ギャップイヤー・ジャパンからのお知らせ

2016年5月アーカイブ

海外ギャップイヤー事情 米国編ギャップイヤーが優秀な学生を作り上げる~GPAが3.0⇒3.5のケースも!?」の巻udai.jpg


米国の雑誌「Fortune誌」の姉妹紙の"Money~College Planner大学案内版"に、ギャップイヤー関連記事が投稿された。先日オバマ大統領の長女・マリアさんがハーバード大学に入学が決まり、入学前にギャップイヤーを取得するというニュースが発表されたが、増加傾向にあるギャップイヤーもマリアさんのお陰で一層弾みがつく。ここで、ちょっと米国のギャップイヤー事情を考えてみましょう。


 マリアさんがハーバード大学に入学が決まったことは何の驚きもないだろうが、2017年までギャップイヤーを取得するために入学を延期するという彼女の決心には、大学進学を考えている高校生や親御さん達の話題にのぼっている。

 ギャップイヤー・ジャパン(JGAP)に遅れること1年、2012年に設立された米国ギャップイヤー協会(AGA)によると、近年アメリカではギャップイヤーの人気が高まってきているが、その発祥地のヨーロッパやイギリスの方には、まだかなわない。

 学生達はギャップイヤーを利用し、就労活動やボランティア活動に励んだり、旅をしたり、あるいは単に自分自身を成長させ、将来どうしたいのかを考える時間に充てている。とりわけ、ハーバード大学など一流大学はギャップイヤー制度を奨励している。

 親御さんたちが心配する共通項は、ギャップイヤーを取得すると、帰還後も大学に入学しないのではという不安であるが、ギャップイヤーは全ての人に適した物ではないが、(ギャップ協会によると)1年間以内にギャップイヤーを終えた学生の内、90%以上は積極的に4年制の大学に入学しているという。

大学が始まる前にギャップイヤーを取得しようと考えている人は、以下を参考にしよう。

1)大学進学前に有意義なギャップイヤーを取得する意味
 大学進学前によく計画が練られた休暇をとる全ての学生が同じ経験をするわけではないが、ギャップイヤーを成功させるためには条件がある。米国ギャップイヤー協会のイーサン・ナイト代表は、それらの条件の中には学習に集中すること、自分がやっていることを正しく理解するために、また安全性をしっかりと確保するためにもメンターと一緒に行動すること、経験を内省できるようにすることが含まれる。素晴らしいギャップイヤーとは、学生達に居心地のよい場所(comfort zone)から飛び出してもらい、国内外で異文化と交流し、これまでと異なる見解を身につけ、地球市民に成長していくことを手助けするものだと言う。


2)ギャップイヤーが優秀な学生を作り上げる
 先述のイーサン・ナイト氏によると、大学進学の前に1年間を利用して色々と経験することが長い目でみて人生にとってプラスだという。高校卒業後にすぐに大学進学をせずに道を外れることに抵抗を感じる人もいるが、1年間のギャップイヤーを取得する傾向はますます米国内でも流行り始めている。骨組みのしっかりとしたギャップイヤー、つまりボランティア活動や学びを通して性格(個性)や自尊心を作り上げることに集中することができた者は、将来大学に進学した際に実際に成績がとても良いことが調査でわかっている。例えばGPA(成績評価方式)の点数について言えば、3.0の成績であったのが、ギャップイヤーを終えて戻ってくる頃には3.5にも上がっていて、それが大学在学中も学力が落ちないという。ある調査によると、期待を超えてはるかに成績がよい。


3)いかにギャップイヤーが大学卒業後の人生にプラスになるか
 ギャップイヤーは大学進学前にやることのひとつではあるが、その効果は大学卒業後に実際に活きてくるのだと、イーサン・ナイト氏は言う。
 高校を卒業した学生達が、一般的には旅やボランティア活動や将来のキャリアを発掘するために取る、計画された休みがギャップイヤーであるが、その期間を利用して学生達は自分の興味があることや、大学卒業後にどうありたいのかを考えている。ボランティア活動やインターンを通して、学生は自分の専攻分野に専心する前に、何が一番自分に向いているのかを理解しようとしている。そして大学に入学した時には、卒業後の世界がどんなものであるかを体験してきているので、モチベーションもより高まり、大学の授業に専念するようになり、そして留年せずに大学を卒業できるのだ。ギャップイヤーを取得した学生は、自己啓発されて、仕事を見つけることにも上手く、また選択した職業に対しても満足しているケースが多い。また色々な経験を少しずつかじりながら積んでいくので、雇用者側も実地の経験を積んでいる学生の価値を高くみている。こういった学生は就労経験やインターンシップ、また奉仕活動等を色々混ぜた経験を積んでいるのが特徴だ。


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子


(関連記事)
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「今秋から新たに10大学で"ギャップイヤー制度"が誕生する!」(砂田 薫)-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2015/08/10.html

