海外ギャップイヤー事情 英国編:「ショート・ギャップとは、"ギャップイヤーのミニ版"で、ここ数年人気に!」の巻 ※英国サイト gapyear.comから
英国の女性旅行コラムリストのレキシー・クイントンさんは、これまで40か国以上を周っている。自身も18歳のとき、ギャップイヤーでケニアで就業体験の経験もある。彼女は「ショート・ギャップ」を以下のように解説する。
ショート・ギャップとは、ギャップイヤーで本来やる内容を短期間にしかも集中して詰め込むことだ。ひとりで、定住が基本だが、もちろん応用もある。これは1年や2年という期間を費やしなくても、大学学部内や職場でも、また資金があまりない場合も実行できるメリットがある。
期間は数週間から数ヶ月であり(ギャップイヤーの定義は、3か月から2年)、インドでボランティアやキャンプ・アメリカで海外就業に行ったり、欧州をインター・レールの旅などにあてることができる。そのショート・ギャップが、まとまった年月を取れない人々に、ここ数年人気になっている。
特に、学生が休学なしに学部内で夏休みなどを利用して楽しめるからだ。ショート・ギャップで、チャリティ・ファンドレイジング(慈善団体の資金調達)という比較的新しい考え方を経験してもよいし、陸路でアルプスにハイキング、思い切って欧州諸国を放浪(overlander)もよい。いっそ、ジェット機で南下して、東西の文化が融合するトルコ・イスタンブールも旅程に入れてもよいだろう。
英国から、欧州諸国にショート・ギャップをやることは、なんだか楽しそうだ。
上の説明で見逃してはならないのは、ショート・ギャップは、本格的ギャップイヤーの"予行演習"の意味合いもあることだ。「安・近・短」のアイデアはギャップイヤーをさらに、広めることになるかもしれない。ちなみにイスラエルでは、短期間のギャップイヤーを「ミニ・ギャップ」と呼ぶようになった。日本でも、夏休みに2か月間、被災地や限界集落に定住して インターンやボランティアや研究を行ったとする。これは親元・教員から離れた非日常化での社会体験や就業体験であり、明らかに「ショート・ギャップ」だ。「私は、福島にショート・ギャップで教育支援のボランティアをやってきました」数年後には、このような会話が成立するのだろうか。

