ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

BOPビジネスを具体化していく際に、途上国の現場を知り、柔軟な思考で貧困層のニーズや潜在力を理解し、さまざまなパートナーと関係を構築していく人材の重要性が指摘されています。今回の勉強会では、「BOPビジネスと青年海外協力隊」をテーマに、人材面から産官学によるアフリカ産業開発への取組みを考えたく、スピーカーにJICA青年海外協力隊事務局の青晴海(あおはるみ)審議役を、そしてコメンテーターに住友化学ベクターコントロール事業部の水野達男部長をお迎えしてお話を伺います。

まず青晴海氏から、BOPビジネスの推進における海外青年協力隊(JOCV)の役割、アフリカを含む途上国でJOCVと企業が連携した具体的な事例を中心にお話いただきます。青晴海氏はJICA(及び旧JBIC)で長年、途上国支援に携わってこられ、最近は日本版ギャップ・イヤーの立ち上げにも主導的な役割を果たしておられます。
続いて、アフリカをはじめとする途上国で防虫蚊帳「オリセットネット」の普及に尽力しておられる住友化学ベクターコントロール部の水野部長から、企業が途上国でビジネスを展開する際のポイント、人材面で同社がJOCV経験者を積極的に登用している理由、今後の産官学への取組への示唆等についてコメントいだきます。(*ベクター:病気をうつす虫のこと)

日時:2011年9月6日(火)18:30~20:30(予定)


スピーカー:青晴海氏 JICA青年海外協力隊事務局審議役

コメンテーター:水野達男氏 住友化学株式会社 ベクターコントロール事業部長

会場: 政策研究大学院大学(GRIPS)1階 会議室1B&1C

※ご出席希望者は、9月2日(金)までに、お名前・ご所属先・ご連絡先を明記の上、GRIPS開発フォーラム飯塚・林田(forum@grips.ac.jp)までご連絡ください。


(車でお越しの際は、本学の駐車場の関係上、車種、ナンバー及びお車の色を事前にご連絡ください)