ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

JGAP寄稿者短信:「バンコクの泰日工業大学は"日本式"!?」1タイ大学.jpg


 泰日工業大学は工学、情報学、経営学などの専門分野を学びつつ日本語も必修という大学で、今回のセミナーには日系企業から多くの人が参加していた。

 今年から、タイの24大学が加盟するタイ学長委員会は、大学の新学期は6月から9月に変更になる。2015年にアセアン経済共同体(AEC)が実現するのに合わせ、アセアン各国は国際的(欧米)な新学期に合わせようと動いており、シンガポール・マレーシア・インドネシアなどは、既に変更済という。しかし、泰日工業大学は、依然6月入学で引き続き頑張るようだ(日本企業の需要と一致されるために)。
タイ大学2.jpg

 タイは日本と似ていて、他のアセアン諸国と比較すると大学生の英語の通用度が低い。それでもAECが始まれば隣国のカンボジアやミャンマーからより一層人が入ってくることは間違いない。海外からの人の行き来も増えるだろうし、公用語は英語になっていくだろう。
タイ大学3.jpg

 日本語を話せる(日本の独自の文化がわかる)人材はいないかとそこらじゅうから聞かれるけど、少しは英語やタイ語を学んだらどうだろう。それに朝ラジオ体操させたり、社歌を歌わせたりするのに一体どんな合理的な理由があるのかも、ちゃんと説明できるようになった方がよいだろう。


泰日工業大学(Thai-Nichi Institute of Technology)の日本語ウェブサイト:
http://www.tni.ac.th/web/TNI2012-jp/ 

2013年6月2日付 フロンティア・フォーラム欄 No.124:「枠組みのなかに組み込まれるのではなく、ギャップイヤーで自分の人生を切り開ける人間になる!」 (岩瀬 僚さん、USP-ESL 南フィリピン大学附属語学学校勤務)http://japangap.jp/essay/2013/06/-usp-esl.html