5/19(金)21〜22時 Clubhouse「誹謗中傷を根絶しよう」共和国#16 事前資料
【ルームの考え方と在り方】
理念; グローバル共和国が悪口、暴言、他者への誹謗中傷、口論を禁止する理念に基づき、この共和国の理念を以下に定めます。
①誹謗中傷により誰かの心が傷つくことを許しません。
②誹謗中傷によりその人の活動が停止すること、また、その人が夢をあきらめることを許しません。
③許されざる誹謗中傷を根絶するために、私たちは学び、気づき、そして行動できる人の輪を広げるために活動します。
ビジョン
誹謗中傷が根絶すること
誹謗中傷を受けた場合に心を開いて相談し、心のケア、活動の継続、
このルームは原則月1回開催し、誹謗中傷の話題や最新ニュースからヒントを得て、皆さんと共にその解決法について考えたいと思います。(現在の開催ローテーションは金曜日夜3回、土曜日午前1回)
誹謗中傷の根絶には、「制度(法律や行政、NPO等)、啓発、ケア(心の持ち方)」の三位一体が大事だと、これまで過去10回のルームで明らかになってきたように思います。
世間の話題や最新ニュース、各種データからヒントを得て皆さんと共に誹謗中傷のメカニズムやその解決法について考えたいと思います。
【そもそも誹謗中傷と批判はどう違うか?!】
デジタル大辞泉(小学館)によると、
「誹謗中傷」
根拠のない悪口を言いふらして、他人を傷つけること。
誹謗中傷という言葉は法律上の用語ではなく、一般的に用いられる言葉です。悪口、嫌がらせ、なりすまし、法律上の不法行為(権利侵害)、犯罪行為など、実にさまざまなケースが誹謗中傷には含まれます。一般的には、人や企業に対して不快な思いや恐怖心をもたらすものはすべて誹謗中傷と捉えられている。
これに対して、「批判」は次のように定義される。
「批判」
1.物事に検討を加えて、判定・評価すること。
2.人の言動・仕事などの誤りや欠点を指摘し、正すべきであるとして論じること。
批判は検討を加えたり誤りを正そうとする意味がありますが、誹謗中傷は専ら相手を攻撃しようとするもので、全く異なります。相手の悪口を言いふらして迷惑をかけたり、相手を精神的に追い詰めるものが誹謗中傷であり、それがエスカレートすれば法律に触れることもある。
【本日の共有情報】
1.インターネット上の誹謗中傷等への対応(警察庁)
◎警察庁のサイト
よくある相談
・ SNSや掲示板サイトに、自分の名前、住所、写真等の個人情報が掲載され、誹謗中傷(※)された。
・ 掲示板サイトや出会い系サイトに卑猥な文書とともに、名前や電話番号、メールアドレスを掲載され、知らない人から連絡(いたずら電話やメール等)が来るようになった。
※ 誹謗中傷とは、悪口や根拠のない嘘等を言って、他人を傷つけたりする行為です。インターネット上で誹謗中傷の書き込みをすれば、内容によって名誉毀損罪や侮辱罪等の刑事責任を問われる場合があります。
掲載された内容の記録
自分自身を誹謗中傷等する内容がインターネット上に掲載されていることを把握した場合には、プロバイダや掲示板サイト管理者等への削除依頼や関係機関への相談、警察への通報・相談の際に必要となりますので、掲載されたサイトやSNSのページを印字し、当該サイトの名称、URL、書き込み者、書き込み日時、内容等を記録してください。
警察への通報・相談の前に
インターネット上の誹謗中傷に対しては、官民の相談機関等が対応しています。下記の関係機関等への相談も併せて検討してください。
・ 違法・有害情報相談センター(総務省委託事業)
インターネット上の書き込みにより、名誉棄損やプライバシー侵害等の被害にあわれた場合、インターネットに関する専門知識を有する相談員が、相談者自身で行う削除対応の方法等をアドバイスします。
2.林修、4年続く「いわれなき誹謗・中傷」を告白 『初耳学』での発言が切り取られ...警察に相談、訴訟準備(オリコン)
林は「僕自身は、『年収890万~920万ない』人が、『社会のお荷物』であるとはこれっぽっちも考えていません。そんなことを、テレビを通して発言することなどあり得ません。引用した時点で賛成していることと同じだという意見も見かけましたが、そんなことを認めたら、多様性豊かな今の社会に存在する、様々な意見さえ紹介できなくなります。これが暴論であることも明らかです」と強調
◎Yahooニュース
3.SNSの誹謗中傷に球界から喝を!上原浩治も経験「野次とは次元の違う酷さ」(上原浩治)
私のところにも毎日のように誹謗中傷や侮辱的なコメントが届く。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の期間中も、私の投稿内容が気に入らなかった人たちからの投稿が相次いだ。反対意見や議論の余地があるコメントならわかる。こちらも限られた文字の中で、真意が伝わらなかったのであれば補足できる。今後の勉強にもなる。しかし、限度を超えた誹謗中傷は何も生まない。「アンチ大谷」「アンチ阪神」。いわれのないレッテルを貼られ、「お前」「こいつ」といった乱暴な言葉とともに、攻撃的なメッセージが一方的に送られてくる。私は決して使いたくない言葉だが「死ね」ということも何度も書かれている。現役時代からグラウンドでの野次と向き合ってきたが、次元が違う。
4.いじめが増える日本、減っている国との決定的差 欧米で成功している予防の8割は「傍観者教育」
◎東洋経済education×ICT
5.NHK「深刻化するネット上の誹謗中傷・いま何が必要なのか」
◎NHK記事
繰り返される深刻なネット被害に対し、新たな制度は十分にその力を発揮できるのでしょうか。3回シリーズで考えます。
①被害者の救済を進める発信者情報開示制度の改正の効果と課題
②発信者側の匿名表現の自由とのバランスをどう図るべきか
③いまマスメディアに期待される役割とは