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JGAP寄稿者短信:「25歳になりました。」藪内さん顔.jpg


一週間ほど前の話ですが、誕生日を迎えました。

25歳になりました。


ここ数年は、1時間、1日、1週間、1ヶ月が異様に長く感じられ、自分ではもう28年くらい生きている気がします(笑)

(あと、昔から実年齢以上に見られることが多いのでそれも影響しているのかもしれません)

毎年、誕生日を迎えた後にはブログを書いていたので、今回も筆を走らせてみようと思いました。

ちなみにこちらが、去年の今頃に書いた記事です。
人生25年目は

さて、去年一年を振り返ってみて思うこと、印象深いこと。

①大きな病気もなく、事故にも巻き込まれず、健康に過ごせた(もう丸二年くらい風邪は引いていないと思う)

②トルコに旅行に行った時にビジネスクラスに乗れたこと(オーバブッキングでの振り替え)→「今度は自分で稼いだ金を払って使いな!」という、メッセージだったんじゃないかと。仕事に精を出せ、ということだったのかな、と思っています。

③少しずつ、自分の進む道が決まって来た→20歳前後からいろんなことに手を出してはふらふらしてきましたが、その中で出会った人の中で、今でもお世話になっている人が少なからずいます。

こういう人や世界と「縁がある」と思っていて、恐らく、この人たちには今後もお世話になるでしょう。人生の先輩方が多く、その人たちの背中から教わることも多いですし、純粋に尊敬する方ばかりです。

そんな人たちに囲まれていることが貴重なことだと思いますし、繋がりが切れなかったことにも「相性の良さ」が現れているのかな、と。

「こんな人たちと、こんなことしてるのかなー」ということが、まだもやっとではありますが、以前よりははっきりとしてきていることに気づきました。少しずつ、自分の道がはっきりと、狭まってきた1年だったと思います。

④自分の身体を見つめ直す機会を得た
→これは数ヶ月前に挑戦したデトックスの話です。今まで意識しなかった身体の調子や付き合い方に対して、学びがあって考えることができました。これからは精神だけでなく、一層身体にも気を遣うようにもしようと思います。


1年を通して、ふらふらはしていたけれど軸は大きくぶれなかったなー、というのが振り返っての印象。自分なりのテーマがあったり、今までお世話になった人からの紹介や声かけに応じて、足を運ぶ場所、飛び込む環境を(自然と)選んでいたのかもしれません。


最近思うのですが、ふらふらするにも基盤というか、軸は必要なんですよね。それは経済的な基盤もそうですし、価値観といった精神的な軸でもある。

☆☆☆

さて、ではこの1年はどんな風に生きていこうか、ということですが、一つには「自分の土台を固めよう」と思っています(というか、既に動き始めています)。

ここ2年くらい、大学卒業してから会社を辞めざるを得なくなり、自分で試行錯誤もしてきましたが、そろそろ自分の土台、基盤をしっかりと立てないといけないと思っています。将来のことも考えると(決して悲観的な意味ではなく、自分のやりたいことをするために、という意味で)、この数年が勝負になるかな、と思っています。

具体的なことについては、またおいおい説明することができればと思っていますが(何も疚しいことはしていません笑)、この一年は、「深海に潜り込む」ような年になるでしょう。

今まで積み上ってきたものを起点にして、広がりは意識しつつも、根っことなる土台を更に強化する一年にします(まあ、仕事の基盤ですね。)


あとは、家族。

最近、子どもをめちゃくちゃ可愛く思うようになりました。
(いや、大学時代もそんなことを思っていた時期はありました。)

簡単にいうと、子どもが欲しい。子ども育てたい。

その上で(上位概念かどうかよくわかりませんが)素敵な家庭も築き上げたい。

デトックスがきっかけになっているのかもしれません。
自分の身体のこと、パートナーの身体のこと、子ども...。

家庭を築くためにも、経済的な基盤が必要です。

結局、全部繋がっているんですよね。自分のこと、基盤のこと、相手のこと、子どものこと、仕事のこと、家庭のこと。

自分が今生きているこの世界までやってきたのも、振り返ってみたら結節点がきちんと存在していました。

今まで以上に繋がりは意識して生きていきたいです。


そしてもう一つ。

正直に生きる。

自分に対しても、相手に対しても。

ワクワクしないことには手を出さない。付き合いたくない人とは付き合わない。

打ち込めることにはとことん打ち込む。恩を感じる人に対しては恩返しをする。
(「恩送り」という言葉もあるそうですが、やっぱり「返す」のが大事なんじゃないかな。というか、返したい。)

これに関しては、ここ数年で実践できているのであまり深刻に考えてはいませんが、もう少し「捨てる力」「断る力」が欲しいですね。この一年で欲しいものとすればこの二点でしょうか。

流れに抗うことなく、時には自然に身を任せて、今を噛み締めてこの一年も生きていくことにします。

1年後にはどうなっているんでしょう、どこに辿り着いているんでしょう。

一つ、辿り着きたい場所はありますが、他のことはよく分からない。それでも、辿り着けなかったことも受け入れて前に進んで行きたい。
参考:「変化し続ける自分を、納得しながら楽しむ」



さて、今書いたブログを読み返してみましたが、これホントに25歳が考えて書いた文章なんでしょうか(笑)
(そして、具体的なことを殆ど書いていない気がする...)


皆様、この一年もよろしくお願いします。

(関連記事)
8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/