海外ギャップイヤー事情英国編:「英国のギャップイヤー学生(gapper)に映る日本の姿~生活情報サイトから読み解く」
英国の生活情報サイトEasier.comが、8月2日に「Gap year travel in Japan(日本へのギャップイヤー旅行)」をテーマに新着記事を更新している。記事によると、英国若年者の高失業率と相まって、昨年行なわれた大学授業料値上げがギャップイヤー取得者増加をもたらしているという。
ギャップイヤーの専門旅行社Japan Journeys のジェームス・グリーンフィールド社長は「大学卒業生はギャップイヤーにかかるコストが大学の年間授業料よりもはるかに安価であることを認識し始めていて、大学での費用との両方を支払う余裕がない学生も出現してきた。今後はギャップイヤーは"生産的な選択肢"の一つであり、若者が移転可能なスキル構築ができる機会と見るべきです。それは長い眼で見て、将来採用する会社にとっても魅力となることでしょう」と語る。
同社は日本の文化や作法の紹介から、ガイド付き7日間東京観光や語学学校、就職斡旋も手がけている。このサービスは若者の東京への足掛かりを提供するだけでなく、英国にいる両親の不安を解消することにも一役買っている。
英国では、毎年千件のワーキングホリデイ・ビザが先着の若者(18-30歳)に発効されている。ほとんどのギャップイヤー学生は英語を教えることになるが、この他にも人気なものに、翻訳、通訳、ホスピタリティー関連、学術調査等があり、またスキー・スノーボードのインストラクターといった季節労働もある。尚、このような「日本行きギャップイヤー・パッケージ」は渡航費別で一人当たり555ポンド(約7万円)から。
さて、英国の若者にとって、日本はどう彼らの目に映っているのだろうか。同サイトは、次のように伝える。
「驚くべきことに、東京は学生を含め、多様なギャップイヤー取得者を魅了している。浅草寺や5月につつじが咲き誇る根津神社をはじめ、多くの神社仏閣の見学は無料で、活気ある露店も楽しめる。銀座のソニービルでは、巨大プレイステーションが展示され、ホンダではアシモが歓迎してくれる。
世界最大の魚市場として有名な築地でも熱狂的雰囲気に包まれながら、安価で新鮮なお寿司を朝食に楽しめる。東京には50にも及ぶ相撲部屋があり、訪問者は早朝稽古の見学が可能。また、皇居前広場や東京都庁の45階展望台、4月に桜の花見ができる上野公園も無料で、晴れた日には富士山が拝める。原宿では、ロリータやコスプレと呼ばれる過激なストリート・ファッションにも出会える」。
東京都庁舎45階のパブリック展望デッキには55秒の時間はかかるが入場料はかかりません。晴れた日には富士山が望める。」
尚、上記詳細は、下記の国土交通省の英語版「観光庁ウェブサイト」seejapan.co.ukで知ることができる。
(文・JGAPギャップイヤー総研「翻訳チーム」出崎義明)