2015年5月15日付
文科省が平成27年度「ギャップイヤー・プログラム」の公募状況を公表~応募は38大学。選出は12件程度を予定 http://japangap.jp/info/2015/05/273812.html


2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html


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ASHOKA JAPAN主催イベント
若者チェンジメーカーを広島で輩出するキャンペーン

Changemaker Xchange Summit @Hiroshima

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ASHOKA JAPANは、2020年の東京オリンピック開催を前に、広島を中心とする中国地方で若いチェンジメーカーを輩出するキャンペーンを開始します。世界最大のソーシャル・アントレプレナーのネットワークであるASHOKAとドイツのロバート・ボッシュ財団(Robert Bosch Stiftung)は2016年6月、8カ国から20人の高レベルの若者ソーシャル・アントレプレナーを島根県津和野町に
招き、さらなる斬新なアイデアを生みだす環境としての4日間のリトリートを開催します。

6月5日は、リトリートの参加者を迎えて、広島を中心とする地域の若者との交流の場を作ります。
また、午後からは西日本では初めての、アショカ・ユースベンチャー・パネル審査会を開催し、このキャンペーンのスタートを切ります。

《日時》2016年6月5日(日) 10:30-17:30
《会場》県立広島大学 サテライトキャンパスひろしま
(広島市中区大手町1-5-3 広島県民文化センター5・6階)
JR広島駅から路面電車・広島港行き「本通り」下車 徒歩約5分
同西広島/江波/宮島行き「紙屋町西」下車 徒歩約3分
広島空港からリムジンバス広島バスセンター下車 徒歩約3分
※電器店エディオン角から南へ約100m右手

《プログラム》
10:30- 開会のご挨拶
10:50- 若者社会起業家によるプレゼンテーション
12:00- 昼食(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社提供)
13:00- 若者社会起業家によるプレゼンテーション
14:00- ユースベンチャー パネル審査会
17:30 閉会のご挨拶

キックオフイベント
http://www.pu-hiroshima.ac.jp/site/topics/ashoka.html

申し込み方法

下記URLから申し込むこと。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/d77836c0431412

イベントに関するお問い合わせ
アショカ・ジャパン事務所(japan@ashoka.org)まで

海外ギャップイヤー事情 米国編「大学を今決めることが不安なら、ギャップイヤーがよい道筋かも!!?」の巻udai.jpg

 ' WANDERING EDUCATORS'は教育者たちが旅の経験を分かち合う、世界的なコミュニティサイト。世界に広く興味を持つ人々の為の、いわば旅に関するライブラリーで、ネット上では、旅についての情報源として最大規模を誇る。近年は世界中の教育者達の職業、インターンシップや学術会議などに関しても、最も役立てられている。
編集者は35名を超えている。そこで、米国で利用者が増えているギャップイヤーが議論されていた。

 米国の高校生(と彼らの両親)にとって、新年の始めの4カ月間は特にストレスの多い時期である-というのも、大学の入学手続きという最高教育機関最後の苦しみに苛まされるからだ。
申し込みの締め切りが到来し、キャンパスの訪問などすみやかな決断が要される。そしてそれらの決断は、不安に変わっていく。こういった生徒の頭の中にあった、「僕は受かるだろうか?」の問いは「僕はどこへ行くのだろう?」に取って代わられる。

 「僕は大学入学に心の準備が万端だろうか?」この重圧と格闘する生徒にとっては、深刻な課題だ。

 米国ミルウォーキーに住む19歳になったばかりの女子高生は、このところ増加中の、アジアに渡って勉強した学生のうちの一人だ。中国で過ごす彼女はその経験を語る。

 「一番学んだのは、私たちが受けた期末試験は、ちょうど以前に毎週末受けていたテストにそっくりだ、ということ。もちろん週を通して学んだトピックだけでなく、学期を通して学んだこと全てから出題される、ということは異なるけどね。」
そして、「基本的には、もう中間テストや期末テストに怯えることはない。大学はなんだかもう、すごく容易なものに感じるの。」と語る。

 米国ギャップイヤー協会(AGA)によると、ギャップイヤーを経験したほぼ全ての学生が、人間的に成長することができ(95%)、また成熟度が増したと言う(97%)。

 また、84%の学生が将来の職業に役立つスキルを身に着けるのに助かったと言う。勉強の点でも職業の点でも、行く道をしっかりと見据えるのに役立ったと言うことだ。

 結局、それが教育の目指すところではないだろうか?高校卒業後ギャップイヤーを経験した生徒のうち、73%が大学に対する準備感が増した、というのは全く不思議ではない。

 ノースキャロライナ大学、イェール大学、プリンストン大学、ミドルベリー大学のような難関エリート大学は、個人単位で勝手に計画を立てて実行するギャップイヤーでなく、それぞれの人材育成の教育カリキュラムに取り入れる制度として着手している。今年になって、タフツ大学内の市民学と公共サービスを専門とするティッシュ・カレッジは、学部生としての4年間の勉強をスタートさせる前に、国内外のボランティア事業に年間通してフルタイムで携われるような「ブリッジイヤー・プログラム」という名称のギャップイヤー制度を導入したところだ。

