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JGAP寄稿者短信:「ワーキングホリデーと青年海外協力隊の違い」内藤さん川.jpg


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いやー寒いです!

もうさすがにユニクロウルトラライトダウンでは耐えられなくなってきましたね(汗)


さて,本題ですが

ワーホリと協力隊の違い。を僕なりにまとめてみましょう。

あくまで僕場合なので,参考までにして頂ければと思います。


行ける国の違い
まずこれですね。

ワーキングホリデーでは

僕のいるカナダを始めとし,オーストラリア,ニュージーランド,フランス,ドイツ,イギリス,韓国,デンマーク,アイルランド,台湾,香港,そしてノルウェーです。

そして青年海外協力隊ですが

僕の行っておりましたルワンダを始めとして,アフリカ大陸から中南米,アジアを中心に現在71カ国に派遣されているそうです。

ワーキングホリデーは,この言い方は嫌いなんですが先進国と言われる国やそれに近い国にいけますね。

そして青年海外協力隊では,発展途上国と言われる経済的にはまだまだ貧困と言われる国にいけます。


目的の違い
これも大きな違いです。

ワーキングホリデーの目的は,1つではありませんが

語学力を上げたい,海外生活を体験してみたいの2つが大きな目的だと思います。

そして青年海外協力隊の目的は,基本的には

途上国の人達の為に何か役に立つ事がしたい

というのがメインだと思います。

勿論,サブ的な目的にワーホリとおなじ理由もあるとは思いますけどね。

期間の違い
ワーキングホリデーは,オーストラリアとイギリスは2年ビザが有効ですが,他は1年が基本です。

そして申請出来る年齢は30歳までです。

青年海外協力隊は,基本は2年間。短期ボランティアという枠でいくと短いのだと2週間とかもありますね。

申請出来る年齢は39歳まで。

行くまでの違い
これは「よし!ワーホリでor青年海外協力隊として◯◯国に行こう!」と決めてからの動きですが,

ワーキングホリデーは,基本的には各国の大使館に申請する形になります。

自分の場合はアフリカに行っていたという事もあり,ちょっと人より時間がかかりましたが,大体2ヶ月くらいで取れましたね。

基本的には取れた時点から行く事が可能です。

国によって募集期間は募集枠が違うので,注意です。

基本的にはイギリス以外は,枠から落ちる事は滅多にないみたいです。

そして青年海外協力隊は,春秋の年二回の募集に沿って応募し,書類選考から最後は面接も受けて合格すると派遣仮決定となります。

仮決定と書いたのは,その後2ヶ月に渡る派遣前訓練で語学やボランティア活動に必要な勉強をし,最後にテストに合格すると正式に青年海外協力隊員として認められます。

僕は運良く1回で受かりましたが,3回目でようやく受かったという人もいるので,ワーホリと比べると少しハードルが高いのかもしれません。

僕は春募集(5月くらいだったかな?)で応募して,

7月に合格,1月から2ヶ月間訓練を受け,翌年3月末に派遣されました。

期間的にはワーキングホリデーは2〜3ヶ月で行く事が可能ですが,青年海外協力隊は応募から派遣までは1年近くかかりますね。


生活の違い
国によって生活スタイルが違うのは,ワーホリも青年海外協力隊も同じですが,ここでは「どうやって生計をたてているか?」の話になります。

ワーキングホリデーは基本全て実費です。さらに仲介業者に頼むというパターンもありますが,それでもそこに御願いするのは自分ですし,払うのも自分です。

日本で貯めたお金を生活費に当てる人もいれば,僕のようにすぐに仕事をして生活費を稼ぐ(貧乏な)人もいます。

青年海外協力隊は実はなんと全てJICAが負担(正確には国民の税金からですが)してくれます。

家賃,生活にかかる分のお金,医療費,などなど全てです。

それとは別で海外手当というのが毎月数万円入ってきますので,帰国後には100万円以上の貯金が出来ているのが基本です。

お金や生活の面だけ見ると,ワーキングホリデーの方が青年海外協力隊よりも大変そうですね。


自由度の違い
さて,最後です。

お金や待遇は圧倒的に青年海外協力隊が良く見えましたが,自由度はどうでしょうか?

ワーキングホリデーは,行く国も自分で決められて,ビザが取れればいつから行くか?も基本的には自由です(ワーホリビザの期限はあります)。

その国のどこに行くのも自由。何をするかも自由です。

帰りたくなったら帰ってもいいし,旅行も出来るし,引っ越ししたかったらそれも自由なんです。報告義務もありません。

青年海外協力隊は,自由度でいうとかなり低いかも。

派遣国や期間は応募時に選べますが,実際にそれ通りになるのは50%くらいな気もします。

そして配属先も決まっていますし,住む家もアフリカなどだとJICA側が決めた場所。そうでなくてもかなり基準が厳しかったりします。

活動内容をJICAに年5回報告書を書いたり,国内旅行をするにも報告,海外は行ける国も期間も決まっています。

まあお金を頂いているし,身分も公人という立場ですからそらそうです。

さて,自分なりに2つの違いをまとめてみました。

まあどっちが良いって訳ではありません。あくまで違いを書きました。

でもどちらもこれから海外で何かをしたいという人にとっては敷居が低めなプログラムだと思います。

ワーホリは多少のお金があれば何とかなるし,協力隊は合格するまでは就活みたいに少しハードルがありますが,その後は気合いでどうにかなってしまいます。

迷ったあげくやっぱり行かないと決める前にまずはどちらにも申請,応募してみたらいいかもしれません。

何事もやり始めるときが一番不安なので。動いちゃえばいいんです。


最後までご覧頂きありがとうございますアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪

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内藤俊輔(NPO法人AYINAコアメンバー)


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プロフィール:
内藤俊輔
1986年青森生まれ。
中学時代に父を亡くし母子家庭で育つ。マーケティング会社に約5年勤めた後,平成24年度4次隊として青年海外協力隊でルワンダに派遣。3月に帰国した。

ブログ「セカイハヒトツ」:
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