ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

7/31(日)12時~ Crossover主催「移民との共生の今を知るスタディ・トリップ報告会 ✖ これからの共生を考えるディスカッション大会」参加者募集
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任意団体の官民協働ネットワークCrossover(2002年設立)は、現在日本が直面している最も困難な課題として「来る本格的な人口減少社会への適応」に着目し、産官学民各セクターの連携による問題解決に向けた議論と行動を喚起するために、最近では異業種間のディスカッション大会(2014年12月14日,2015年8月29日)、異業種政策ワークショップ(2015年2月28日、同7月11日、2016年5月28日」)等を実施している。いつも、参加者の鋭い問題意識、 多彩な 視点、そして社会問題を「自分事」 として捉えようという考えから、 学びと共感に満ちた素晴らしい空間を創り出している。


 今年2月6日にCrossoverが厚生労働省の若手有志グループ「NHLW」との共催で「組織・社会に多様性は必要か?社会と私の立場から」をテーマに開催した異業種ディスカッション大会 では、グループ・ディスカッションのサブテーマの一つとして取り上げた「日本人は人種の多様性を受け入れられるか~移民受入れについて考える」が多くの方々の関心を集めました。

 
 そこで出された論点について、理解をさらに深めるべく、Crossoverスタッフは「スタディ・トリップ」を企画、6月18日・19日に、日本の基礎自治体の中で、最も外国人住民比率の高い群馬県邑楽郡大泉町及び同県伊勢崎市、前橋市を訪問し、当地の役場の職員の方々、町の人々、そしてNPO等関連団体の職員さんたちとの意見交換を行いました。トリップを通じてスタッフが聞き、そして目にしたものは、想像を超えて進む多文化共生社会と、そこで直面している様々な困難、そしてそれに立ち向かう人たちの奮闘と葛藤でした。

 今回の「報告会」では、私たちCrossoverスタッフは、トリップを通じて私たちが得た経験や気づきを報告・共有し、「異なる社会的・文化的背景で生きてきた人と共に生きるとはどういうことか」、「違いを乗り越えてより良い共生関係をともに築いていくために今の私たちにできることは何か」などの問いに、参加者全員でともに向き合い、責任ある共生社会の実現に向けて、私たち一人ひとりが出来ることを探っていきたいと思います。


 お時間・ご興味のある方は、以下及びCrossoverのウェブサイト(http://crossover21.net/co/crossover_21th/)をご覧頂き、7月23日(土)までに、以下のエントリーフォームに必要事項をご記載の上、お申込みをお願いします。
http://crossover21.net/co/event_entry/


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移民との共生の今を知るスタディ・トリップ報告会 ✖ これからの共生を考えるディスカッション大会
一緒に考えよう 責任ある共生社会に向けて、今の私にできること~ぐんまの多文化共生社会から見る、移民との共生の今と未来~
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《日時・場所》
■ 開催日  2016年7月31日(日)
      第一部(報告会&ディスカッション)12:00~16:00
      第二部(懇親会) 16:00~18:00 (同会場)
■ 料金    第一部 1,000円
     第二部 3,000円
■ 定員    60名
■ 応募締切  2016年7月23日(土)24:00
http://crossover21.net/co/event_entry/
※ 応募は先着順です。申込みをもって参加確定となります。
※ 会場定員に達した場合は受付けを終了させて頂きます。
■ 場所 東京医科歯科大学M&Dタワー ファカルティラウンジ
(JR御茶ノ水駅 徒歩2分)
■ 当日の流れ
✔ 12:00~13:30 報告会
トリップ参加者からの報告(パワーポイント等)
 (大泉町役場、 大泉町観光協会 、Jコミュニケーション 、あかつきの村)
  トリップ訪問先団体のゲストからのコメント等
✔ 13:30~14:00 休憩等
✔ 14:00~16:00 ディスカッション大会
参加者でグループに分かれ、外国人との共生についてディスカッション

✔ 16:00~18:00 第二部 懇親会(同会場)

■ 主催者からのメッセージ:
 本格的な少子高齢・人口減少社会の到来を前に、近年、労働者として外国人をこれまで以上に受け入れることの是非が議論されています。しかし、日本には既に200万人を超える外国籍の人々が暮らしています。
 また、中東・北アフリカの難民受け入れに揺れる欧州の状況を前に、日本の難民の受入について様々な意見が戦わされていますが、日本がかつて、ベトナム戦争、インドシナ紛争により故郷を追われた1万人以上の人々を難民として受け入れた経験について振り返る議論は余りなされているように見えません。
「移民受入の是非」についてそれぞれの主義主張を振りかざす前に、まず、足もとの現実やこれまでの歩みを認識したい、そして、そこから得られる学びや教訓を、しっかりと将来に活かしていきたい、こんな思いをもって、報告会を開催します。「多文化共生」というコンセプトに賛成の方も、慎重の方も、ご意見をお持ちの方も、是非お越し下さい。


■ こんな方にお勧めのイベントです〟
*2月のディスカッション大会に参加して、フォローアップ企画に関心がある!
*今日本で起きている、外国人との共生の現状について知りたい!
*外国人受け入れ経験者の生の声が聞きたい!
*移民・外国人の受入は反対だ!
*多文化共生社会は理想主義的に過ぎる!
*多文化共生の実現のために、自分に何ができるか考えてみたい!
*日本人も外国人も、共に幸せに生きる社会をつくる役に立ちたい!

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【メモ】
任意団体:官民協働ネットワークCrossover(設立:2002年)
- Crossoverは、官と民、営利と非営利、年齢や国境、あるいは前例や先入観など、身の回りにある様々な壁を乗り越える力を高め、社会問題解決に向けた協働のきっかけを創り出す触媒です。

- 2002年4月の立上げ以来、毎年数回主催してきた「異業種ディスカッション大会(ワークショップ)」等を通じて、多様な業種で働くビジネス・パーソン、中央省庁や地方自治体の職員、NPOのスタッフ、高校、大学、大学院で学ぶ学生、あるいは主婦、医師、会計士、税理士、社会起業家、フリーター、政治家、議員秘書、音楽家など、日常生活や仕事だけをしていたのでは出会うことの無い老若男女100名以上を集め、それぞれの立場を超えて、地域社会や日本、そして世界の問題解決に向けて、「自分たちは何ができるか」、「どうありたいか」をぶつけ合い、新しい気付きを得あうユニークな時間・空間を提供してきました。

Crossoverのスタッフは、社会問題を他人事ではなく自分の事として捉えて行動を起こす"人財"をつなげ、そうした人財たちが、より良い社会の実現に向けて、組織や立場の垣根を越えてアイディアを競い合い、共に汗を流す社会を実現したいと考えています。
サイト:http://crossover21.net/
スタッフ代表:池田洋一郎

(他主催団体データ)
新公益連盟
「ともに社会を変え、社会を創る」ことを目指して2016年に発足した社会的企業とNPOによるネットワーク。各団体が連携して事業によって社会変革を起こすと同時に、既存の社会の否定・批判ではなく、政府・行政に働きかけ制度変革へと繋げていくことによって社会的排除や抑圧、貧困や不正によって起こる様々な社会課題を解決に導くことを目的とする。

NPO法人 CROSS FIELDS
「社会の未来と組織の未来を切り拓くリーダーを創る」をミッションにかかげた2011年設立のNPO法人。日本企業の社員を新興国のNPOや社会的企業へと派遣し、本業のスキルを活かして現地の社会課題の解決に挑む「留職」の事業を展開。これまでに100人のビジネスパーソンをアジア8ヶ国に派遣した実績を持つ。