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JGAP寄稿者短信:「日本の未来を担う若者へのメッセージ~地雷撤去の高山良二さん講演会」(中里和佳、芝浦工業大学)中里さん写真.jpg


芝浦工業大学の中里和佳です。
7ヶ月の世界一周に行っていて、つい1週間ほど前に帰って参りました!!
そして、この休学期間をフルに有効に使うため、もう次の行動へとアクションを起こしています。

『地雷撤去』
この言葉を日本人なら誰もが聞いたことのある言葉だと思います。

私は世界一周中にカンボジアを訪れた際に、カンボジアで地雷撤去の第一線で活躍されている高山良二さんという方のところを訪問しました。高山さんんが活動されている場所はタイとの国境付近にあり、かつては大量の地雷が埋められていた地域です。

そこで私は生でカンボジアというものを見させていただきました。
地雷爆破前に鳴り響くサイレン。
地雷の爆破は心臓まで爆破されたような衝撃。
それを見ている近くの子どもたち。
多くのものが不足しているけど、愛情と幸福感で満たされた村。

高山さんは「お金を渡すだけのハードな支援ではなく、問題の本質を見つめたソフトな支援を」と言います。その言葉通り、多くの時間をカンボジアの村で村人と一緒にすごし、一人一人と向き合った支援をしています。

地雷撤去作業だけではなく、井戸の支援、教育支援、仕事の支援など、本当に村の復興・自立を考えて活動されています。だからこそ、村人からの信頼もとても厚いです。

日本人はお金持ちなので、どうしても「募金した」「学校を建てた」というだけで支援してあげた気になりがちです。

しかし本物の海外援助ってなんだろう?

私はそのことをすごく考えさせられました。

なぜカンボジアで地雷撤去をしようと決めたのか?
どんな信念で、危険な作業にあたっているのか?
そこで見えてきたものとは?
本当のしあわせとは?
今後日本を担う若者へ期待することは?

10月27日(日)はぜひ高山さんの生の声を聴きに来てください。
高山さんの声をできるだけ多くの若者に届けるべく、私が自ら主催しています。
こんな貴重な機会はめったにないので、ぜひ参加していただけると嬉しいです。

「高山良二さん講演会」
https://www.facebook.com/events/638745116144486/?ref_newsfeed_story_type=regular

また、ぜひこのイベントのシェア・告知に協力していただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

フロンティア・フォーラム欄寄稿No.126:「理系女子の私が世界に飛び出したワケ」(中里和佳さん、 芝浦工業大学4年休学中)
http://japangap.jp/essay/2013/06/-4-1-1.html