ギャップイヤー・ジャパンからのニュース・お知らせ

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※写真は英国・ヨーク駅(ロンドンから特急で2時間)

 名古屋商科大学の「ギャップイヤー留学」は、制度ができて10年を超える。大学入学後、約70日間をかけて、各自の自主的な計画に基づき、欧州を舞台に単独で調査やボランティア活動を行いことが特徴のギャップイヤー・プログラムだ。海外での生活を通して自分を見つめ直し、世界的な視野を持った人材へと大きく成長することを大学は期待している。このプログラムをきっかけに、海外留学提携校への交換留学を希望するなど、学修意欲の向上や将来計画への動機付けへとつながっている。建学の精神である「フロンティア・スピリット」を実践するプログラムという捉えかたから、奨学金も給費している。

 例年4月に事前研修として、ギャップイヤー計画書の作成、英語指導、生活指導などを行い、4月下旬に出発。パリにてツアーウィークに参加して、海外の雰囲気に慣れる。その後、欧州各地で2ヶ月をかけて調査、ボランティア活動、企業訪問など各自の計画に従って生活をし、7月に帰国し、事後研修と報告書作成などを行っている。

 募集時期は、大学合格決定次第随時 (入学前の2月まで)、認定単位に関しては、事前・事後の研修及び帰国後に提出するレポートを総合的に評価して、教養教育科目単位を最高10単位認定している。尚、通常は年間40単位を取得するが、本プログラム修了者には、特別に1年次後期の単位取得上限を緩和し、加えて夏期休暇中リメディアル科目、春期休暇中集中講義を受講することで、年間を通しては同様に40単位取得できる。つまり、大学側の手厚いサポートが用意されているということだ。毎年、面接審査などを通過した10名以上の学生がギャップイヤー留学を果たしている。

 また、1人あたり以下の合計約40万円の経済的バックアップを大学側がして、また、学生の希望により30万円以内を無利子で貸与している。(尚、詳細は以下のウェブサイト参照のこと)

・ ヨーロッパ研修開始都市までの往復航空運賃
・ 海外旅行保険代金(基本プラン)
・ 現地宿泊費(ユースホステル協会加盟のユースホステル、YMCA)20泊分相当額
 ※ギャップイヤー・プログラムの最終成績に応じて上限を決定
・ ユーレイルセレクトパス(ヨーロッパ鉄道パス代)代

名古屋商科大学の"ギャップイヤー生"の報告・エッセイ:
http://www.nucba.ac.jp/abroad/gapyear/gapyear-voice/
ギャップイヤー留学:http://www.nucba.ac.jp/abroad/gapyear/


(関連資料)
2015年8月1日付
「今秋から新たに10大学で"ギャップイヤー制度"が誕生する!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ http://japangap.jp/blog/2015/08/10.html

2015年8月29日付
「東北公益文科大学が、国際教養大学に続き、国内2件目のギャップイヤー入試を導入!」 http://japangap.jp/info/2015/08/ap.html

2012年3月
日本学生支援機構(JASSO 文科省所管)の「留学交流3月号」にJGAP代表理事が論文「ギャップイヤー導入による国際競争力を持つ人材の育成」を寄稿。※リンクから全文が読める。 | ギャップイヤー・ジャパン ⇒http://japangap.jp/info/2012/03/post-39.html

2015年10月25日付
「東大ギャップイヤー制度から帰還した学生3人の体験談が『留学交流8月号』のリンクから読める!」 http://japangap.jp/info/2015/10/post-195.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/新4階層 ギャップイヤー.jpg