 ある学生はギャップイヤーの間、国内を旅行したり働いたりすることを選ぶし、この機に海外へ渡れる利点を利用する学生もいる。

 世界的なNPO、Asia Societyが著書'Educating for Global Competence: Preparing to
Our Youth to Engage the World(世界における人的資質のための教育・若い世代を世界へ)'で主張しているのは、この確かにグローバル化した時代、今日の学生は世界を意識した教育を必要ということだ。

 「若い世代は世界的な規模での思想、モノ、流行、メディア、イデオロギー、人間の循環を理解する必要がある。これらの現象は現実的で力強く、偏在するものである。その上世界で今日、そしてこれから育ちゆく者は、広がりゆくあらゆる問題に取り組む
準備をしなければならない。人類の争い、気候変動、貧困、病気の蔓延、核エネルギーのコントロールなどである。」と述べている。

 「おっと!ここまでにしておこう。」まだ17歳なのに、なんで性急に進路選択をいっときに決めなければいけないのだろう。若い時期は成長には個人差が大きく、「もう少し時間がほしい!」という同年代も多いのが実態だ。

 国際感覚を研ぎ澄ました気鋭のジャーナリストであるニコラス・クリストフが今やギャップイヤーの大いなる推奨者であることから、海外でのギャップイヤーの影響を考えてみてほしい。彼は今や、大学生が学習のために世界旅行を出来るよう、コンテストを立ち上げている。

 大学入試に関わる一連のプロセスのただ中にいる家族が現状を不確かなものと思うなら、そのすぐ前の道を行くよりも、海外でギャップイヤーを過ごすことが良い解決法となるかもしれないと米国ではこのような考え方も広まってきた。

それは学生にとって、大学のみならず職業やその先にある人生といった、次のステージにおいて有益な準備と成り得るという見立てだ。


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 斉藤 美和


(関連記事)
2016年1月1日付:「2016年は"ギャップイヤー2.0"の時代!」(砂田 薫)-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2016/01/201620.html

2015年8月1日付ス
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2015年5月15日付
文科省が平成27年度「ギャップイヤー・プログラム」の公募状況を公表~応募は38大学。選出は12件程度を予定 http://japangap.jp/info/2015/05/273812.html


2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
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2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「世界一幸福な国、デンマーク-ギャップイヤーで掴む10のチャンス」banrisan.jpg


 皆さんは、「ギャップイヤー」という言葉をお聞きになったことがあるだろうか。もともと、これは大学就学前後の1年をめどに、正規教育から離れてテーマを持って「ボランティア・インターン・国内外留学」等で過ごす英国で生まれた社会慣行である[1]。先日、『ギャップイヤーが、大学生活を豊かにする10の理由。オバマ大統領の娘も1年間とるよ』[2]という記事がHuffPost Japan Lifestyleに掲載された。あまりにも、ギャップイヤーがいかに大学生活を豊かにするのか分かりづらい内容であるため、このブログでは、筆者自身の留学経験と実際にデンマーク人に対して行ったインタビューをベースに「ギャップイヤーで掴むことができる10のチャンス」を紹介したい。ここでは主に、留学、旅行、ワーキングホリデー等の海外経験を通したギャップイヤーを中心に筆者の考えを述べる。


Chance 1  「非日常」をデザインする
 日常の生活から離れ、予算・時間が許す限り、自分が体験してみたい自分だけの「非日常」をデザインするチャンスだ。今まで行ってみたかった国に観光ビザで滞在するのも良し、海外ボランティアを経験してみるのも良し...自分を充電することのできる「非日常」である。どんなに些細な事でも良い。ポイントは、それらをギャップイヤー終了後も継続することである。例えば、デンマーク人の生活習慣を模倣した筆者は、時間を見つけてはお洒落なカフェに行くようにしている。そこでは何もせず40分~1時間ゆっくり過ごす。そのような、自分の考えを整理するための小さな「非日常」は、日本での生活にも応用できる。


Chance 2 経済的に自立をする
 Chance 1を読んで、「うちの家庭はそんなお金がないから無理!」と反論するあなた。例えば、デンマーク人の典型的なギャップイヤーは、1年のうち最初の3、4か月程アルバイト等で旅行や留学への資金を稼ぎ、残りの期間で旅行や海外滞在をする。また、インターンやワーホリで生活費を稼ぎながらギャップイヤーを取るのも珍しくない。これらの背景には、18歳になると、デンマークでは成人とみなされ、親の財政的援助を受けないという社会的な認識がある。自分が稼いだお金でギャップイヤーを取るというのは、自分の将来への投資の勉強になる。


