ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

 千葉大学は、平成28年度(2016年度)から、柔軟な学事暦を設定し、6ターム(学期)制を全学的に導入することを発表した。1 ターム(8 週間)で完結する科目設定を可能にし、教育の質的改善を図るとともに、"ギャップターム"を創出し、「留学、インターンシップやボランティア等、学生の多様な社会体験の機会」を確保し、自主的で主体的な学びを促すことを目指す。こうした取組を通じて、異文化に対する理解と寛容の態度を養うとともに、異なる意見や考え方を持つ他者との協働を通じて、幅広い社会性を身に付ける機会を提供できるとしている。

 これにより、諸外国の協定校等におけるサマースクール、サマープログラム等の参加の機会を拡大し、留学生の積極的な受入策の導入を目指す。

 学期(ターム)の考え方は、現在、夏季休業期間等とされている期間(8~9 月、2~3 月)についても一つのタームとして位置付け、概ね次のような2 カ月を単位とする6 ターム制を取ることとする。
第1 ターム: 4〜 5 月、第2 ターム: 6〜7 月、第3 ターム:8〜9 月、第4 ターム:10〜11 月、第5 ターム:12〜1 月、第6 ターム:2〜3 月

 学部・研究科等の特性に合わせ、第3 ターム又は第6 タームとそのいずれかに接続するタームをギャップタームとし、学外(海外を含む)での2ターム連続する活動期間を保証することを意図する。但し、修学期間のうち、いずれか連続する2 タームをギャップタームとすることも可能とする。

つまり、第3ターム(8~9月)または第6ターム(2~3月)とその前後に接続するタームを"ギャップターム"として、海外を含む学外での2ターム連続する活動期間が保証されるようになることになる。


 尚、ギャップタームにおける具体的な取組は、以下を検討している。

《海外》
○ BOOT(Begin One's Overseas Trial)プログラム
○ スタディーツアー
○ グローバル・フィールドワーク
○ 海外語学研修
○ グローバル・スタディ・プログラム
○ グローバル・インターンシップ、グローバル・ボランティア(国内
プログラムを含む)
○ 大学の世界展開力強化事業関連(TWINCLE、CODE)
○ 協定校派遣短期留学、長期留学

《国内》
○ 大学COC 事業関連(インターンシップ、ボランティア)
○ 国立六大学連携による短期国内留学プログラム

《学内》
○ 千葉大学短期交換留学プログラム(J-PAC)、 サマースクール
○ 千葉大学インターンシップ (ワークスタディ制度の活用を含む)

 今回の千葉大学の取組は、学事暦にギャップイヤーが組み込まれており、「ギャップターム」と呼べるものだろう。尚、米国のギャップイヤー協会(AGA)は、2ヶ月以上の本格的な社会体験・就業体験を「ギャップイヤー」と定義しており(英国は3ヶ月以上と定義)、千葉大学はギャップイヤー制度を導入するとも言える。

ギャップイヤー総研(JGAPの研究部門)

(関連記事)
2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html

最近のお知らせ

アーカイブ