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JGAP寄稿者短信:「始めました、バンドゥンでシェアハウス!」 釜我 昌武@インドネシア釜我さん4.JPG

1年間に渡るローカルな一軒家での身のあるタフな生活を終え、ようやく引っ越しました!


 大量かつ多種多様な虫の発生(アリ、羽アリ、巨大グモ、ゴキブリ)、10度以上に渡る洪水被害、雨期の連日続く雨のせいで発生した雨漏り、雨漏りなどが原因となった湿気から来るカビの大量発生、などなど非常に多くの面白く貴重な経験をさせて頂いた1年間でした。

 とは言っても、正直なところ、バンドゥンという街が赤道直下の高地に位置していることもあって、まるで夏の軽井沢のように風は涼しく、そして優しく、それが快適なため、特段、大きな問題としては感じませんでした。強いていえば、気温が20℃を切る中での朝晩の水浴び(お湯がない)が大変寒かったことと、早朝3時ぐらいに必ず動き出す近所のバイクの音、午前4時半ごろの至近距離にあるモスクからの大音量のアザーンの音による睡眠への影響があったことぐらいが、ちょっと辛かったことです。

そして、一転して、今回の新居・・・!
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 場所は、バンドゥンの市街部からやや外れた丘の上にあり、大学教授たちが集中的に住むエリアです。バンドゥン市街地に比べても非常に涼しく、家の雰囲気はまるでヴィラ。インドネシアや新興国特有の喧騒感を感じることもなく、大変静かです。夜などはくしゃみの音が周囲に響き渡るぐらいに静かです。家の前の木に、リスがたくさんいたり、サルの群れが通りかかったり、自然にも溢れ、何とも平和でのどかな環境です。

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 しかも今回の新居は、私だけの住まいではありません。日本とインドネシアの環境をより良くするような活動に勤しむ面白い日本人が7人(1人は赤ん坊)でシェアハウスをします。現在、東南アジアの中でも大変勢いのあるインドネシアにある、最もクリエイティブな街と言われるこのバンドゥンで、面白いことに挑戦し続ける気概のある日本人が集まり、日々切磋琢磨していくことで、どんな価値が生まれていくのか自分自身でも大変楽しみです!


 私は、まず、「バンドゥンージャパンフェスティバル2014」(下記記事ご参照)を10月に開催します。既にバンドゥン市政府、バンドゥン市観光局、国際交流基金ジャカルタ日本文化センターから後援を頂いており、日系大手企業のスポンサーも決まり、順調に走り始めております。バンドゥンという街はまだまだ日系企業が少ないのですが、ジャカルタなどにある日系企業の多くはインドネシア随一の学園都市でもあるバンドゥンで学んだ人々が働いています。

 また新しいものを生み出せるクリエイティブな街である上に、親日の度合いが非常に高いことも特徴の街です。インドネシアにおける日本のポップカルチャーの中心地として、主要な雑誌の編集部などもこのバンドゥンにありますし、インドネシアオリジナルの人気アイドルグループなどもこのバンドゥンを拠点にしています。そんなバンドゥンが、より多くの日本人にとって、来やすくそしてビジネスを始めやすい街になるように、本フェスティバルをインドネシアの優秀な若者たちと共に創り上げていこうと考えております。
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 私の話が長くなってしまいましたが、シェアハウスの面々は私以上に面白い人たちばかりですので、もしご興味ありましたら、遊びに来てみてください!お待ちしております!

(関連記事)
7月3日付 JGAP寄稿者短信:「バンドゥン-ジャパンフェスティバル、やります@インドネシア!」(釜我 昌武さん http://japangap.jp/info/2014/07/jgap-147.html

2013年6月【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「気がつけば、インドネシアで就職!」 釜我 昌武さん(バンドゥン在住) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム:
http://japangap.jp/essay/2013/06/post-51.html

釜我 昌武/工学博士/1982年08月より、東京生まれ東京育ち/東工大、千葉大での研究に明け暮れる学生生活の後、2011年09月まで(株)東芝の中央研究所のパワーエレクトロニクス・パワー半導体の研究者/現在はインドネシアに身一つで飛び込んで、電気電子工学や日本語、日本人の考え方を教えながら、インドネシアのリアリティを通じて文化などを勉強/健康こそ最強の武器をモットーに、「楽しく生きる」を実践中!/野ネズミになる!/"かってに海外協力隊" 副隊長/お問い合わせはブログよりどうぞ!:http://masamukamaga.blogspot.com/

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