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JGAP寄稿者短信:「新卒1年で会社を辞めた私が伝えたいこと 」(豊永奈帆子@香港) 豊永さん香港.jpg


 
新卒で会社を辞めてから1年が経ちました。


新卒で会社を辞めた私だからこそ、伝えられることがあるかもしれない。

そう思ったので、ブログを書くことにします。

伝えたいことは一つだけ。

「辛かったら、逃げてもいいんだよ。」

日本で働いていたときに苦しめられた言葉。

それは

「1社目の会社で3年は頑張れ!」

「1社目で頑張れない奴は、ほかの会社に行ってもダメだ。」

この言葉のせいで

どれだけの新社会人が欝病になったんだろう。過労死したんだろう。

自殺してしまったんだろう。

考えてしまいます。

海外に引っ越してからよく分かったこと。

それは、日本人がいかに「我慢強いか」ということです。

思えば、小さい頃から「辛くても頑張る」人になるように教育されてきました。

マラソン大会で歩いたら、先生に怒られました。

(オーストラリアの小学校のマラソン大会では歩く生徒だらけでも、誰も注意しない)

日本では

「みんなも頑張ってるから自分も頑張らないと」

という思いで無理をしてしまう人が多いと思います。

香港で驚いたこと。それは転職の頻度です。

友人が

「仕事やだー。怒鳴られるのがストレス」

と言い出したと思ったら、

数週間後には辞めています。


正直、もうちょっと我慢しても良いのに。。。。

と思うこともありますが、それでも無理して合わない環境に居続けて、

鬱病になったり、過労死するより100倍マシだと思います。


今の環境が辛くて「なんで生きてるんだろう」

と思うなら、手遅れになる前に環境を変えてみてください。

鬱病になる前に。過労死する前に。


最後に、私の環境を変える決断を後押ししてくれた本を紹介します。

「現状から逃げだしたいと思っているなら、逃げ出せばいい。
逃げ出した後に、できることがある。」


フロンティア・フォーラム欄寄稿 No.35「留学で変わった私の人生」 豊永奈帆子さん(当時、早稲田大学国際教養学部4年)※英文付
http://japangap.jp/essay/2012/01/post-9.html

ブログ「Napo's Way 海外就職2年目」: 
http://www.nahoko-toyonaga.com/2013/04/blog-post.html