Chance 3 ライフスタイルを変え、QOL*を上げる
 渡航先で思う存分身体を動かしたり、興味がある本を多く読んだり、新たな趣味に挑戦してみたり...自分を心身共に向上させるため、ギャップイヤーは思い切ってライフスタイルを変えるチャンスになる。筆者がインタビューしたコペンハーゲン大学在学のヨセフィネさんは、イスラエル滞在中、午前中アルバイトをした後、午後はプールで泳ぎ、街を観光する等、余暇を存分に満喫した。
*QOL...Quality Of Lifeの略。生活の質。


Chance 4 心の余裕を持つ
 ギャップイヤーを取るということは、教育制度というレールから外れることである。ポジティブに言い換えると、高校や大学での授業と課題、大学受験、就職活動...ギャップイヤーはこれらの社会的プレッシャーから解放してくれるチャンスだ。誰もが大きなプレッシャーの中で、高いパフォーマンスを発揮できるわけではない。そして、良いリラックスして心の余裕がある時に、物事に落ち着いて向き合うことができる。そのような環境を自ら整えよう。


Chance 5 素直な感性と自分の視点を磨く
 ギャップイヤーを存分に活かす環境と心の余裕を兼ね備えた時、自分にとって重要な周囲の情報を吸収しやすくなる。異文化に触れる、音楽や芸術を楽しむ、何でも良い。渡航先の国ならではの感性や視点の磨き方があるはずだ。コペンハーゲン大学在学のヘンリックさんは、ギャップイヤーで日本語を学びながら日本文化に触れ、東京の街を散歩しながら、将来のキャリアについて考えた。筆者自身は、デンマーク滞在中やデンマーク国外旅行中に美術館を巡ることで「素直な感性」で作品を鑑賞し、風景や街の写真を撮ることで「視点」を変えて自分の身の回りを観察するようにしている。


Chance 6 自分を導いてくれる大切な人と出会う
 環境を変えることで、普段出会えなかった人たちと出会うことができる。異国で新しい友達や恋人を作るのも良いが、SNSの友達リストが外国人であふれることは重要ではない。自分の専攻分野や進路選択に大きなヒントを与えてくれるような人と積極的にコミュニケーションを取り、自分の興味のあることについて熱く語ってみよう。自分のキャリアを切り開くような良いアドバイスがもらえるかもしれない。筆者の場合、インターン先のボスや仲間たちのアドバイスやサポートが、幸福やギャップイヤーを意欲的に勉強するきっかけやモチベーションとなっている。


Chance 7 他者との比較をやめる
 日本のように幼いころから競争にさらされ、他人の目を気にする社会では、絶え間なく自分と他者を比較し続け、意図せずも自らを疲弊させる。Chance1でも述べたが、自分だけの非日常をデザインし、実際にそれを経験する。これがギャップイヤーの醍醐味である。自分オリジナルでユニークな経験と、他人のそれを比較するのは無意味であると同時に、時間の無駄である。自分のやるべきことに集中すると、他人のキャリアは自分にとって重要ではないことが分かる。


Chance 8 自分だけの軸を創る
 「あなたは何をしている人ですか?」、「どうしてそれをするのですか?」、初めて出会うデンマーク人に必ずと言って良いほど聞かれる質問である。これら2つの質問を「あなたの軸は何ですか?」と言い換えても良い。大学で勉強したいことや、卒業後にやりたいことを日常生活で考える機会は滅多にない。忙しい人なら尚更だ。ギャップイヤーで時間的・精神的両方に余裕がある時こそ、自分の軸を着実に創っていくチャンスである。

Chance 9 創造性を高める
 自分だけの軸を創り、好きなことに集中するプロセスで、人は創造的になり、大きなエネルギーを持つ。自分の好きな物事に対する内発的・実存的動機により、人の創造性は掻き立てられる。それに伴い、今まで思いもしなかったことに気づき、全力でそれに取り組むようになる。例えば、コペンハーゲン大学在学中のイダさんは、高校卒業直後、何をすべきか分からなかった。しかしながら、ギャップイヤーを通して、彼女が昔から好きである文学と日本を強みとし、将来、日本文学を研究をしたいと考えている。


Chance 10 幸福度を上げる

 「世界一幸福な国」と言われているデンマーク。筆者のデンマーク人の友人や、インタビューしたデンマーク人たちは日々の生活やキャンパスライフを存分に楽しんでいるように見える。それは、自分がしたいことに夢中になって取り組み、将来に対して自信や希望に満ち溢れている彼らの表情は生き生きとしているからである。些細なことでも、幸福度は上がっていく。例えば、「昨日分からなかったことが分かるようになった。」、「勉強したいことが見えてきた。」というギャップイヤーでの小さな発見の積み重ねが、結果として大きな喜びとなっていく。


