ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

主催:国立大学法人 宇都宮大学COC+推進室 後援:日光市、協力:SUKIMACHI 
9/24(土)・25(日)フィールドワーク&ワークショップ合宿「"地元で生きる"を考える@日光」大学生参加者募集(先着:24名)
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"生まれ育った地元をなんとかしたい"という問題意識を共有できる全国の大学生(学部生・院生)募集!

【このフィールドワーク&ワークショップ合宿の特徴】
・広大な面積を誇り、全国第3位、栃木県全体の2割を占め、様々な表情がある日光市での半日"街歩き(フィールドワーク)
・デザイン思考で設計されたワークショップ運営と2020年未来新聞創りと改革案コンテストのワクワク感
・男女問わず、"多様な大学生・院生による混成チームによる対話
・JR宇都宮駅に午前9時に土曜日に到着すれば、後は宇大バスで2日間の日光合宿
・地元を愛し、価値観を共有できる登壇者との対話と交流
・1泊2日、4食付きで、参加費は5,000円

宇都宮大学のCOC+事業はズバリ「地方創生」がテーマ。地元好きが全国から集結する9月最終週の週末は、密で熱い2日にしよう!

 最近よく語られることに、東京は大学入学などで、若者をブラックホールのように吸収するが、その後、幸せがなかな築けていないことがある。若者も、地元に戻って暮らしたいが、仕事がないのではと諦めてしまう・・・。

 人口減の中での少子高齢社会という極めて難しい環境中、これからどのように一人ひとりの自己実現や幸福は可能なのだろうか?「地方創生」については、日本各地で様々な取り組みや新しい動きが散見されるが、まだ緒に就いたばかりというところ。6月のNHKの調査でも「地方創生」の実現に向けて、交付金事業の内、国が先進的事例として紹介する75の事業について、自治体が自ら設定した目標を達成したものは4割に満たない惨状であることが明らかになっている。

 一方、「地域の担い手である若者や住民が"自分事"として自ら考え動くことなしには地域が変わる、生き方が変わる、働き方が変わることはない」ということと、"外部"の多様で新鮮な目はやはり価値づくりに有効ということがコンセンサスになってきた現状がある。栃木県が有する世界遺産の日光で、「地元(出身地)で生きる」をテーマに大学生が集まって対話と議論をする。実は日光市は広大な面積を誇り、全国第3位、栃木県全体の約22%を占めて、想像を超える多様な表情がある地域。そこで、宇都宮大学が一泊二日の「フィールドワーク&ワークショップ」のキャリア合宿を行う。

 参加費用もJRの宇都宮駅(東京駅から新幹線なら50分、在来線快速では約90分(注1)で片道料金は2千円弱)まで来ると、なんと4食・宿泊費込で5千円(当日払い)と大学生のフトコロにも優しい。ただ、宿泊地である宇大のセミナーハウスは奥日光にあり、バスでヘアピンカーブのいろは坂を越えるので、車酔いがキツイ学生にはお勧めできない。募集は定員24名(先着順)。後援に日光市、協力にSUKIMACHIが入っている。
注1:新幹線なら、「やまびこ125号」」は東京7:32⇒宇都宮8:21、「やまびこ205号」なら、東京7:44⇒宇都宮8:38、在来線の場合、当日は、JR上野東京ライン 列車名 ラビット 横浜6:15⇒川崎6:23⇒品川6:33⇒新橋6:37⇒東京6:42⇒上野6:49⇒大宮7:13⇒宇都宮8:18 で十分間に合う。

 今回は、"生まれ育った地元をなんとかしたい"という問題意識を共有できる全国の大学生(学部生・院生)の参加が望まれている。

 初日午後からは、広い日光市を6地区のチーム(①川治温泉②今市③日光神橋④足尾銅山⑤奥日光⑥霧降)に分かれ、フィールドワーク(テーマを持った街歩き)。夜は奥日光にある宿泊先である宇都宮大学のセミナーハウスに専用バスで行く。夜のセッションでは「日光で生きる!」をテーマに3名が参加者に語り掛け、議論する。インスピレーションを受けた後は、フィールドワーク(街歩き)での観察や取材、調査の成果をデザイン思考の手法に基づき共有し、各チームでブレスト。新サービス・新商品、新政策などに落とし込んでいく。地元で生きるには、新しいアイデアをどうマネタイズ(金銭化)していくかの術を身に着けることは近い将来役に立つ。2日目はワークショップから、チーム対抗の「日光改革プランと各地元への適用」をテーマに未来新聞作り、午後から発表・審査を楽しむスケジュール。午後3時に思い出の日光に別れを告げ、宇大バスで一路、JR宇都宮駅へ(到着は午後4時を予定)。

 夏でも涼しい日光で、参加者のGMT(ジモト)の将来を考える手がかりがつかめるだろう。この2日間の合宿中、以下のGMT5の話が聞けたり、意見交換ができる。

申込は以下の【資料】の申込パンフにあるが、Eメール・アドレスcocplus@cc.utsunomiya-u.ac.jp に、名前、性別、大学&学部名&学年、住所、本人携帯番号、保護者電話番号を記入し、件名:日光合宿申込として申し込めばよい。

GMT5 (=ジモトファイブ、敬称略)
日光市職員 田中 晃司
・・・産業環境部商工課商業振興係「ニコニコ本陣」担当。日光の地域活性とブランド力アップに邁進。

日光創新塾 今成綾
・・・「地域振興のためのリーダー育成」を目的に結成された「日光創新塾」の中心メンバー。

宇大農学部「さとびと」メンバー 布袋田 早紀
・・・日光市の限界集落、土呂部(どろぶ)地区の人や文化に魅せられ地域活性活動に従事。

日光西町再開発プロジェクト代表 吉田 公美
・・・美容室オーナーであり仲間とともに日光市の御用邸通り界隈の地域活性化に取り組んでいる。

任意団体SUKIMACHI 共同代表 桐本 瑛生・徳永 拓也
・・・桐本(石川県輪島市出身・東京農大4年)徳永(香川県高松市出身・日大4年)。地元(すきなまち)を発信する学生を増やし、若い世代の 「遊ぶ、働く、暮らす」選択肢を地元中心に広げることを目的とした大学生組織。 
    

【資料】
new0729 日光合宿チラシ裏面.pdf
日光合宿申込 パンフ.pdf

宇都宮大学ウェブサイトでの案内:
http://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/2016/08/004092.php