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JGAP寄稿者短信:「23歳の誕生日をインドネシアで迎えて込み上げる"感謝の想い"と『アセナビ』(ASEAN WORK NAVI)のこれから」 (鈴木佑豪さん、慶応義塾大学総合政策学部4年休学中)asenavi_logo.jpg


1年の区切りになるせっかくの機会なので、現状報告と皆様への感謝の気持ちを伝えさせてください。

現在、インドネシア•ジャカルタにいます。
イランで誕生日を迎えた去年の今頃は、まさか23歳の誕生日をここインドネシア、ASEANの地で迎えるとは思いもしませんでした。

「"ASEANで働く"を近くする!」と言って、4月に日本を飛び出してから5ヶ月が経ちます。マレーシア、ミャンマー、タイ、ラオス、ベトナム、カンボジア、シンガポール、ブルネイ、インドネシアと渡り、残すはラスト1カ国「フィリピン」のみになりました。

これまで110名以上のASEANで働く方にインタビューを行い、出会ってきた日本人の数だと400人は超えます。
ここまで多くのASEANで働く方と繋がり、ASEANを広く知る人は同世代に僕たち以外にいないって、今では自信持って言えるようにまでなりました。

自分達でゼロから創り上げた「アセナビ」(ASEAN WORK NAVI)は、着実に育っています。

http://asenavi.com/
見てくれる人も増え、知らない方からの問い合わせ、SNSで絡まれることも増えてきました。

「ゼロから創りあげたものに対して周りから反応をもらう」

今までの人生で味わったことのないこの感覚は、本当にたまりません。

振り返ってみれば、小学校の卒業アルバムの「将来の夢」には、「BIGになる!」とワケ分からないアホなことを書き、高2の時には「広い世界を見る!」と言い出し勝手にアメリカ留学を申し込んで、世界に足を踏み出しました。

部活を引退した高校3年生の夏である5年前から、訪れた国は20カ国に達しました。お金は全部バイトして賄って、自分の力で海外に出てきました。

なぜ小さな頃から「BIGになる!」とアホな事を言い続け、世界とこんなに触れたがってきた理由を考えてみました。

1つの理由は、自分はコンプレックスの固まりだから。
今でも、自分の嫌いな所だらけです。喋り下手、文章苦手、ロジック弱い、言語もスポーツも中途半端。。もう挙げればキリがないくらいです。

2つ目は、純粋に広い世界を見たかったから。
ハーフとして生まれ、"人とは違う"と意識しながら育ち、人と関わることが嫌で、閉じこもってました。でも、コンフォートゾーンを飛び出して自分と違う価値観と触れることがこんなにも刺激的で面白いことなのかと気づいてからは、国籍にかかわらず人と交流することが大好きです。

何が言いたいかって、こんな自分でも凄く幸せに生きてこれたのは、周りのサポートとほんの少しの自分の行動力があったからだと思います。

特に親にはこの歳になって素直に感謝するようになりました。
多様性の中で生かしてくれたおかげで今の自分がいます。

去年冬から一緒にアセナビを創り上げてきた相棒、早川遼。ここまでアセナビにハマってくれると思いませんでした。今日も一緒のベッドで仲良く寝ましょう。

今までインタビューに応じてくれたASEANで働く方々。貴方方のご協力がなければ、このプロジェクトは成り立ちません!今後も"伝える"ことを通じて、同世代の若者に広い価値観を提供していきます。
日本で応援してくれる友人達。理想と現実のギャップに苦しむ中、皆さんの「頑張って」の一言や、期待を感じられなかったら、どこかで心が折れていたかもしれません。

本当に、"感謝"の一言に尽きます!

今後についてですが、9/20に日本に帰国します。
「アセナビ」は、"取材最優先"から"発信"の方へシフトしていきます。
今まで貯めてきたネタを共有するのが楽しみで仕方ありません。

リアルな場で、"ASEANで働く"を一緒に考える機会を創出すべく、イベントも開催していきます。(1発目のイベントは10/1にSFCで開催予定)

同時に、「若者が海外へ飛び出しやすいプラットフォーム」を創るため、新規事業を構想中です。(ジャストアイデアを含め5つ)

つきまして、一緒にサービスを創り上げていく仲間、「アセナビ」のライターを募集しています!
「日本と世界を近くする」ための"事業創り"に興味のある方、メッセージ下さい。

ライターとしても、スピーカーとしても、男としても、人間としても、まだまだ未熟な私ですが、一人前になれるよう努力を重ねていきます。

「走りながら、考える!」

このポリシーだけはこれからも曲げず、23歳もユーゴーらしく崖に這いつくばってでも生きていきます。

今後もよろしくお願いします!

正直、ネット上でのご挨拶だけでは寂しいです。
また世界のどこかで、直接会って笑いながら話しましょう!

エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.118: 「"ASEANで働く"を近くするウェブメディア『ASEAN WORK NAVI』創りへの挑戦」(鈴木佑豪さん、慶応義塾大学総合政策学部4年休学中 ※東南アジア10カ国を奔走中)
http://japangap.jp/essay/2013/05/-aseanasean-work-navi-10.html 

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