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海外ギャップイヤー事情 英国編:「ギャップイヤー保険とはそもそもどんなもの?!」の巻ギャップイヤー.jpg


 英国のCoverCloud(カバークラウド)は、アキュメン保険サービス会社のマーケティングブランドで、一か所で総合サービスを行える様々な保険商品を取り扱えることを目的としている。イギリス国内で有名な旅行保険会社と協力して、あらゆる年齢に対応できる高水準の補償とサービスで、低価格で十分に価値ある旅行保険を提供している。そのサイトに、「バックパッカー及びギャップイヤー用保険」という特集が掲出された。


Backpacker and Gap Year Insurance(バックパッカー及びギャップイヤー用保険)とは?
 もし世界の果ての隅々まで長期の旅行を計画しているなら、カバークラウドのバックパッカー用保険は必要な補償を提供してくれるのに最適だという。仮に海外で酒場や果樹園での仕事などを含む臨時の仕事に就いた場合でさえもカバーできる保険だ。概要は以下の通り。

*医療費は300万ポンド(5.5億円)まで補償。
*24時間・365日緊急支援対応可。
*個人傷害保険が一人当たり5,000ポンド(約92万円)まで補償。
*18歳~69歳まで、1ヶ月~12ヶ月の保険カバー。
*地域選択は、ヨーロッパ、オーストラリア、あるいは世界中。
*医療保険保障ポリシーにおいて非常に優れた商品である。

 契約前発病、及び70歳以上の人に関しての補償は別途調べること。逆にいえば、70歳未満でも「ギャップイヤー保険」に加入できることになる。昨今、「grey gap year」と呼ばれる中高年の定年以前の新たな社会体験(ボランティアや課外留学)や就業体験のギャップイヤーも増えていることがこの年齢制限のゆるさに関わっているのかもれない。

 なぜカバークラウドが休暇用保険として優れているかだが、24時間体制で緊急医療事態に対応でき、また本国送還サービスもあるので、本人もまたその家族も安心していられるからだ。

 このタイプの全ての保険にあるように、いわゆる除外や免責、カバーできないこともあるので、必ず重要な免責については確認しておくように。

*イギリス国内、チャネル諸島、あるいはマン島に永住している人のみに保険は適用される。
*ヨーロッパ、またはその他「世界旅行」をカバーできる補償年齢については最長79歳までだが、ウィンタースポーツ用の保険は最長69歳までしかカバーできない。


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子

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http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

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