私のGAP YEAR時代

今、第一線で活躍されている方々に、「青春時代の麦踏期間」にあたる「GAP YEAR時代」を振り返っていただきます。
そこには、先達たちの人生の現在の自己形成に重要な影響を与えた価値観創りや生きる術(すべ)など
個々の人生にとっての大きなターニング・ポイントが隠されているはずです。

公認会計士・税理士 久保田克彦さん" 1962年東京生まれ。1985年慶応義塾大学法学部卒。流されるまま企業に就職する生き方に疑問を抱き、音楽業界を目指して卒業後、就職浪人。フリーターを経験。芸能プロダクションに潜込んでチャンスを窺うも夢破れ挫折。 しかし、プロダクション社長から「経営」の基礎を学び、7年の大手ハンバーガーショップ勤務をする。その後、外資系生命保険会社を経て、1993年10月に難関の公認会計士二次試験に合格。現在は、公認会計士事務所を経営するとともに、2010年にNPO法人カタリバの監事に就任し、高校生・大学生へのキャリア教育支援に力を注いでいる。
著書に『大人が教えられない本当の「経営」のはなし』(青雲社 2010 年)がある。

(聞き手:砂田 薫 JGAP代表理事)

弁護士 土井香苗さん"1975 年8 月神奈川県生まれ。1996 年の東京大学法学部3年生時に司法試験に最年少合格(当時)後、大学4 年生の時、NGO ピースボートに乗船し、アフリカで一番新しい独立国・エリトリアに赴き、約1年司法プロボノとして、エリトリア法務省で法律作りを手伝う。その後、1998 年東京大学法学部卒。2000 年司法研修所終了し、弁護士。2006 年6 月米国ニューヨーク大学ロースクール修士課程終了(国際法)。2007 年、米国ニューヨーク州弁護士。2006 年から、国際NGO ヒューマン・ライツ・ウォッチ。http://www.hrw.org/ja)のニューヨーク本部のフェロー。2007 年から同日本駐在員。
2008 年9 月からヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)東京ディレクター(現日本代表)。2009 年4 月に東京オフィスを明治大学駿河台キャンパス内に設立。日本にいる難民の法的支援や難民認定法の改正のロビイングやキャンペーンに関わる。2010 年4 月よりCS 朝日ニュースター「ニュースの深層」のキャスター、2011年3 月からはテレビ朝日「サンデーフロントライン」のニュース選定委員も務める。2010 年エイボン女性賞受賞。2011 年世界経済フォーラム(WEF) Young Global Leader (YGL)。朝日新聞紙面審議会第21 期委員(2011 年~13 年)。
著書に「巻き込む力 すべての人の尊厳が守られる世界に向けて」(小学館 2011 年)、「"ようこそ"といえる日本へ」(岩波書店 2005 年)、「テキストブック 現代の人権 第3 版」(日本評論社 2004 年)など。(2011 年8 月現在)

(聞き手:砂田 薫 JGAP代表理事)

TABLE1972年生まれ。1990年早稲田大学高等学院卒、1995年早稲田大学理工部機械工学科卒。オーストラリアのスインバン工科大で人工心臓の研究を行う。1999年、同大学修士号取得後、マッキンゼー・アンド・カンパニー東京支社入社。ヘルスケア、メディア、小売流通、製造業など幅広い業界の組織改革・オペレーション改善・営業戦略などのプロジェクトに従事。同社米国ニュージャージー支社勤務を経て、2005年、松竹株式会社入社、事業開発を担当。経済学者ジェフリー・サックスとの出会いに強い感銘を受け、その後、先進国の肥満と開発途上国の飢餓という2つの問題の同時解決を目指す日本発の社会貢献事業「TABLE FOR TWO」プロジェクトに参画。2007年NPO法人・TABLE FOR TWO internationalを創設し、理事兼事務局長に就任。社会起業家として日本、アフリカ、米国を拠点に活動中。

(聞き手:砂田 薫 JGAP代表理事)

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