真剣に考えるようになった。

 そして、1年後の2012年に帰国後、関学を卒業し、昨年1年大阪の"お笑い養成所"であるNSCに入学した。今年3月に無事卒業し、東京に"ピン芸人"を目指して、上京している。

 「売れる」までは偉そうに言えないがと前置きし、寺田さんは、「オネエ系、ハーフ」と既にマイノリティは芸能界で活躍しており、"車イスの芸人"がいたってよいのではと考えている。多様な人が輝く、生き易い社会が実現し、「〇〇タレントという呼び方が無くなるくらいになったいいな」と語る。これからの寺田さんの"ギャップイヤー・スピリッツ"による活躍に期待したい。

フェスタ全体.jpg
(関連記事)
「いいね!」が953、ツイート107個→2012年4月2日付 No55:「障害者である僕には未来はない、可能性もない。僕は自分の人生諦めているんだ...」寺田湧将さん(当時、関西学院大学4年)-JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2012/04/post-21.html 

フェスタ3.jpg

(それぞれ感動のプレゼンをした5人のギャップイヤー経験者の物語)
今年、NSC(吉本興業の養成所)からデビューする寺田湧将さん。
https://teachme.jp/contents/100616/

メキシコに文化芸術のボランティアに行き、スペイン語ができなくても、その中で存在を認められた体験を話してくれた加藤カヨさん
https://teachme.jp/contents/100268/

ドイツに行き93か国267名の方との出会い、国際学校を創るプロジェクトを掲げ任意団体を発足させた川野晃太さん
https://teachme.jp/contents/100605/
6月11日付 JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム No.171: 「迷ったら前に出る!小さなことから"何でもやってみる"の精神で取り組む。国際社会で人間力を養う。」(川野 晃太さん、ボランティア団体 LIDS 代表)  http://japangap.jp/essay/2014/06/-move-lids.html

救急医として研究者を志し、留学ではなく休学してカナダの救急医療の現場でリサーチアシスタントとして働いた田村張さん
https://teachme.jp/contents/90184/

1年間世界を旅しながらアジア・アフリカ・中東などの13ヶ国28ヶ所の学校や施設を訪問し、様々な状況にある子ども達と触れ合いNPOを立ち上げた矢口亜紗美さん
https://teachme.jp/contents/100164/

主催:ギャップイヤー・プラットフォーム
共催: NICE(日本国際ワークキャンプセンター)
ICYEジャパン(国際文化青年交換連盟日本委員会)
市民キャビネット 地球社会・国際部会
後援 : JGAP(日本ギャップイヤー推進機構協会)
国連・CCIVS(国際ボランティア活動調整委員会)
NVDA(アジア・ボランティア発展ネットワーク)

"東大版ギャップイヤー"2期生(入学直後に1年間の特別休学)のギャップイヤー計画とは!?


(写真は、帰還した1期生)

東大版ギャップイヤー.jpg

 東京大学は昨年度に導入した"東大版ギャップイヤー制度("FLYプログラム)を今年度も実施する、入学直後に1年間休学して社会経験(ボランティアや課外留学)・就業体験をするこの主体性確立のめのプログラムは最大50万円の奨学金が付く。今期は8名が国内外に飛ぶが、そのギャップイヤー計画以下のようにが明らかになった。

・復興支援を行うNPOでのインターン・ボランティア
・自分や日本を見つめ直し、東南アジアについて理解を深め、
今後の大学生活に生かす
・世界一周をして世界中の様々な人と話し合い、日本で触れることの
できない事物を直接自分で経験する
・語学留学をしながら、海外インターン、その後海外ボランティアに参加する
・自主的活動を通じtれ問題処理能力やコミュニケーション能力を高め、
社会に貢献するための力をつける
・米国留学と旅を通じた国際交流と自己の深化
・ボランティアを通じて自発性を身に着け、本当にしたいことは何かを考える
・英語力の向上、異文化交流、海外の大学訪問

(東大版ギャップイヤー生の想い)
東大2期性.jpg

(参考)東大学内広報:http://www.u-tokyo.ac.jp/gen03/kouhou/1455/02features.html 

 彼ら8名が親元や教員から離れた非日常の環境の中で、どのようなチャレンジをして、逞しくくなって復学するか楽しみだ。


(関連記事)
新東大生が1年間休学した「ギャップイヤー報告会」(FLYプログラムと呼称)が5月10日開催された-2014年5月10日付ニュース http://japangap.jp/info/2014/05/110.html


「本格化する米国のギャップイヤー~タフツ大学は、50人ひとり年額300万円規模の奨学金とAPが報道」-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2014/03/50-1.html

4/21実施 文科省「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(第5回)」(大学秋入学とギャップイヤー)の配布資料が公開された-ニュース | http://japangap.jp/info/2014/05/3244.html

ご協力を! 国際教養大学のギャップイヤー生(本年9月入学予定)が、簡単なアンケート協力者を募集中!


