海外ギャップイヤー事情 英国編:「旅行サイトがおススメするギャップイヤーの行き先ベスト5」の巻
写真:szeke
2003年英国に誕生した旅行情報サイトJust Landedが、「おススメのギャップイヤーの行き先ベスト5」を発表した。
英国では多くの学生がギャップイヤーを取得して、大学の勉強を始める前にリラックスし、自分を見つめ直し、自分自身について探る機会を作っている。
「異国情緒漂う都市を訪れる事でも、新しい街でアルバイトをすることでも、風景の美しい所でゆったり友達と過ごすことでも、いずれにせよギャップイヤーのできる行き先は無数に存在する。これからのギャップイヤーでの行き先についてアイデアを探しているなら、以下の人気のある行き先も検討してみてはいかがですか?
シドニー(オーストラリア)
疑うまでも無く、英国の学生の間ではギャップイヤーの行き先としてオーストラリアが一番人気が高い。理由はいくつもあるが、まずは英語が公用語なので言ったことを分かってもらいやすいしどこかへ出掛けるのも楽だ。それに、南半球では季節が逆なので、冬にギャップイヤーに出かけても、オーストラリアは夏だから寒くないということも大きい。やることや見るものも沢山あり、冒険し甲斐のある所が沢山ある。国土が広いので、国内を移動するためにグループで車をレンタルする学生が多い。レンタカーはバックパック旅行とはあまり結び付かないかもしれないが、これは、オーストラリアという素晴らしい国を見て回るためのまったく新しい一つのやり方なのだ。世界的に有名なエアーズロックやグレートバリアリーフは絶対見に行くべきだが、ある程度長く滞在するつもりなら、拠点はシドニーに置くのが良い。
クタ(バリ島・インドネシア)
クタは、リラックスして自分を解き放つ事の出来るビーチで、毎年訪れる人も多いほどだ。インドネシアの暖かい気候と魅力的な風景が、のんびりゆったりとした島の雰囲気をますます引き立たせている。安めの宿がビーチから遠くない所に多くあるし、サーフィンをやってみたい人にもぴったりの場所だ。これもギャップイヤーには大事な要素だろうが、賑やかなバーとクラブも沢山あって、手頃な価格の飲み物を明け方まで提供している。少ない予算で長く旅をしたいなら、クタが良いだろう。
バンクーバー(カナダ)
カナダはブリティッシュコロンビア州に位置するバンクーバーは、ギャップイヤーの行き先として昔からよく知られている。英国民としては英語が通じることはありがたいし、丸一年腰を据えて働くのにも向いている場所だ。世界の美しい街ランキングにも常に上位で登場する。雰囲気は本当に若々しくて先進的だ。地理的には、太平洋とカナダ西部の高い山脈にはさまれた場所で、近郊のビーチで遊んだり、ハイキングをしたり、交通機関を使って、カナダのそんなに知られていない地域を探検に行くこともできる。たった1、2時間で、素晴らしい国立公園や世界的なスキーの名所バンフとホイッスラーにたどり着ける。
中国
最近では、多くの卒業生が中国を行き先として検討する。英語を教えられる場所が沢山あるからだ。英語が 母国語の人間を雇いたい会社は多く存在しているため、滞在中にパートまたはフルタイムの仕事を見つけるのは簡単だ。同時に、中国の文化や暮らし方を理解することが出来て、その間に中国語や広東語を覚えることだってできる。北京や上海といった大都市に行く人が多いが、小さな田舎の都市に比べると生活費は高い。
シベリア横断鉄道
珍しい場所を沢山訪れたいならば、日本海からはるばるモスクワまで続く、シベリア横断鉄道がある。丸々一週間列車の中で過ごすのではなく、道中いくつかの素晴らしい場所で下車して、1日なり数か月なり過ごしてから横断を続けるのも一興。訪れることの出来る見事な場所としては、モンゴルの少数民族、シベリアの都市、バイカル湖などがある。一回の旅でこれ以上に幅広い文化を味わえる旅行は他にない。
ギャップイヤーのできる行き先は無数にあるだろう。予めできあがったツアー旅行や就業プログラムで旅を充実させることも可能だが、一番面白い冒険ができるのは、自分で旅行を計画した場合だ。これから始まるギャップイヤーをどこかの行き先で過ごし、一生忘れられない素敵な経験にしたいものだ。
(文・吉武くらら @ドイツ、JGAP総研客員研究員)
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