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JGAP寄稿者短信:「バンドゥンの日本語ガイドブックを制作!」 釜我 昌武@インドネシア釜我さん4.JPG

バンドゥンの日本語ガイドブック「バンドゥンへようこそ!」がようやくできました!

 思えば昨年の8月に、バンドゥンにあるインドネシアで最も歴史の長い日本語学科を持つパジャジャラン大学のガイドブックを制作したことに始まりました。その時には、まさかバンドゥンのガイドブックを作ることなどになるとは思いませんでしたし、よもやバンドゥン市政府およびバンドゥン市文化観光部門の協力を得た上で、日系大手旅行会社のH.I.S.インドネシアのスポンサーを得るまでに至るとは全く思いませんでした。バンドゥン市長から直接にメッセージを頂いたときには正直震えました。バンドゥンは、インドネシアの第3の都市にあたるので、日本に置き換えると名古屋にあたりますから・・・。
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 本ガイドブックはA5版フルカラー約80ページで、A3サイズのオリジナル観光マップの付録もついています。観光スポットの紹介だけでなく、街歩きの方法、留学の情報、生活する上での留意点など、バンドゥンに特化したかなりマニアックなガイドブックになっています。大手企業H.I.S.インドネシアのスポンサーの下、初版として3,000部を印刷し、1,000部をバンドゥン在住の日本人や、バンドゥン市政府関係者、バンドゥンにある大学にいらっしゃる日本留学経験のある教授などに配布し、残り2,000部をジャカルタでの販売に回します。インドネシア各地のH.I.S.支店にて50,000インドネシアルピア(約500円)で購入可能です。大変有難いことに、大好評につき、増刷や電子書籍化も視野に入れています。
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 今回、このガイドブックを制作したのは、私がスーパーバイザーとして率いるバンドゥン・ポータルという、11人のクリエイティブで実行力のあるインドネシア人の若者のチームです。本の全体的なデザインを担当したファファさんを始めとして、主としてインドネシア人の力で、日本人向けのガイドブックの制作を促しました。私一人でやれば、デザイン以外の部分はもっともっと早かったとは思いますが、それでは彼らが自立できず、意味がないので勇気を持って仕事をなるべく任せるようにしました。これによって、このバンドゥン・ポータルというチームのプロジェクト実行力の幅が広がり、また新しい可能性も発見できたので、心の底から嬉しいと思っています。さらに、私個人としても日本人が海外の一都市に来て、一体何ができるのかという、一つの可能性を体現できたと思っているので本当に良かったです。
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 スポンサーになっていただいたH.I.S.インドネシアには本当に感謝すると同時に、今後ともバンドゥンがより日本から近い街になるべく共働で面白い活動をさせて頂くことができたら、と思います!

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7月3日付 JGAP寄稿者短信:「バンドゥン-ジャパンフェスティバル、やります@インドネシア!」(釜我 昌武さん http://japangap.jp/info/2014/07/jgap-147.html

2013年6月【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】 「気がつけば、インドネシアで就職!」 釜我 昌武さん(バンドゥン在住) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム:
http://japangap.jp/essay/2013/06/post-51.html

釜我 昌武/工学博士/1982年08月より、東京生まれ東京育ち/東工大、千葉大での研究に明け暮れる学生生活の後、2011年09月まで(株)東芝の中央研究所のパワーエレクトロニクス・パワー半導体の研究者/現在はインドネシアに身一つで飛び込んで、電気電子工学や日本語、日本人の考え方を教えながら、インドネシアのリアリティを通じて文化などを勉強/健康こそ最強の武器をモットーに、「楽しく生きる」を実践中!/野ネズミになる!/"かってに海外協力隊" 副隊長/お問い合わせはブログよりどうぞ!:http://masamukamaga.blogspot.com/

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