 国際教養大学(秋田市)のギャップイヤー生で、9月入学を予定しているゆこさん(ツイッター・アカウント@gap11year)のギャップイヤー活動は、『Think globally, act locally』がテーマ。今年4月より横浜市中区にある寿地区(注)について調査をしている。

 ゆこさんは現在寿地区で、ホステルや地区内の学童施設でのボランティアなどをしながら、調査をしている。ホステルとは、人口の減少や住人の高齢化により利用者の減った、簡易宿泊所の4~5階を改装し、旅行者や出張で横浜に来る人向けに営業しているヨコハマホステルヴィレッジという安宿のことだ。

 4月からの3ヶ月近い活動の中で、簡易宿泊所街としての町の流動性や、横浜市やNPOなどによる福祉のシステムなどに着目し、寿地区の「セーフティーネット」や「リハビリテーションの場」としての側面に強い関心を持つようになったとゆこさんはいう。

 寿地区は、社会から外れてしまった人を「排除しない」という特徴があるが、そこから社会に復帰するのはなかなか難しい。本人の意志とは関係なく、実際寿地区の住民というだけで就労に不利になることも多い。町は変化しているのに、町の外の人が持つ「日雇い労働者が多く、暴力事件などの多い場所」というイメージが変わっていない。「イメージが変われば、寿地区にやってきた人々が、再び社会に復帰するチャンスが増えるかもしれない」とゆこさんは考える。

 しかし、対照的に、町の名を知らない人も多い。ゆこさん自身も幼少の頃横浜に引っ越して16年になるが、寿地区を知ったのは昨年5月という。知人に聞いても認知度自体が低く、地区周辺の子供が、親から立ち寄らないように注意を受けたという情報だけだった。

 そんなことから、寿地区に対するマイナスの印象は一定の年代の方が持っており、下の世代は寿地区自体を知らないのではないか、という仮説が浮かび上った。「イメージを変えるには、どのような人々が、どのようなイメージを持っているか知る必要がある」と考え、「横浜のイメージ」についてのアンケートを取ることにした。

 アンケートの質問は属性の選択肢含め6門で構成されており、回答は1〜3分で終わる。以下のリンクから回答できる。尚、回答された結果を今後のギャップイヤー活動に生かしたいとゆこさんは言う。どなたでも回答はできる。読者の皆さん、是非ご協力を!

https://jp.surveymonkey.com/s/SGYJDHP

(注)寿地区とは、大阪の釜ヶ崎や東京の山谷とともに日本三大ドヤ街のひとつにあげられ、多くの簡易宿泊所の集まった地域(ウイキペディア)。昔は日雇い労働者で賑わっていたものの、日雇い労働の需要が減少したことや、最盛期の労働者の高齢化などにより、当時の活気は見受けられず、現在は福祉ニーズの高い地域に変化している。また、地区で生活する者のほとんどが簡易宿泊所宿泊者であり、その8割ほどが生活保護受給者となっている。地区で暮らす人は昔の日雇い労働者に限らず、様々な事情でこの地区で生活保護を受給して生活せざるを得なくなった人がいて、リーマンショックや東日本大震災などの際は大幅に人口が増えた。

関連記事:
高校生の皆さんへ: 『ギャップイヤー体験』インタビュー  国際教養大学 渡部北斗さんに聞く-2011年6月27日付 | http://japangap.jp/info/2011/06/post-8.html              

新東大生が1年間休学した「ギャップイヤー報告会」 (FLYプログラムと呼称)が10日開催された

 東京大学は10日、入学直後に1年間休学して社会経験(ボランティアや課外留学)・就業体験をするFLYプログラムの報告会を開いた。欧米の名門大学で進展している「ギャップイヤー・プログラム」に近い取り組みだ。"受け身"の受験モードからリセットし、親元や教員から離れた非日常下で、じっくり主体的に大学で学ぶ意義を考えるのが目的。初年度の2013年度は、3千人の入学者から選抜で、11人(男子9人、女子2人)が参加。大学から50万円の助成金を受け、国内外や被災地で活動をしていた。活動中は教員が、定期的にアドバイス、休学中の授業は不要だが、卒業は当然ながら1年遅れる。

 釜石市役所(岩手県)で10カ月間、復興事業を手伝った男子学生は「復興に向かう人のパワーを体感できた。復学して、コミュニティ作りを考えていきたい」と展望を示した。

 海外での就業体験のケースでは、カナダで働いた女子学生が「サービス業に採用されるまで40件断られ続けたが、道を切り開くことができて自信がついた」と力強く成果をプレゼンした。

 2期名にあたる本年度も、8人の新入生がこのプログラムに採用され、国内外などへ旅立つ。

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4/21実施 文科省「学事暦の多様化とギャップタームに関する検討会議(第5回)」(大学秋入学とギャップイヤー)の配布資料が公開された-ニュース | http://japangap.jp/info/2014/05/3244.html

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