JGAP寄稿者短信:「 小さな頃から多様性に触れるということ」(檜垣賢一、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)![]()
写真は、毎週お手伝いをしているモンテッソーリ幼稚園の子供たちです。
アメリカではごく普通の光景ですが、見ての通り、肌の色、髪質、目の色など様々な特徴を持った子供たちが1つの屋根の下で毎日共に学び、じゃれあい、時には喧嘩をしたり、生活をしています。
身体的な特徴の違いは、もっともわかりやすい多様性の1つですが、ニューヨークの子供たちは小さな頃から自分とは違う特徴をもった人と一緒に生活することで、徐々に多様性を受け入れる心を育てている印象を持ちます。(おそらく子供たちは無意識だと思いますが) 「年を重ねれば重ねるほど、保守的になる。」という言葉をよく耳にしますが、その反対で若ければ若いほど新しいもの、はたまた自分が持っていないものに対して柔軟に受け入れることができるキャパシティー(能力)を培うことができるのではないのかと僕は思います。ニューヨークの多様性の中の共存が実現されている理由の一つは、 子どもの時から自然と多様性に寛容な精神を育んでいることに帰するのではないのかなと思うこの頃です。
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今では日本でも「多様性が重要だ!」などと様々なところで声高々に叫ばれていますが、特にほぼ単一民族で構成されている日本、つまり生まれながらにして同じ特徴をもった人に囲まれてしまう環境で育った人にとっては、いきなり馴染みがない文化、自分とは違う考えなどを受け入れることはそう簡単なことではありません。
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自分にとって「当たり前」であったことが覆ること を受け入れること、特にもしそのことがそれまでの当たり前の生活、心地よい日々に何かしらの(マイナスな)変化を与えるのであれば、なおさら大きなハードルとなりかねません。さらに、急激な変化は反発も起こりうるものです。
「ローマは一日にして成らず。」ですね。日本でも、より一層 一人一人の個性が存分に発揮できる社会となり、また"多様性の中の共存" が実現された社会になることを祈ってやみません。
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(関連記事)
JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム「道がないところに道を作る。」(檜垣賢一さん、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)
http://japangap.jp/essay/2014/11/3-5.html
Website「多様性の中の共存を目指して。」:http://www.kenichihigaki.com/
1月22日付JGAP寄稿者短信:「すべての人にとって住みやすい街を目指して~バリアフリー社会 北欧フィンランド・ヘルシンキ」 http://japangap.jp/info/2015/01/jgap3-4.html
ブログ「井の中の蛙、大海を知る。」
→[http://www.kenichihigaki.com/#!blog/c831]

