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「フィリピン台風30号緊急支援金」受付開始!(ミュージックセキュリティーズ)


 11月8日(金)にフィリピン中部を直撃した超大型台風30号(ハイエン)は、ヴィサヤ諸島を中心に、周辺地域に甚大な被害をもたらしている。

 ミュージックセキュリティーズ株式会社は、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドのパートナーであるCARD MRI(代表ハイメ・アリップ、本部マニラ市、フィリピン)【注1】からの要請を受け、CARDが現地で災害支援活動を行うための緊急支援金の受付を始めた。

 CARDは、小さな事業を営む女性たちを主な対象として、フィリピンでマイクロファイナンス事業を行ってる。今回、CARDの借り手やその家族、スタッフだけでも、10万人以上が何らかの被害を受けているという報告がある。

 今朝の現地からのメールによれば、CARDは既にセブ、セマール、タクロバン、ミンドロで援助物資の配布を始めているという。

 被災者や、既に現地で援助活動にあたっているCARDを支援するための、緊急支援金に協力を呼びかけている。

アリップ氏からのメッセージや支援金の詳細・お申込は、
http://www.securite.jp/donate/201311/

また、今後、現地からの情報があると、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドのFacebookやホームページで更新していくという。
Facebook:https://www.facebook.com/microfinance.fund

ホームページ:
http://www.securite.jp/microfinance/


【注1】
CARD MRIについて
 1986年に、ハイメ・アリップ氏(現代表)によって創設され、フィリピンのマイクロファイナンス普及をリードしてきたマイクロファイナンス機関。最初に設立されたCARD NGOに続き、後続して設立された農村銀行(CARD Bank)や共済保険組合(CARD MBA)などと共に、グループ組織「CARD MRI」(Mutually Reinforcing Institutions:相互補強機構)として活動している。CARD MRIは、50万人もの貧しい女性とその家族に自立的・包括的なサービスを提供したとして、2008年に、"アジアのノーベル平和賞"と呼ばれる「マグサイサイ賞」を受賞している。

2009年6年より、ミュージックセキュリティーズ社は特定非営利活動法人Living in PeaceとCARDと3者間で業務提携を行い、マイクロファイナンス貧困削減投資ファンドの運営を行っている。。

<CARD MRI 概要>
店舗数:1,445 / 従業員数:8,661人 / 顧客数:1,158,201人 / 融資総額:約170億円 / 返済率:99.31%
※2013年9月30日時点