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4/17(金)18:30~ 出版記念セミナー:「ピーター・ピオット回想録 NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治」@慶大・三田(150名、参加費・無料、事前申込)回想.jpg

 エボラ・ウィルスの発見者の一人であり、またエイズ対策の最前線で闘ってきた元UNAIDS事務局長のピーター・ピオット氏が語る波乱万丈の回想録「 NO TIME TO LOSE」(時間を無駄にはできない)。待望の日本語版が慶應義塾大学出版会より出版された。来日するピオット氏を招き、日本国際交流センター(JCIE)のグローバルファンド日本委員会が、4月17日に出版記念セミナーを開催する。

 ザイールの小さな村での流行から30年以上も経った昨年、突然広がり世界を震撼させたエボラ。全世界での大流行を抑え込むために、科学、医療、人権、政治、安全保障など多くの分野を巻き込んだソーシャル・ムーブメントが起こり、不可能と思われていた途上国での治療・予防が可能になったエイズ。この二つの感染症に深くかかわってきたピオット氏を迎え、国境を越えて拡大する感染症に対処するために、国籍や専門、立場の違いを超えた人々が連携することの重要性を考える。多彩なゲストとの対話は、単に感染症にとどまらず、グローバル化する現代のさまざまな課題の解決に、大きなヒントを与えてくれる。

 保健医療分野の方のみならず、広くグローバル・イシューに関心がある学生や社会人の参加も歓迎するとのこと。

プログラム (敬称略、3月16日現在予定)
著者の紹介
黒川 清 政策研究大学院大学客員教授、(公社)グローバルヘルス技術振興基金代表理事、(特活)日本医療政策機構代表理事

・トーク:回想録に込めた思いと執筆の秘話
ピーター・ピオット ロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画事務局長
    ×
榎原 美樹 日本放送協会(NHK)国際放送局NEWSLINE編集長

・ピオット氏と語る:日本の次世代リーダーはこの本から何を学んだか
ピーター・ピオット
加藤 琢真 長野厚生連佐久総合病院国際保健医療科・小児科医師
高久 陽介 (特活)日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス代表理事
岩附 由香 認定NPO法人ACE代表
伊藤 聡子 (公財)日本国際交流センター執行理事(モデレーター)

閉会あいさつ
大河原 昭夫 (公財)日本国際交流センター理事長

レセプション
翻訳者のご紹介

【概要】
日 時:2015年4月17日(金) 18:30-20:00 (終了後レセプション)

会 場:慶應義塾大学三田キャンパス 北館・ホール
東京都港区三田2-15-45
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
(田町駅 徒歩8分 三田駅 徒歩7分 赤羽橋駅 徒歩8分)

定 員:セミナー:150名 (尚、レセプションは先着100名)

参加費:無料

言 語:日本語・英語(同時通訳あり)

主 催:(公財)日本国際交流センター / グローバルファンド日本委員会

共 催:慶應義塾大学文学部倫理学専攻
協 力:(特活)エイズ&ソサエティ研究会議、(公社)グローバルヘルス技術振興基金、慶應義塾大学出版会株式会社


※申し込みは4月14日(火)までに。尚、定員に達した時点で締切↓
http://www.jcie.or.jp/japan/csc/2015pp/booklaunch/