東大は、来年度(2013年度4月入学組)から新入生に「ギャップイヤー制度」を適用!
東大は入学直後に1年間「初年次特別休学」(休学費免除)の手続きをして、ボランティアやインターンシップ、語学留学、地域おこし等を取り組める「ギャップイヤー」制度を導入する。このプログラムは「初年次長期自主活動プログラム(FLY)」と呼称し、新入生約3千人のうち、1%に相当する30人を上限とする方向。希望者は合格後に申請書を提出し、東大が希望者の計画を審査する。このプログラム採用者に対しては、有意義な活動への積極的な取組みを支援する観点から経費の一部(最大50万円)を支援するという。
尚、活動計画の審査ポイントは以下の3点
(1) 長期性、継続性 数か月以上の長期にわたって継続的に行われ、学業の傍らでは経験しにくい態様の活動であるか。
(2) 社会性、国際性 学生としての日常生活を離れ、従来の意識・価値観を相対化し、自らの在り方を見直すインパクトのある活動であるか。
(3) 公共性、規範性 「世界的視野を持った市民的エリート」を目指す者のロールモデルとして、公共の福祉の増進、社会貢献に寄与する活動であるか。
復学後、「ギャップイヤー生」は報告書を大学に提出する。制度導入の目的は、受験勉強で視野が狭くなっている入学生に、主体的に活動してもらうきっかけにしてほしいとの思いがある。採用されると、「休学扱い」になり、卒業まで5年が必要で、期間中には単位が取得できない。ただ、「東大生」であるため、図書館など学内施設は利用できる。
東大は2014年度から「春入学、秋始業、春卒業」の構想が明らかになり、春に入学した新入生は、秋までの始業までの半年のギャップイヤーを選択で取得できる。しかし、受験生の親を中心に、それを「空白期間」とみなし、「機会」とは見れない人がベネッセの調査でも7割と多い。「東大は、ギャップイヤーを先行して導入し、その成果を把握し、可視化したい考えがあるのでは」とJGAPのシンクタンク部門の「ギャップイヤー総研」は見ている。
【参考】東大Freshers' Leave Progoram(FLY):http://www.c.u-tokyo.ac.jp/info/academics/fly/index.html

