ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

JGAP寄稿者短信:「旅行サービス始めました!~たびのたつじん」(杉山 佳範) 


 ドイツから帰国後、大学院を中退してはや2年半。

 最近、2回目になる退職を済ませました。ギャップイヤーでまるっと1年間ドイツで過ごしてからというもの、人とズレることに対しての恐怖感や焦りなどが全くなくなりました。

 それは、ドイツで出会った30歳の大学1年生や卒業出来るけど勉強したいから5年生まで勉強すると言った友人、その他にも色々と自分の常識からは離れたものに触れることが出来たおかげだと思います。

 そのおかげで、帰国直後には大学院を中退し、腕一本で生きていく職人のようなエンジニアをやる決意とともにキャリアを歩んでいます。

 色々思うことはあっても、やはり人間なので気を抜くと「毎月お金をもらえる」「上から降って来た仕事をやってれば良い」「本当にやりたいことには、時間が足りない」など、安定したことに対して無条件に思考放棄したり言い訳をしたりし始めてしまいます。

 それを防ぐために3ヶ月に1回

 「今無職だとして、他の会社に入るチャンスがあるとしても、この会社にもう一度入るかな?」
と自問するようにしています。ここで答えが鈍るようならそれが何故かを突き詰めます。結構オススメなので、ふとした時にやってみてください。

 その自問の結果、2社目を退職し、今は旅行系サービスのスタートアップに加わることになりました!

たびのたつじん
http://tabitatsu.jp/
たびのたつじん.png
 簡単に言うと「海外旅行する時に、そこに住んでる日本人に案内をしてもらえる」サービスです。

 現地に友達が居ると、ガイドブックに載ってないお店に連れて行けたり、面白いアクティビティができたりします。一方で、友達が居ないと旅行会社などが用意するオプショナルツアーにしか頼れないというのが現状です。

 そこで、海外にいる日本人の方に独自でツアーを企画してもらって案内してもらうことで、日本人の方に日本語で現地の面白いアクティビティやお店や街などを案内してもらおうというサービスです!

ドイツで一年暮らしていた時に、英語やドイツ語が喋れないばっかりにもっと面白い旅行ができるはずなのにもったいないな、という方を何人も見て来たので、このサービスで海外に遊びに行く人に思いっきり100%楽しんでもらいたいと思います!

杉山 佳範

2011年12月14日付 エッセイ集 フロンティア・フォーラムNo20:「常識を打ち破り、選択しろ!」(杉山 佳範さん、大阪府立大学大学院理学系研究科2年=休学中 ※当時): http://japangap.jp/essay/2011/12/post-6.html

ブログ(はらぺこ)http://sugi511.hatenadiary.jp/