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海外ギャップイヤー事情 米国編:「名門ペンシルバニア大学キャリアセンターのギャップイヤー紹介サイト~ peace corps(平和部隊)や Teach For America など40超のリスト掲出」の巻

 1740年設立の米国内で常にトップ10にランキングされる名門ペンシルバニア大学のキャリアセンターのサイトに、「ギャップイヤー・プログラム」の紹介欄がある。

 サイトの冒頭の説明では、「在学生の中で、1年ないし2年間、ボランティアや地域奉仕活動プログラムに参加することが人気の選択肢になってきた。典型的な形として、教師、弁護士組織、地域開発、医療(介護や授乳)現場、移民サービス、社会奉仕、環境保全等の機会が存在する」とある。

 そして、在学生への参考にと、国際ボランティア・プログラムのpeace corps(平和部隊)や国内のTeach For America など40を超える受け入れ先のリストが並べられている。

 このサイトは同大学の公式ページであり、1~2年の国内外でのインターンシップやボランティア、課外留学の「卒業後(一部在学中)ギャップイヤー」が、米国の名門大学生の卒業後のキャリア選択の一つになっていることを雄弁に物語っているといえよう。

 日本の大学のキャリアセンターにおいても、このような活動や業務がいつか来るのであろうか。

(文・JGAPのシンクタンク部門「ギャップイヤー総研)

ペンシルバニア大学のキャリアセンターのサイト:
http://www.vpul.upenn.edu/careerservices/undergrad/servicegapyearprograms.html