 HuffPost Japan Lifestyleに書かれている、「大学での成績が上がる」、「履歴書の見栄えが良くなる」というのは、あくまでも結果である。重要なことは、ギャップイヤーでいかに数多くのチャンスを掴み、新たな経験や視点として自分の血と肉にできるかである。ここでは、筆者独自の10のチャンスを列記したが、これら複数のチャンスは相互的に関連しているということを改めて強調したい。ギャップイヤーは普遍的な答えなど無い、人生の1~2年をかけた「人生の壮大な旅」である。「まだこんなチャンスがあるよ!」という方は、フェイスブックのコメント欄やメッセージで筆者に教えていただけたら嬉しい。そして、この記事が皆さんのギャップイヤーへの関心や議論へのチャンスとなれば、筆者にとってこの上ない幸福である。

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プロフィール:
林 万理(はやし ばんり)
1993年生まれ。山口県出身。立命館アジア太平洋大学(APU)国際経営学部4年生。2015年8月下旬より、コペンハーゲン大学経済学科に交換留学中。興味のある分野は、デンマーク人の幸福観、デンマークの社会福祉モデル。趣味は、フィットネスとカフェ巡り。
個人ブログHP(L!FE IS CRAZY): http://banrihayashi.com/
Twitter:@banrihayashi
北欧研究所HP:http://www.japanordic.com/

参考
[1]Sunada, K. (n.d.). ギャップイヤー・ジャパン. Retrieved May 26, 2016, from http://japangap.jp/greeting/
[2]Strutner, S. (2016, May 16). ギャップイヤーが、大学生活を豊かにする10の理由。オバマ大統領の娘も1年間とるよ Retrived May 26, 2016 from http://www.huffingtonpost.jp/2016/5/16/10-reasons-take-a-gap-year_n_9999154.html?ncid=fcbklnkushpmg00000063

2016年5月18日付
「世界一幸福な国、デンマークで『自分だけの軸』を創る」(林 万理さん、APU4年生=コペンハーゲン大学留学中)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2016/05/-apu4.html

JGAP寄稿者短信:「お陰様で飲食加盟店が10,000店突破!」(城宝 薫さん、株式会社テーブルクロス代表取締役)城宝さん.JPG


こんにちは!

株式会社テーブルクロス代表の城宝薫です。

 さて、株式会社テーブルクロス(本社:東京都新宿区)は、昨年3月に社会貢献型グルメアプリ「テーブルクロス」をスタートしましたが、お陰様で飲食加盟店が10,000店舗を超えました。

 テーブルクロスは飲食店の情報を掲載し、そこから消費者が予約できる予約アプリサービス。既存のサービスとは全く違った特徴を持っており、それは「飲食店」「お客様」「途上国のこども」といった3者全てに貢献する仕組みになっていることです。

 まず、飲食店はテーブルクロスへの情報掲載に関しては一切のコストがかからなく、お客様が予約・来店した時にだけ集客コストが発生します。これは従来の予約サービスが広告出稿時にコストが発生る「掲載課金型」であったのに対し、集客した時にだけにコストがかかる「完全成果報酬型」と呼ばれるもので、これまでにアルバイトの募集サービスや不動産の情報サービスなどで大きな評価を得ているものです。

 また、お客様は予約をするだけで社会貢献ができるという特長があります。テーブルクロスは「予約1名につき1食分の学校給食を提携する」10のNPOを通じて途上国へ届けています。こうした取り組みはお客さまの社会貢献意識の高まりに応じて高い支持を得ています。途上国の子どもの貧困は喫緊に解決しなければならないものです。そこで行政とは違った民間の支援活動は大きく注目されており、このような3者全てが賛同する仕組みは継続できる支援活動として注目されています。

 その結果、全国の47都道府県で10,000店舗を超えて導入されるようになりました。

 テーブルクロスを考え、起業したのは当時大学3年生だったわけですが、今年の3月に大学を卒業しました。大学生活の全てをかけて始めたサービスが、わずか1年で10,000店舗を突破したのは史上初の出来事です。大学卒業後はそのままテーブルクロスの事業を引続き行っておりますが、テーブルクロスは今後もさらに加盟店を増やしていきます。飲食店さまやお客さまからのお問合せやご利用を心よりお待ちしております。


(関連記事)
2014年11月28日付
No.193:「途上国の子供たちに給食を提供する新ビジネスを立ち上げました!」(城宝 薫さん)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム :http://japangap.jp/essay/2014/11/post-88.html 

5/27(金)19:30~ 石倉洋子さんの「Davos Experience in Tokyo」参加者募集!
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東京に居ながらにして、ダボスが体験できる!~今回のテーマは、 「故郷」

■今回のセッション概要
 世界が大きく変わり、アベノミクス初期のモメンタムがなくなりつつある中、毎日忙しい生活をしている私たちにとって、「故郷」とはどんな意味をもっているのでしょうか。 テクノロジーの進展で、世の中のスピードが一段と増し、一方ではAIによって仕事のやり方が激変するのではないか、とも言われています。働き方改革、ワークライフバランスといわれる割には、相変わらず続くラッシュアワーの混雑にもまれて毎日出勤する人も多いのではないか、と思います。

