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海外ギャップイヤー事情 英国編:「"あなたの考え方を拡げるためのギャップイヤー統計"の中身が刺激的!~250万人の若者が計画中だが、一人旅は3割止まり」の巻英国ギャップイヤー調査.jpg


情報に視覚的表現の要素を盛り込んだ図表をinfographicというが、英国に、infographicfreesubmission(無料インフォグラフィック提出)という名称のサイトがある。これの本日26日版が、ギャップイヤーのそれであった。

 どんなものかは、この図表を見てもらえれば、「百聞は一見にしかず」であるが、5つのサイトのデータから引用されたコンテンツが、なかなか刺激的で、簡単に紹介したい。

 タイトルは、「あなたの考え方を拡げるためのギャップイヤー統計」であり、まず左上から、「2012年では、UCAS (大学入学の総合出願機関)への志願者の7%が、大学入学を延期してギャップイヤーを取得している」とある。それから順に、

・英国の250万人の若者がギャップイヤーを計画中。
・20%の親が、子どものギャップイヤーの経済的支援を決めている。
・その平均費用は3,500ポンドであり、親は763ポンドの支援をしている。(親の総支出は約10億ポンド)

2段目に移り、左から順に
・ギャップイヤー帰還後、66%の学生が、以前より学業に真剣に取り組むようになった
・60%のギャップイヤー経験者が、その後の大学での専攻選択に役にたったと回答
・88%のギャップイヤー経験者が、就職の雇用可能性が向上したと考える
・40%の学生が、ギャップイヤーに入るまでに、大学入学願書を提出していなかった
・80%の学生が、ギャップイヤー中のある時点で、国内で働いて稼いでいる(JGAP:つまり、学費の事前ねん出の意味合いや、大学に進学するか熟慮する時間に、金を稼げるという発想もあるようだ)
・10%の学生が、ギャップイヤーの資金を自分で集めた
・22%の学生が、ギャップイヤーをする金銭的余裕がないため、できなかった(JGAP評:先立つものは金。しかし、知恵を働かせてないともいえる)
・英国では、何十年もギャップイヤーは普通だが、米国では英国に追いつく途中で、5%の大学が有望な学生に対し、入学延期措置を行なっている(JGAP評:最近、米国でギャップイヤー・プログラムが進化していて、元祖・本家の意思表示かもしれない)
・30%の学生が、一人旅でギャップイヤーを行っている(JGAP評:意外といえる。友人と旅するという意味か?)
・西オーストラリア大学の研究では、ギャップイヤー非経験者より、2.3%だがスコアがよい
・ギャップイヤー非経験者より、優秀学士で卒業する学生が多いようだ

 最後に、このサイトでは、ギャップイヤーはメリットのない「高くつく休暇」と捉えがちだが、実は結果志向で、新しい国の探索などアカデミックな要素をもった経験ができ、各種スキルも身に着く。残りの人生をきっと輝かしいものにすると結んでいる。

 このわかりやすい図表で両親を説得しようと若者に呼びかけている。


JGAPギャップイヤー総研

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