JGAP寄稿者短信:「多様な寄付の形の模索~BARの売上の一部でカンボジアに井戸を寄贈!」![]()
今年3月に地元神戸でBarをオープンしました。
(店のマスターは知人にお願いし、出資のみですが・・・)
もちろん自分自身が楽しめる空間として、そして友達もそこで楽しめるということで、Barをしようということになったのですが、自分と友達以外の第三者、あるいは広義には世界にとってもなにかイイ場所にしたいと思い、このBar 88(eighty-eight)では、Drink for Good :) をコンセプトに、売上の一部(〜10%)を様々な団体や活動に寄付することにしました。
そしてオープンから約3ヶ月の売上の一部を知人が代表を勤めるNPO法人に寄付、そのお金でカンボジアに井戸をひとつ寄贈できることになりました。
そして今月、それが出来上がったということで、ちょうど現地にいく予定だったNPO法人の方々と一緒にカンボジアにおもむき、実際に村民の生活を目でみたり、感謝の声を聞くことができました。
いまは完成したところなのでまだ地下水の量が十分でないそうですが、今は雨期なので特に問題なく、本当に水が必要になる次の乾期には地下水が十分に使えるようになるとのことで安心しました。
なんでも7世帯以上、40人以上の村人が利用できる予定とのことで大満足。
ボランティアだけが社会貢献の仕方ではない
社会貢献の仕方はいろいろあります。
1. 事業ではなくボランティア活動として
2. 社会問題それ自体をビジネスにするソーシャルビジネスとして
3. 社会問題とは異なる分野や業種で事業をし、その利益の一部で
1のケースでは、何か単発的なもの(例えば大地震や洪水・台風など)の支援としてはいいと思いますが、社会問題など長期的に支援が必要なものには、継続性に欠ける恐れがあるのではないかと思います。多くのボランティア活動やNPO団体は寄付に頼りがちで、こういうスタイルは継続が不安定である場合が多いのではないでしょうか。
2のケースは、いま流行の社会起業というキーワードにも結びつくものです。有名な例は、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏のマイクロファイナンス(グラミン銀行)ですね。これはもしビジネスモデルが見つかり、さらにしっかりとした収益がでて持続性があるようなら問題ないでしょうが、社会問題自体をビジネスにすることはそう簡単ではないはずです。
今回、ぼくがとった3のケースは、個人的には1, 2に比べて行動に移すときのハードルが比較的低く、継続もそれなりに可能な手法ではないかと思っています。実際、これは多くの企業がCSRとして取り入れている手法で、広く知れ渡っているでしょう。
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Sustainability is key
「なにか発展途上国のために活動したい、社会問題に取り組みたい」と考えるとき、その支援活動は継続性が必要なものなのか、必要であればしっかり継続できる体制になっているか、ということをしっかり考慮するべきだと思います。
せっかくいいことを始めても、継続しなければ単発で終わってしまい、満足な成果がでないということになってしまいます。
そういう面でも、個人的にはやはり支援にはある程度ビジネスの要素を取り入れ、継続的な収益が望めるような体制が理想ではないかと思っています。
今回のBarでの取り組みは小さなことでもなにか自分にできることはないか、してみたいと思って始めたことですが、そのいわば自己満足の追求によって少しでも世の中の困っているひとの役に立てて、そして「せっかく神戸(三宮)で飲むんだったらBar 88で」とお客さんが集まってきてくれれば売上にもいい影響がでて、寄付金の増額にもつながるいい循環ができるのでは、と希望的観測をしています。
まだまだオープンして数ヶ月、これから少しずつにはなりますが、様々な団体・活動への寄付を継続し、社会的意義・価値あるBarというものを目指します。
みんながいつも通りおいしく楽しく飲んで、それで世の中がちょっとでもよくなればよりHappyです。
最後に、売上の一部の寄付先として、さまざまなNPO等を紹介していただけると幸いです。
小額ではありますが、毎年数回、数ヶ月分の売上の一部をまとめて寄付する予定です。
宜しくお願い致します。
2013年1月1日付 No.99「海外を旅し、世界を知り、日本を外から見ることの大切さ」 (小山 修平さん、eConnect Japan株式会社 代表取締役、24歳)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2013/01/post-39.html
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