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海外ギャップイヤー事情 米国編「ギャップイヤーの経験をどう就職に役立てるかの4ヵ条!?」の巻1gapyear.jpeg


ボランティア体験談やブログ更新などで自己アピールの宝庫になりうる!

 List for Lifeは人生を謳歌している人々の様々なストーリーを共有し、それが人生の方向転換や転職を考えている人を勇気づけアドバイをするウェッブサイト。そこで、就職にギャップイヤーをどう生かすかが議論されていた。


 新卒一括採用のない(というか日本だけだが)米国の若者の後悔に、「大学を卒業してすぐに就職してしまったこと」がある。
「旅行をするにも資金もなく、自分ではどうしようもなかった。だけどもし選択ができる立場にあるなら、絶対にそのチャンスをものにするべきだ。」と多くの大卒者が考える。では、大学を卒業しギャップイヤーを取得するとして、その帰還後採用されやすくするにはどうしたらよいか。

 ギャップイヤーが雇用に結び付かないとは言えないし、ある意味、ライバルに差をつけるのに有利になるかもしれない。
とは言ってみても、高齢者層が考えているようにギャップイヤーは単にお金だけがかかって職探しを先送りにするもので将来性のある社員になるには実際に役にたたないと思われている。しかし、問題は面接官を納得させることだろう。


1.ボランティア体験のことを付け加えよう!
 「ギャップイヤー」という言葉を聞くと、面接官は「きっとボランティア活動をしているに違いない」と思うだろうが、そこには海外でボランティア活動をする中流階級の若者に関連して皮肉った空気があるものだ。多くの人はそのことを利己的だと思い、ある場合にはそれも正しいかもしれないが、自分自身で充実感を得て、また同時に雇用に役立つことでもあるのだ。要は何を考え、得たかを示せるかどうかがポイントだ。少なくとも、バイトやサークルの門切り型のアピールよりも、結果を示せるだろう。

2.モチベーション
 父親のクレジットカードが使えない限り、ギャップイヤーを計画し実行するにはしっかりとした根性とモチベーションも必要だろう。とくに大学を終わってからの最初の3年間は無気力になりやすいが、とりあえず仕事に就き、ルーティンをやれば克服できるし、ギャップイヤーで帰還後のモチベーションが高まることも多い。

3.英語を教える
 あまりにもありきたりだが、これはとても有効だ。英語を教えることは他者を助けることに従事していることを示せる一番簡単な方法で、教えるスキルを持ち、英語を母国語としない国でパートタイムの仕事を達成できるほど十分な直観力があることがわかる。今は日本の若者も英語にたけている子も増えているので、日本語を教えることの付加価値をつけると一層面白くなるのではないだろうか。

4.ブログ更新(Blogging)
メディア業界での就職を探しているなら、ブログを書き続け履歴書によく映るように、どんどん文を書いて発信していきましょう!


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子


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