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海外ギャップイヤー事情 米国編「ギャップイヤーの目的と効用を6点とは!?」の巻②.jpg


オックスフォード大学在学中だったクラリー・ハリソンさんは、このまま進めば確かに大手銀行の銀行や会計会社や法律事務所に就職できるかもしれなかったが、本当にこのままでいいのか、安全なレールの上に乗っているだけの人生でいいのかと、将来への迷いを払しょくできなかった。高卒後19才の時に中央アメリカの新聞社で働いた経験が、レール上の決まり切った人生よりも、はるかに興味や冒険、そして心から楽しめるものを探すことが大事になり、バリ島で全く新しいキャリアパスを発見した。それはStart Me Upを設立したことだ。

そこで、ギャップイヤー取得の目的と効用を6点にまとめてみる。


1.より就業力を高められる人になろう
1年間の休暇を取得する決断ができるということは、リスクを恐れない性格の持ち主であり、喜んで居心地の良い場所から出て行こうとする性格であることがわかる。また、計画したり、ロジスティックなことを調整するスキル(フライトの予約、交通手段、宿泊先等の手配)も伸ばすことができる。必然的に、間違いや問題を解決しようと取り組む必要も出てくるし、失敗から学ぶこともある。ほとんどの企業(働きがいのあるところ)では海外での経験を評価するので、履歴書作成に役に立つ。あわせて、自分が働きたいと思う会社が国際的な企業なら、ある時点で喜んで海外要員として必要とするかもしれない。


2.物ではなく経験にお金を費やすことを学ぼう
海外にいる時に気付いたことのひとつに、物にお金を払うことが減ることだ。自宅にいる時はいつも新しい靴、あるいは最新のアイディア商品を必要としてしまう。
その点、海外に旅でいると、自分のお金の使い先に優先順序をつけるのが簡単になる。一番優先することは旅をして楽しい経験をすることだ。服や部屋の装飾品を買っても、旅を続けることの何の役にも立たない。アジア中をバックパックを背負って旅をすれば、本当の必需品しか背中に背負う余裕はない。


3.より自立する
ギャップイヤー中に旅をすると、自分自身がより成長し、成熟する。もし高校を卒業したばかりならば、これが初めて家族や友達の庇護のもとに育ったところから脱することになるのだろう。旅や健康、安全状況、全てにおいて自分が責任をとることになる。即決しなくてはいけない時もあり、その結果が自分の望んでいないことであっても進まなければならないこともあるだろう。まさに本当の成長と自分発見の時間となるのだ。


4.思考範囲を広げよう
違う見解をもつ人と一緒に過ごしていると、違う考え方ができることがわかる。人間関係、政治、ビジネス、倫理感、宗教、文化、教育、そして健康に関することで自分と考え方の違う人と一緒に過ごしたが、おかげで自分の考え方に疑いをもつようになり、多くの新しい可能性に心を開くことができた。自分と違う意見を持つ人と一緒にいことは新鮮だ。世の中には60億人もの人がいるわけだから、みんなそれぞれに異なる考え方をするのは当たり前だと気付く。


5.新しい文化にどっぷりとつかろう
世界や異文化を知るにはギャップイヤーは最高の方法だ。私達は自分の住む社会に慣れてしまっているが、他の生き方について学ぶことも重要なことだ。例えばギャップイヤーを利用してニュージーランドとオーストラリアに行くと、彼らのユニークな文化や"米語"とは違う語彙やフレーズについて学ぶことはとても興味深い。また近隣のインドネシアのバリ島では、全く新しい文化で、バリの言語や文化を学ぶという素晴らしい経験をできる。


6.好きな事、嫌いな事を見極めよう
ギャップイヤーを取得する理由の中で最も一般的なもののひとつに、学校生活から休みをとる必要があるということだ。もしかしたら幼稚園以来長年の勉強で燃え尽きてしまっているか、何を勉強していいのか考えられなくなってしまっているかもしれない。ギャップイヤーを取得することで、自分の興味の対象が何であるか、また違う人生の生き方を見つけ出す補助になる。
人によっては、休暇中に学ぶことへの情熱に再び火が灯ることだってある。

もし燃え尽きた感や、戸惑いがあり、あるいは自分の人生に新しいエッセンスをふきこみたいと思うならば、ギャップイヤーを取得してみよう。他の選択肢を探し求め、精神的なブレイク(休息)をとることは重要なことだ。


文/JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子


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※「海外ギャップイヤー事情」150超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

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