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海外ギャップイヤー事情 米国編:「USA TODAYが伝える大卒後ギャップイヤーの5つの選択肢って何!」の巻


 米国のUSA TODAY 8月7日付で、「大学卒業後のギャップイヤー」についてレポートしている。
見出しは「まだ大人にはなりたくない?大学卒業後の5つの選択肢」。ストレートに大学に入学し、卒業して「学士」になった、まだ"おとな"と呼ぶには成熟していない多くの層に提案している。

 日本のように「新卒一括採用」のようなシステムも考え方もない米国で、いきなり大学卒業後にフルタイムで働くのはきつい。長い夏休みなどを利用して、大学4年間の間に、いくつかのインターンを経験し、卒業後に安定的な仕事を見つける。しかし、この道は必ずしも全ての人がたどれるわけではない。でも心配はいらない。道は一つじゃないとして、以下の5つの道を提示する。

1.インターンシップ
 インターンシップは、一生の仕事(数年かもしれないが)に就く前にシミュレーションする良い方法だ。自身の専攻に近いものでも、全く違うものでもいいので挑戦してみよう。どちらにせよ、期間は数週間と短いものが多い。
野心的なインターン希望者たちの役に立つ検索エンジンは、数多く存在する。例えばIntern QueenやIntern Matchは容易にインターン先探しができるサイトだ。様々な情報を定期的に受け取りたければ、メールアドレスを登録してみるのも手だ。こうすれば、寝床からでも検索ができるというわけだ。


2.City Year(シティ・イヤー)
 米国City Yearは、学校を中退する生徒を防ぐことを目標に掲げる団体だ。メンター制度やチューター制度を利用して、若い世代に対してプログラムを提供している。これは大学入学後や大学卒業後の「ギャップイヤー生」である17歳~24歳のメンバーが、8人~15人のチームが小学校、中学校、高校に足を運び、プログラムを実践しているものだ。現在ではニューオーリンズ、ニューヨーク、フィラデルフィア、ボストンで実施されている。

 チーム加入の資格は、大学に所属した経歴があること、子供と関わった経験のあることとなっている。
プログラムの期間は10ヶ月で、このボランティア修了者であるギャップイヤー生は5,500ドルを教育援助費として支給される。その期間の生活費は給付されるものの、実質無給だ。詳細はcityyear.orgの公式ウェブサイトにアクセスするとよい。


3.平和部隊(米国の海外ボランティア協力隊。JICAの青年海外協力隊のモデル)
 このギャップイヤー・プログラムは27ヶ月と長めだが、得るものは大きい。ボランティアたちは、6つの分野(教育・若年層とコミュニティの発展・健康とHIV/AIDS・ビジネスとコミュニケーション技術・農業と環境)から希望するプログラムを選択する。担当が決定すると、実費負担なしで海外の任地へ送られる。

 任地でボランティアたちは、与えられたコミュニティ内で仕事をする。生活費や医療サービスは保証されている。また、2年間で48日間の休暇も与えられる。勤務期間終了時には、帰国後の移行生活費として7,425ドルが支払われ手厚い。


4.旅
 組織的なプログラムが性に合わないという人は、単独または友人と行動してみるのはどうだろうか。資金があるのなら、旅に出る事は卒業後にも一個人として成長し、様々なことを学ぶ絶好の機会だ。

 為替レートをチェックして、生活費を貯めることも本当に後々役に立つ。冒険家気質なら、Couchsurfingを試してみよう。このサイトは、各地で宿泊地を提供しているホストを見つけ、無料で滞在する場所に出会うことができる。


5.大学院
 新たな人生を始めたい?ならば大学院へ行こう。まずはGRE(Graduate Record Examination:米国やカナダの大学院へ進学するための共通試験)を取得しなければならないので、勉強に励もう。実力を試す準備ができたら、Princeton Reviewで無料トライアル試験を受けてみよう。

 記者は、最後に「そもそも、大学卒業後に急ぐことはあるのだろうか?米国労働省は、昨年284,000人もの大卒者が最低賃金で働いたと発表しているのだから」とシニカルに報告をまとめている。

(文・Ayaka Yoshida)


※「海外ギャップイヤー事情」50記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAPが「翻訳」部門で、ボランティアとプロボノ公募~あなたの英語力が、この国の"ギャップイヤー文化"を創ります!(8月18日締切) http://japangap.jp/info/2013/08/post-95.html


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