ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

国際化拠点整備事業採択校(東大・京大・慶大・早大他系13大学)・経団連共催で、昨年に引き続き、「第2回グローバル30産学連携フォーラム」が、8月3日、大手町・経団連会館カンフェレンスで開催された。趣旨は、産学で高度国際人材の育成及び活用のための課題と展望について検討するというもの。鈴木文科相副大臣の挨拶で始まり、産官学の関係者、市民が参加し、500名で満席の賑わいだった。

既報通り、経団連は6月13日に「グローバル人材の育成に向けた提言」を発表し、「大学生のボランティア活動等の奨励」の中で、長期間、ボランティア活動に参加する学生への配慮、「ギャップイヤー導入の検討」を掲げており、今後のフォローアップが望まれる。

 分科会では「留学経験のある日本人の雇用について」と「留学生の雇用について」が議論された。ギャップイヤーに関して、前者では、ギャップイヤー経験者への産業界からの期待・可能性(プラス評価等)が語られた。大学側は今後の課題として、ギャップイヤーの運用、単位付与、弾力的な対応等を挙げた。

詳細は、http://www.uni.international.mext.go.jp/ja-JP/event/20110803/ まで。