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JGAP寄稿者短信:「この情報化社会において、英語は最強の武器」小山修平.jpg


小山 修平(eConnect Japan株式会社 代表取締役)

手に入る情報量は英語がわかるかわからないかで桁違いに変わる
これはぼくが日々感じていること。

インターネットで検索するにしても英語のものを含めるか含めないかで圧倒的な情報量の差があるのは歴然。ぼくは検索エンジンはGoogleをよく使いますが、デフォルトの設定は英語にしています。
Wikipediaでも同じこと。日本発のコンテンツなどを除いて、基本英語のページと日本語のページでは内容量に大きな差があります。

TEDを見るにしてもそう。英語がわかればほぼすべてのTEDトークを楽しむことができます。

最近米国ではオンラインコースをとりいれる大学もどんどん増えてきているので、英語さえわかればどこにいても一流の教育を受けることも可能な世界になるでしょう(もうなってきています)。

この情報で溢れかえっている世の中、最新で正確な情報を、なるべく早く入手することが、いかに大事なことかはわかりきったことで、Googleはそのためにアルゴリズムに日々改良を加えているんですよね。


確かな情報をより多くもっている方が有利 = 情報に英語でアクセスできるやつが強い
ぼくは2年以上前からTwitterで海外メディアをまとめてフォローし、便利な情報収集ツールにしています(@honyakupress というアカウントです!)。このアカウントでは、自分が気になった記事を可能であれば140文字(実際はリンクを貼るので120文字程度)で日本語要約してツイートする、ということを毎日やっています。これを続けるのはけっこう大変ですが、本当にためになります。Twitterとメディアというのは非常に相性がよく、すき間時間に情報収集することができます。

現在フォローしているメディアは、BBCやCNN、Huffington Post、Bloomberg、Reuterなどの海外の主要メディアから、TechCrunch、Mashable、The Next Webなどのテックメディア、さらにはUN、ヴァイラルメディアのBuzzFeedやDistractify、Upworthyなどさまざまです。その日のさける時間にもよりますが、毎日数百の記事が目に入ってきます。もちろん、その中でじっくり中身を読む記事は限られますし、その中で実際に要約する記事はもっと限られますが、Twitterのそのフィードをぱーっと見ているだけでも世界の情勢やホットなトピックがわかります。

そしてこれを2年以上やってきて思うのは、世の中には日本のメディアでは取り上げられてない記事やニュースが毎日膨大に流れているということ(ま、当然なんですが)。そしてその多くは英語でアクセスすれば知ることができるということ。

もちろん、日本で起こったことや、日本国内についての記事は、日本メディアのほうが詳しいので、日本語でアクセスしたほうがいいでしょう。ただ、3.11の津波や原発問題のようなトピックでは、報道規制という面から日本メディア、海外メディア両方から情報を得ると比較することができます。


日本語で調べて物足りなかったり、もっと深く知りたいと思ったときは英語で!
「海外旅行に行ったときに便利だから」とか、「海外で(と)ビジネスするときに有利だから」という理由ももちろんですが、個人的にはそれ以上にこの情報化社会をうまく生き抜くという面からも、英語は最重要スキルのひとつだと確信しています。

以上、当然といえば当然のことを書いたまでですが、「ネットで検索する」という多くのひとが日常的に行っていることに、英語の要素を取り入れるだけで、上達スピードも上がりますし、いままで以上の情報にアクセスすることができるんです。


※ブログ始めました!「shuheikoyama」:
http://shuheikoyama.com/blog/social-network-era-by-randi-zuckerberg/

2013年1月1日付エッセイ集 フロンティア・フォーラム  No.99「海外を旅し、世界を知り、日本を外から見ることの大切さ」
小山 修平さん(eConnect Japan株式会社 代表取締役、※当時24歳)
http://japangap.jp/essay/2013/01/post-39.html