JGAP寄稿者短信:「思考の整理:僕がイベントをやる理由」(川角健太)
最近将来について考えることが多く、たくさんの人に話している中で考えがまとまってきたので、ブログに吐き出していこうと思います。
僕はいま、"イベンター"を主な日常として生きています。去年からイベントを創りはじめ、以下のような活動をしてきました。
・友達の友達は友達! 『友会』
・ヒッチハイクで世界を変える! 『Hitch DREAM』
・新しい一歩を踏み出す人が生まれ続ける場! 『きっかけパスポート』
・胸に秘めていることを吐き出そう! 『ぶっちゃけトーーーーク!』
・日本に野宿文化を! 『野宿パッカーズ』
・伊豆大島の魅力を知る! 『島★キャン』
他にもいろいろお手伝いしたこともありますが、1年半で主に以上の活動をしてきました。
今の僕しか知らない人は、言います。
「スミス(=僕のあだ名)は前からそういう人なんでしょ?君だからできるんだ。」
それは、全くの誤解です。
そもそも、イベントを創れるような人間ではありませんでした。むしろ真逆というか、縁もゆかりもない人間でした。
人前で話すのは苦手、周りの目ばかりを気にする、段取りが悪い、要領も悪い・・・。できない理由はたくさんありました。
何より、自分にイベントを開く力がないという 自信のなさ。
そんな僕がイベントを開くようになったのは、休学して日本一周とアメリカ横断の旅をやり遂げてからでした。
特に大きかったのは、日本一周後の気づき。
『自分が得たことを、人へ返していく"橋渡しのような存在"になること』が、将来の目標になりました。
そこで自分の中に、ある種の使命感が生まれます。
「どうやって、この経験を別の誰かへ返していこう。」
その還元先はいくらでもあると思います。でも、その中で一番自分に適していたのが「イベント」という手段でした。
僕のイベントは基本的に二つの軸で出来上がっています。
出会い × きっかけ
友会のコンセプトにもありますが、友達同士をつなげることが僕の中で一番の役割だと感じました。幸いなことに多くの人と御縁をいただく運をもっているので、それを活かすにはその人同士をつなげることかと。
僕は旅人でフラフラしているので、いろんなコミュニティの仲間がいます。しかし、それぞれのコミュニティに属している人は、そこで完結していることが多いと感じました。
全く普段関わらない人と出会うこと。それが、今までなかった新しい価値観を生み、新たな可能性を生み出すことになると思います。
そしてもう一つの軸。きっかけ。
これは、その人たちが何かの"キーワード"で集まること。
ヒッチハイク、野宿、旅・・・自分が今までやってきたこと。伝えたいことも、伝えられるスキルや経験もあるもの。その経験を『それをやってみたい』と思っているけど一歩踏み出せてない人が挑戦できるきっかけになる。それも自分の使命だと感じました。
これが僕のイベントの軸であり、使命感です。
イベントを創りはじめて、多くの人に言われることがあります。
「イベントを創るなんて、人脈がないとできないよね。」
それを聴いて、初めて分かりました。旅をしながら、それまでの学生生活を過ごしながら、本当に多くの人と出会えて来れたんだと。そして、その人間関係を築いてこれたのだと。
自分に人脈があるとは思っていませんでしたが、そういわれるとそうかもしれません。でも、それって自分が今まで培ってきたつながりを活かして、誰かのためになっていると気づきました。
僕は旅が好きです。旅というフィールドが、僕を一番成長させてくれます。
しかし、自己完結してはもったいない。
旅での経験、得たスキル、そして、出会った人たちとのつながり。言ってしまえば、旅に限らず日常で得たことももちろんそうです。
それを活かして、もっと広めていく。その手段として、旅や日常生活で得たことのアウトプット場として、イベントがあったのです。
それはある意味、自分にしかできないことだと思ってます。
こういう想いで、イベントを創っています。
それが、最近になってわかりました^^
一種の使命感から、イベントを創りはじめたということですね。
そして、"イベンター"として生きてきて思ったことは。
やっぱり、楽しいです!
終わったときの参加者さんたちが「ありがとう!」って言って笑顔でキラキラしている姿。それを観ると僕は、イベントをやって良かったと思えます。
だからもう、やめられないです^^
==========================
そんな僕が、人生で一番力を入れて、命をかけて創っているイベント。それが、きっかけパスポートです。
『新しい一歩を踏み出す人が生まれ続ける場』を理念に開催する、多くのきっかけにあふれた空間です。
今まで出会った多くの人が、力を貸してくれています。すべて、人とのつながりで創っているイベント。心と心で繋がった人が、想いをカタチにしていく空間です。
当日は300人が集まります。様々な人生と出会い、この日が新しい人生の"きっかけ"になる仕掛けがたくさんあります。
史上最高のイベントだと、胸を張って言えます。本気で、創っています。
ホームページもできたので、ぜひ一度ご覧になってください。
人が本気で創ったイベントに触れてみたい人。
パッとしない毎日にインパクトがほしい人。
新しい出逢いを求めている人。
きっかけが欲しい人。
理由は、人それぞれで良いと思います。
大切なのは、『一歩踏み出したい』という気持ち。そのような、すべての人に贈るイベントです。
10月12日。ぜひ、小松川区民館へいらしてください。
生涯忘れられない1日が、待っています。
2013年3月31日付 エッセイ集 フロンティア・フォーラムNo.113:「一生のうちのたかが1年、されど1年!~僕はこんなギャップイヤーを送りました」 (川角健太さん、法政大学人間環境学部3年次休学中 ※当時): http://japangap.jp/essay/2013/03/-3.html
ブログ「しあわせのたび」:http://world-jumper-kenta.at.webry.info/