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海外ギャップイヤー事情 米国編:「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が、ベビー・ブーマー世代にギャップイヤーが人気で、近々特別レポートを発表!」の巻シニアの旅.jpg


英語のbreakには「空白」だけでなく、「特別な機会」という意味がある!
 
 アメリカにおける「ベビーブーマー」は、概ね1946年から1959年までに生まれた世代をいう。それは、第二次世界大戦終結後からケネディ政権発足前に生まれた人々をいう。著名人(元大統領)でいえば、ビル・クリントン氏やジョージ・ウォーカー・ブッシュ(ブッシュ2世)だ。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は、学生の子供達に触発されて、ベビー・ブーマー世代にギャップイヤーが人気なので、近々調査報道をするとしていて現在、読者からアンケートの回答を募集している。

問いは 「ギャップイヤーをするとして、膨大な時間を利用して何をする?」で、回答は五択。
1.レジャー・旅に充てる。
2.大学に戻る
3.ボランティア活動
4.新しい仕事・キャリアのための基盤作り
5.今の仕事・キャリアに資する経験を積むこと

 この選択肢から読み取れることは、通常、若者のギャップイヤーの"三種の神器"は、「ボランティア・インターン・課外留学(旅は一種の留学とも捉えられる)」であるが、シニア世代の「グレー・ギャップイヤー」には、「インターン」の代わりに「キャリア開発」が来るのかもしれない。

WSJは、「その世代のオトナ達が棚卸や充電をし、今後の人生において、次のステージの計画を練る」ためのものとして、このアンケートや関係コメントの結果を特別レポートに生かすとしている。

「現在のキャリアから"特別な機会"(a break)を創る」ギャップイヤーで、オトナ達はどう回答するのか楽しみだ。

・・・・そして、日本にいるあなたは、このような機会が取得できるなら、何を目指す?

JGAPギャップイヤー総研

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