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本年9月に入学する国際教養大学のギャップイヤー生10人による共同ブログ誕生!


 昨年秋の国際教養大学「ギャップイヤー入試」で合格した10人による「共同ブログ」が生まれた。

 このギャップイヤー生(gap year student)は、大学に入学していない「無所属」「猶予」の形だ。本年9月に大学入学する前に、高校までの惰性的な学習をいったんリセットし、主体的に次への学びの準備や問題意識を確認したり、就業意識を醸成しようというもの。本格的な英国型のギャップイヤーに近い。昨年誕生した東大の奨学金付ギャップイヤー制度(呼称:FLYプログラム)は、新入学生が入学したてでいきなり1年休学を取得して、国内外の社会体験(ボランティア・課外留学・旅等)や就業体験(インターンシップやワーホリ等)の修行を行うもの。

 さて、国際教養大学の「ギャップイヤー生」の活動予定(テーマ)は、他国と同様、ひとりで複数のジャンルに挑戦することが多い。「茶道習得、国際ボランティア活動、国際交流」、「日本・ブータン・デンマークの3カ国で"笑顔と幸福""調査、東日本大震災被災地でのボランティア写真の撮影技術向上」、「京都でのアルバイト、カナダでのボランティア、異文化交流」などがある。

 一方、ある意味シングルイシューであるが、持病である脳脊髄液減少症を世界に認知させるため、「1.地域で全教員向けのセミナーを開催する。2. 地元の小・中・高校全70校を訪問し、養護教諭の先生方の認知度を底上げする。3. 海外での認知度はどの程度か、最終目標達成のため外国人患者の話を聞く」などもある。

"高校卒業、大学入学未満"な学生たちが、国内外でギャップイヤーを経験してのワクワク、ドキドキの学びや失敗のレポートが楽しみだ。

(参考)ギャップイヤー生の共同ブログ:http://ameblo.jp/aiu-gapyear-blog/ 

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http://japangap.jp/info/2014/01/131-jgap.html