 確かに都市周辺に住んでいると、夜中まであいているお店も多く、なんでもいつでも手に入るというコンビニエンスは得られるのですが、時間や季節の感覚がなくなって、時々はっとするという経験をお持ちの方もおられるのではないでしょうか。私は生まれたも子供時代を過ごしたのも神奈川県ですし、最近住んでいるのは東京なので、いわゆる「田舎」「故郷」といってもピンと来ません。しいていえば、米国で数年住んでいた所や毎年夏2ヶ月を過ごすカナダのウィスラーが第2の故郷かなあ、と感じます。海外ではありますが、そこへ行くと、日々の生活と離れ、時間がゆったりすぎていき、自然がすぐそばにある、心が開放されるという気持ちがするので、それも私にとって故郷なのではないか、と感じています。

 東京など都市周辺に住んでいて、これはという故郷や田舎がない、海外といっても短期間の旅行か仕事でしかいかないので、とても故郷とはよぶことができない、という場合、どうしたら良いのでしょうか。故郷は過去のもの、もう得ることができないものとしてあきらめてしまう前に、週末あるいは時間がある時に行くことができて、リラックスできる場所を探してみるのはいかがでしょうか。5月27日金曜日の夜開かれる「ダボスの経験を東京で」第37回では、このテーマについて考えてみます。通常は都市周辺で仕事をして、週末に地方に行くというのはどんなことなのか、できそうか、実際に「なんもく大学」という試みをしておられる方から聞いて、新しいライフスタイルを考えてみませんか。

石倉 洋子
※プロフィール⇒http://yokoishikura.com/?page_id=123

※詳細・申込は、以下のサイトから
http://dex.tokyo/next-session-37/
尚、「学生」は社会人の半額(2,000円)で参加できるので、申込サイトをよく読もう!

(参考情報)
■『ダボスの経験を東京で』の開催の背景
 日本では世界的な課題について英語で議論し、解決案を考え、実行する場が少ないのが現状です。
 もっと世界を舞台に、堂々と議論できる人を育てようという目的からから毎月行われているのが、一橋大学名誉教授の石倉洋子が担当するプロジェクト「ダボスの経験を東京で」(Davos experience in Tokyo、以降「DEX」)シリーズです。このシリーズは、世界の課題に関心が高く、将来ダボスのような会合に参加したいと考える方々と共に、世界的な課題について英語で議論を交わし、自身の洞察を深めることを目的としている。 http://dex.tokyo

 このシリーズでは、
1.ダボスで世界のリーダーが行っている議論、今ホットな世界のテーマや課題を、その場でグループ別に、英語でブレーンストーミングする。つまり、ダボスで行われているような知的活動を東京で少人数のグループに分かれ、英語で行う。
2.見る、聞くだけでなく、自分たちが当事者として、テーマを選び、考え、表現し、議論する。
3.同じような関心を持つ人々と会い、ともに活動する契機をもつ
ことを目指し、毎月一度(通常金曜日) 19:00開場  19:30~21:30開催されています。

■セッションの目的
世界の課題に関心が高く、将来ダボスのような会合に参加したいと考える方々と共に、世界的な課題について英語で議論を交わし、自身の洞察を深めること。

(参考:JGAPインタビュー)
「 留学、ボランティア、そして7年間のフリーター経験を今につなげる大学教授」 慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科前教授 石倉洋子さん-私のGAP YEAR時代 2011年5月30日付 http://japangap.jp/gapyear/2011/05/003.html 

2015/7/9(木)発売 石倉洋子さんの『世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ』 http://japangap.jp/info/2015/07/62619davos-experience-in-tokyo.html

11/25(水)20:00~ PIPD主催:マーク・ケネディ教授迎え、英語による講演&議論 「ビジネス・政策環境を形成する"shapeholders"を特定し、彼らを取り込んだ戦略をつくる」参加者募集
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PIPD(下記参照)は、6月1日(水)19:30から、4月に米国・ノースダコタ大学学長に就任されたばかりのマーク・ケネディ教授を迎える。参加者と英語でインタラクティブでオープンなディスカッションを行う。(プレゼンテーション、質疑応答まで全て英語のみ)
 
****************************************
 今回のゲストスピーカーは、 ミネソタ州選出の元米国下院議員を3期務め、ブッシュ政権(2期目)及びオバマ政権(1期目)にて通商アドバイザーをとして活躍し、ジョージワシントン大学ポリティカルマネジメント大学院(GSPM)創設者兼院長をされ、この4月にノースダコタ大学学長に就任されたマーク・ケネディ教授。

