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JGAP寄稿者短信:「海外ボランティアのすゝめ」(荒井昭則、東京工業大学金属工学科 4年次休学中)新しい新井さん.jpg

☑海外ボランティアのすゝめ 第一章 ~「学び」とは~
 「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」と言えり。されば、天より人を生ずるには、万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤上下の差別なく、
(中略)
 されども今、広くこの人間世界お見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるはなんぞや。『実語教』に、「人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり」とあり。されば賢人と愚人との別は学ぶと学ばざるとによりてできるものなり。

 福沢諭吉の「学問のすゝめ 初編 第一段落」の文章です。
天は人の上にも下にも人間を作らない、つまり平等であるのに、貧富の差や、かしこさの差が出来てしまっている。昔の教えに、その差は学ぶか学ばないかで生まれるとあります。

では、現代でその差を生み出している「学び」とは一体何なのでしょうか?
数学や理科などの「学び」、スポーツや芸術などの「学び」、そして海外ボランティアとしての「学び」が挙げられます。


☑海外ボランティアのすゝめ 第二章 ~「比較」すること~
 何が「貴いか」。何が「賢いか」。何が「正しいか」。この問いに対して自分なりの答えを見つけていきましょう。
学ぶ上で必要なのは「比較」です。自分が今いる環境、今周りにいる人とは違った場所・人と関わり「比較」することで見えてきます。

 あくまで「貴さ」や「賢さ」は相対的なものです。なので、今の自分が見ているものを基準とし、他のものを測ってみましょう。
ここでオススメなのが、海外ボランティアです。

 まず、日本よりも物価、宗教、考え方が違う海外の国に行ってみることが、「学ぶ」上でのポイントになると思います。
次にボランティアをオススメします。例えば、旅としてネパールに行った場合、食事を手で食べることはほとんどありません。ですが、ボランティアで行った場合現地の人と、触れ合い生活し、食事も手で食べることになります。ここには多くの発見のチャンスがあります。ボランティアというのも「学び」のポイントの一つです。


☑海外ボランティアのすゝめ 第三章 ~「物差し」の確立~
 今日本は、安保法案の問題、米軍基地移転の問題、様々な問題を抱えています。
それに対し、一般の国民が「学べる」場というのはテレビ、インターネット、SNSなど様々な場があります。ただ、その莫大な情報量の影響で、「いったい何が正しいの?」と自分の中の「物差し」を見失うことがあります。

 今一人ひとりに求められていることは、まずその「物差し」を確立することだと考えられます。

 何が「貴いか」。何が「賢いか」。何が「正しいか」。この問いに対して自分なりの答えを見つけるということです。
そのためにも、外の世界に出て、自分の周りとは違った環境で、様々な人と交流し、海外ボランティアという「学び」に挑戦してみましょう。

 現在私は休学し、そんな「学び」を行っています。自分の中にクロムモリブデン鋼(ビッカース硬さ302~415Hv)のような硬い「物差し」を確立させたいと思っています。
良ければブログもチェックしてみてください。
http://sekayume.com/


最後までお読みいただきありがとうございます。

プロフィール:
荒井昭則
東京工業大学金属工学科 4年次休学中
WEBSITE: http://sekayume.com/
Twitter:@inu_gao
Facebook: https://www.facebook.com/akinori.arai.0311

(関連記事
2015年5月1日付
No.216:「ボランティアで世界を変える」(荒井昭則さん、東京工業大学金属工学科 4年次休学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム:
http://japangap.jp/essay/2015/05/-4-4.html

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