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海外ギャップイヤー事情 英国編:ギャップイヤー・エキスパートというプロが勧めるアフリカでのボランティア!(前編)」の巻アフリカ人.jpg

 英国に、ギャップイヤー・プログラムや個別のギャップイヤーをアドバイスする「ザ・リープ・オーバーシーズ社」がある。ここは40近くあるギャップイヤー支援協会「イヤー・アウト・グループ」の一員だ。同社には、Gap Expertという職種がある。ギャップイヤー関連のコンサルタント、あるいはアドバイザーといってよいだろう。アリスさんはその「ギャップ・エキスパート」。海外ボランティア担当のマネージャーだ。アリスさんが、アフリカでのボランティアの記事を書いていて、「あなたの人生を変えてみて!」と呼びかける。


 多くの先進国に住む若者は「何か恩返しがしたい」と思う。そして、多くの人が、特にアフリカ大陸のような飢えや、戦争や、政治的汚職で荒廃した国に対して思う。

もしあなたか理性的な考えの持ち主で、日常に生存競争に影響を受けることのない社会にいて、倫理的な視座をお持ちの方ならば、自分の時間やまた能力、少なくとも持ち合わせている多少の財産を、より困難を極めている人たちに使いたいと思うのは自然だ。しかし、このことを考えるだけで、それ以上先に行動に移すことのできる人はほんのわずかだろう。なぜならば、ソファーに寝そべって、いくばくかのお金を寄付していたほうが、自分自身にやる気をださせて行動に移すよりもずっと簡単だからだ。

 普段、毎日の生活の中でボランティアに励もうと思っていても、日常に忙殺されてしまいがちで、アフリカでのボランティアは書類上はすばらしく思われる。しかし、いったん費用を計算し始め、国際線の飛行機代やビザの取得、プロジェクトに関わるコストを考えるとだんだんと魅力が失われていくものだ。

 そして、多くの人にとっては、それが"旅の終わり"でもあり、小銭を寄付金箱のなかに投げ入れて、扉を閉じてしまう。

 でももしあなたが動き始めれば、個人にとってもまたあなたが係わった人の人生にとっても結果は素晴らしいものになるはずだ。ここに、行動を起こすことによって得られる素敵な見返りを考えてみましょう。

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「あなたの寄付がどこにいくかを見定めよう!」

まず最初に、寄付金が援助しようと思ったプロジェクトに直接行きましょう。 比較して、多額の経費のかかる大きな慈善団体に寄付したり、もしくは海外への援助金にかかる税を調べたり、汚職まみれの政府にお金をばらまくことになり、あなたの寄付がどのようにインパクトをあたえているのか、理解することもコントロールすることもままならない。

 ギャップイヤーの旅を提供する会社を利用することで、よくマネージメントされたプロジェクトのチームに入れて、お金が無駄になるようなことにはならない。

 英国にはたくさんのすばらしいギャップイヤー支援組織があり(慈善事業あり、また民間会社あり)、透明性が高く、あなたの費用を倫理的な方法で投資されている。"プライス・パイ"(フェアトレードを標榜する社会企業:http://www.pricepie.co.uk/index.html)というNPOがある。そのビジョンは、「英国でTシャツが1枚450円で買えるのに、インドで児童が働いていること自体が大問題だし、週6日毎日14時間労働してい月収が9千円であるのはおかしいという感覚の共有だが、サイト上で費用がどのように、倫理的で正しい方法で使われているか確認もできる。(次号に続く)

※写真:先 Pierre Holtz/UNICEF、後 James Joel)

文・余田有子

※参考:「海外ギャップイヤー事情」90超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAPが「翻訳・広報(編集企画等)」の2部門で、ボランティア・プロボノ募集!(3月31日締切)http://japangap.jp/info/2014/03/1031.html