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4/17(金)19時~ 石倉洋子さんの第25回「Davos Experience in Tokyo」参加者募集!
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東京に居ながらにして、ダボスが体験できる!~今回のテーマは「テクノロジーやイノベーションで農業や食を身近なものに」


■今回のセッション概要
第25回のテーマ: 「テクノロジーやイノベーションで農業や食を身近なものに」

 今回は、加藤百合子さんをゲストに迎え、最近メディアで目につく「農業」や「食」の分野で起こりつつあるイノベーションについて考える。「食」は、水資源、飢餓、貧困、健康など、多様な世界の課題に直結している。「農業」は私たちの周りで考えても、国内自給率、農業従事者の高齢化、政治への影響、TPPを初めとする外交政策まで、幅広い課題と関連している。おいしく新鮮で安全な食は、誰もが求める一方、農業や食の分野には、画期的なイノベーションや新しいテクノロジーの活用があまり見られないようにも思われる。これだけテクノロジーが進み、新しいやり方が登場する中、農業だけが従来のまま変わらないとは考えられない。

 m2-Labo.(エムスクエア・ラボ)を2009年に起業した加藤百合子さんは、エンジニアの知識や技術、NASAや産業機械の開発に携わった経験から、農家と購入者を結び付けたり(ベジプロバイダー事業)、ロボットやセンサーを農業に応用して課題を解決しよう(フィールドセンサー)とするばかりでなく、南北に長いという日本の立地条件を活用して、世界に日本の農業を発信しようとしている。加藤さんの提唱する「農業x観光、工業、教育...」という組み合わせのコンセプトを具体化するアイディアを今回一緒に考えてみる。

 加藤さんは、日本政策投資銀行の女性起業家ビジネス・プラン・コンテストの第1回大賞受賞者で、経済財政諮問会議の「選択する未来」委員会委員、日本経済新聞電子版で連載されている経営者ブログ で人気のあるビジネス・リーダーでもある。

 第25回の「ダボスの経験を東京で」では、「農業改革」やTPPが話題になる中、新しい視点から「農業」や「食」を考える。農協、政治家、流通、消費者、海外の農業生産者などさまざまなステークホルダーの利害が複雑にからむ農業と食の分野、皆さんにロールプレイをしていただくことも計画している。

 会場は、ウィルソン・ラーニング イノベーションセンター(東京都港区六本木一丁目10番6号)。

※詳細・申込は、以下のサイトから
http://www.wlw.co.jp/davos/
尚、「学生」は社会人の半額で参加できるので、申込サイトをよく読もう!

(参考情報)
■『ダボスの経験を東京で』の開催の背景
 日本では世界的な課題について英語で議論し、解決案を考え、実行する場が少ないのが現状です。
 もっと世界を舞台に、堂々と議論できる人を育てようという目的からから毎月行われているのが、一橋大学名誉教授の石倉洋子が担当するプロジェクト「ダボスの経験を東京で」(Davos experience in Tokyo、以降「DEX」)シリーズです。このシリーズは、世界の課題に関心が高く、将来ダボスのような会合に参加したいと考える方々と共に、世界的な課題について英語で議論を交わし、自身の洞察を深めることを目的としています。 http://dex.tokyo

 このシリーズでは、
1.ダボスで世界のリーダーが行っている議論、今ホットな世界のテーマや課題を、その場でグループ別に、英語でブレーンストーミングする。つまり、ダボスで行われているような知的活動を東京で少人数のグループに分かれ、英語で行う。
2.見る、聞くだけでなく、自分たちが当事者として、テーマを選び、考え、表現し、議論する。
3.同じような関心を持つ人々と会い、ともに活動する契機をもつ
ことを目指し、毎月一度(通常金曜日) 19:00開場  19:30~21:30開催されています。

■セッションの目的
世界の課題に関心が高く、将来ダボスのような会合に参加したいと考える方々と共に、世界的な課題について英語で議論を交わし、自身の洞察を深めることです。

(参考:JGAPインタビュー)
「 留学、ボランティア、そして7年間のフリーター経験を今につなげる大学教授」 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科前教授 石倉洋子さん-私のGAP YEAR時代 2011年5月30日付 http://japangap.jp/gapyear/2011/05/003.html