 トピックは「ビジネス・政策環境を形成する"shapeholders"を特定し、彼らを取り込んだ戦略をつくる」。長年、ケネディ教授が研究されている「Shapeholders」の概念については、以下のサイトより概要を知ることができる。
https://www.youtube.com/watch?v=ndwMYN6VIcc
今回の機会を最大限に有効活用するために、セミナー参加者は、必ず上記リンク先にある9分弱の動画を視聴し、「Shapeholders」の概念は理解して、当日、ケネディ教授とのインタラクティブなケーススタディーができるよう、備えていただきたいとのこと。
尚、今回も司会、プレゼンテーション、質疑応答まで全て英語のみで行う。

参加申込みはこちらから⇒ http://kokucheese.com/event/index/394926/
 

6/1(水)19:30~ Platform for International Dialogue 第25回セミナー概要
----------------------------------------------
■ 日時:6月1日(水)夜19:30~22:00、(21:00より懇親会スタート予定)
■ 場所:3×3Lab Future
東京都千代田区大手町1-1-2 大手門タワー・JXビル1階
http://www.ecozzeria.jp/about/accessmap.html
■ テーマ:「ビジネス環境を形成する"shapeholders"を特定し、彼らを取り込んだ戦略をつくる」
■ スピーカー:Prof. Mark Kennedy(ノースダコタ大学学長、元米国下院議員)
■ 会費:3500円
■ 参加申込:下記リンク先の申込フォームに必要事項を記載の上、申し込むこと。
http://kokucheese.com/event/index/394926/
■ 定員:40名
※ 定員に達し次第、期日前でも申込みを締め切る。
----------------------------------------------

前回第23回のサマリーは以下の通り。
リー・ロイズ、「日本経済・社会における外国人の役割」
http://crossover21.net/eng.html#20160323
****************************************


(参考)
 Platform for International Policy Dialogue (PIPD)は、官民協働ネットワークCrossove(http://crossover21.net/)rがNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)と共催で昨年⒑月に立ち上げた、国内外の政治・経済・社会問題についての議論を楽しむ政策対話のプラットフォーム。毎回、在東京の大使館、国際機関、あるいは研究機関等で活躍するその道の専門家をゲスト・スピーカーとして招き、テーマに関するプレゼンテーション、質疑応答、そしてディスカッションを行っている。
過去の開催実績や模様は以下のCrossoverウェブサイトからわかる。
http://crossover21.net/eng.html

海外ギャップイヤー事情 米国編「キャリア・ブレイク(次の就職前の自己研鑽の期間)時の旅のための10箇条!?」の巻udai.jpg


米国のSolo Traveler(ひとり旅人)というサイトは、一人旅のブログであり、コミュニティーサイトでもある。
創設者のジャニス・ウォンさんは20代の頃、一人旅をよくしていたが、結婚し、そして2006年にご主人を失くし、子供も巣立った頃に、再び一人旅を始めた。
その経験や自分が旅で学んだことをブログに掲載し、何万という読者の共感をひきつけている。

大学卒業後にすぐにギャップイヤーが取得できなくても、社会人になり、貯蓄することを覚えれば、キャリアブレイクをとることだって夢ではないはずだという。


米国では、大学卒業後に全員がギャップイヤーを取得するわけではない。
実際、これはどちらかというと、"英国調"なものだ。
大学卒業後に学生ローン(日本でいう返済義務の奨学金)の支払いがたまり、ほとんどの卒業生は1年間のブレイクを取る余裕なんてない。

しかしながら、一度労働市場に組み込まれると、金銭的な将来の展望も明るくなり、長期の旅ができる可能性もできてくる。賢くやればキャリア・ブレイク(次の職業、転職までの自己研鑽。ここが日本と違い、労働流動性が高い)を利用して、かつてできなかったギャップイヤーができることになる。

キャリア・ブレイク時の旅に出かけるための貯蓄方法って、どうする?
ジャニス・ウォンさんが提唱することをまとめると、以下10箇条となる。

1.学生の頃を思い出そう!
多くの犠牲を払うことはお勧めしない。キャリア・ブレイクのためにお金を貯めることは犠牲が伴うものだ。もし大学を卒業して仕事をようやく確保したころならば、余分なお金を使おうなんて思わないことだ。学生の頃のままの予算で暮らすことを続けて、余ったお金は将来のために貯えておこう。もししばらく働いていなければ、学生の頃、いかに少ないお金で楽しんだかを思い出そう。そして堅実に、学生のように暮らそう。

2.貯蓄をする時期をのがすな!
旅行のために、特別の定期預金口座を開設して、そこに決まった時期に預金口座から天引きでお金が定期預金に残るようにしよう。天引きされると、毎回の給与支払い時に同時に引き落とされるようにしておくと、お金が一旦、自分の当座預金に入るのを見る前に貯蓄されるから気にならないだろう。

