ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

 関学ビジネススクールのイノベーション研究会はイノベーションを、「偶然」では無く「より確実に」起こせる様にと日々研究を進めているが、今回以下の講演を行う。(無料:先着50名)


講演:『アジアにおけるイノベーションシステムと起業家エコシステムの作成』

日時:2014年6月29日(日)10時30分~12時

教室:関西学院大学梅田キャンパス14階 1405教室
http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/

講師:デポール(DePaul)大学(シカゴ)政治学部准教授 グローバルアジア研究プログラムディレクター キャサリン・イバタ=アレンズ博士 
http://condor.depaul.edu/kibataar/japanese_bio.html
略歴:
 専門は、国際政治経済学、比較政治経済学、アントレプレナーシップ政策、ハイテクノロジー関連政策、日本における政治経済など。近年では、社会ネットワーク分析とGISの手法を活用して、日本と米国の生命科学(バイオテクノロジーや医療機器など)地域の実態を明らかにするような研究を行っている。主要著書として、「Clustering to Win: Firms, Regional and National Strategies in Life Science Entrepreneurship (邦題:勝利のためのクラスター化:生命科学系アントレプレナーシップにおける地域戦略と国家戦略)」がある。

 東京大学の先端科学技術研究センター(RCAST)のフルブライトフェローとして博士論文に向けた研究を行い、2001年に米国のノースウエスタン大学で国際政治経済の博士号を取得。そして、2002年には東京大学先端経済工学研究センター(AEE)でJSPSポストドクトラルフェローとして従事(~2003)、同年、社会的機関としての企業であるアルフレッド・P・スローン財団/米国社会科学研究評議会(SSRC)プログラムフェローに選出される。さらに、2005年には国際交流基金の安倍フェローとして選出され、同志社大学(京都)にて客員研究員として「日米における技術革新の地域政治経済:新しい政策モデルとは」というテーマで、近畿地方におけるバイオテクノロジーの起業家(バイオベンチャー)と米国中西部の起業家の比較研究を行う(~2006年)。その後、2008年には、ワシントンD.Cの戦略国際問題研究所(CSIS)のJapan Policyフェローとして従事し、また国際的なアントレプレナーシップとイノベーション政策に関する業績でスローン財団産業研究所助成金を受給する。また、2009年には、14の国の共同研究のプロジェクトチームリーダーとしての職責を果たしながら、2006年の上記研究を軸とした「日米における起業家精神を助長するための国・地方レベルでの経済革新政策」という研究で、フルブライト・ニュー・センチュリー・スカラーに選出される。そこで、同年立命館大学(京都)にて客員研究員として招聘される(~2010)。2010年、モーリーン・アンド・マイク・マンスフィールド財団・国際交流基金日米センター "日米次世代を担うネットワーク"プログラム参加 のフェローに選出(~2011年)。


内容:アジアにおけるイノベーションシステムの政策課題と新技術の機会についてご説明頂きます。

対象:イノベーション・アントレプレナーにご関心のある方

定員:50名(事前申込は不要。先着順)

言語:英語 ※通訳有り

費用:無料