8年前、米国で画期的な「移民送金システム」事業会社を起業したマイクロファイナンス・インターナショナル(MFI)社長 枋迫篤昌(とちさこ あつまさ)氏の著書が、1月下旬に発売される。書名は、「世界40億人を優良顧客にする!」(日経BP社)。
米国を事実上支える社会底辺層への"総合金融サービス"を目に見える形で提供し、母国で待つ家族のために懸命に働く"でかせぎ"の人々の便宜を図る事業は、数々の未曾有の困難を克服しながらビジネスとして軌道に乗って成長してきた。米国の社会起業支援の"老舗"であるアショカ財団で、"日本人初のフェロー"としても知られている枋迫氏の問題意識の原点は、実は26歳のときに出合った貧しい少年と約束したことにあった。それも綴られている。
今回編集者から「貴重な挑戦や失敗の記録を留めておくことで、若い世代がそこから学べて次の道へ行ける。将来の日本を担う世代の人たちに挑戦することへの勇気を与える」という言葉に背中を押されて、執筆したという。
自ら東銀の「風変わりな金融マン」だったと称する枋迫氏だが、「本来の金融があるべき姿は何であるのか」、「金融と如何に向き合うべきか」を読者に提示する。ソーシャル・イノベーションとは何かを考えさせる待望の一冊だ。
参考サイト:マイクロファイナンス・インターナショナル(MFI) http://www.mfi-corp.com