3.もっとお金を貯めよう!
空いている時間は何をしているのか?必ず週のうちに数時間、副業をやれる空き時間があるはずだから、ご近所の犬を散歩につれていくアルバイトをしてもいいし、SNSを利用して自分のスキルを売り出すのもいいしフリーランスの仕事をやってみてもいいだろう。創造力を働かそう(クリエイティブになろう)。人が買う物は色々あって面白いものだ。それにこれは単に自分の時間を売るだけのことではなくて、自分の物も売れるのだ。旅をしている時は必要ないものなら、そこからお金を作れることになるだろう。

4.経費削減できることを見つけよう!
例えば、ケーブルテレビをキャンセルしよう。携帯電話の料金プランを見直してみよう。自分の銀行に行って、プレミアム口座の計算をしてもらおう。お金を貯蓄する方法はいくらでもある。仕事場にはお弁当を持っていこう。スーパーで何が売られているかによって、その日の献立を計画しよう。世の中には経費を落として、貯蓄する方法が沢山ある。

5.ポイントやお金を貯める方法を探そう!
すべてのポイントカードシステムは購入する全ての物の値段に組み込まれているので、それを大いに利用しよう。私も何でもクレジットカードで購入して、全てポイントを貯めている。あとは、航空会社のマイレージプランやポイントシステムもよく調べてみよう。

6.お金よりも時間を使おう!
経費の全てを見直してみて、それについて二者択一のベースで考えてみよう。お金のためにお金を使うのか、それとも時間を使うのか。できるなら、可能な限り時間を使おう。自家用車をやめて公共交通手段を使おう。きっとお金が貯まるはずだ。あるいは公共交通手段をやめて自転車に乗ろう。料理も最初から自分で作って、出来合わせの物を買うのをやめよう。食料品はひとつのところでまとめて買わずに、2~3軒の店をまわって特売を買うようにしよう。少しの時間をかけることによって、かなりのお金がたまる方法がごまんとある。

7.余暇の楽しみ方について再検討してみよう!

ありあわせの夕食や友達とハイキング、夜通しゲームをしたり、図書館で本を読んで時間を過ごしたり、ごくわずかなお金で楽しめることが山ほどある。

8.まずは借金を返済しよう!
現実的に考えて、クレジットカードの借金や、あるいは住宅ローンのような本来なら長引くような借金を清算する方が良いだろう。旅行の支出に、なぜ利子を別途支払うのかということだ。

9.家賃を減らそう!
ルームメイトと一緒に住むか、あるいは実家に戻って両親と一緒に住むようにしよう。犠牲を払うことはわかっているが、キャリア・ブレイクの旅をするためには短期的な痛みはしかたがない。結局のところ、人生にとって大切な旅のために貯金しているのだから。

10.貯金できるように旅を計画しよう!
自分のモチベーションを高く保っておくために、旅のために貯金できるように計画しよう。あまり積極的な方法ではないが、日々の犠牲も少しずつなら受け入れられるだろう。

それは、例えば、使うときは「1回に千円だけ使う。」と決めること。ばかばかしいほど単純に聞こえるかもしれないが、人は自分の消費能力を過大評価しすぎている。再三使えるかのようにお金を使いたがる。 だから皆さん、この言葉をスローガンのように唱えて、かつてできなかったギャップイヤーの代りに、キャリア・ブレイクの旅のために貯金をしたらどうだろうか?

文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子


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2015年5月15日付
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「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
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海外ギャップイヤー事情 米国編「NHK BS1『WORLD WATCHING』でも、NYからギャップイヤーがテーマに!?」の巻
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タイトル~世界のトップニュース▽米大統領長女もギャップイヤー取得!
 7日(土)、NY(ニューヨーク)の"旬の話題をお届け"の趣旨で、米国で注目を集めているオバマ大統領の長女マリアさんのハーバード大学入学前のギャップイヤーについて、京都生まれのニューヨーカー、マイケル・マカティアさんが、米国におけるギャップイヤーの現状をレポートした。1年間大学入学を遅らせ、本格的なボランティアやインターンシップをする意味や、バーンアウト防止とギャップイヤー帰還後の"オトナ"になった学生への大学の期待が語られた。また、街に出て、「あなたはどんなギャップイヤーを取得したか?」や「ギャップイヤーを取得するとしたら、今何をする?」等のインタビューも行っていた。

また、「まとめアットウィキ」でも、「ギャップイヤーとはどんな制度?」【メリット・デメリット】が掲出され、最後にギャップイヤー・ジャパン代表のBLOGOSの解説記事につないでいる。⇒http://atmatome.jp/u/mato3maru5/54zjsspi5/

JGAPギャップイヤー総研

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海外ギャップイヤー事情 米国編「オバマ大統領の長女マリアさんもハーバード大入学前にギャップイヤー取得と各紙が報道!?」の巻CAM01988 [225815].jpg

 6月に高校を卒業するオバマ大統領の長女マリアさん(17歳)のハーバード大学に入学が決まり、合わせて、ギャップイヤーを取得するとホワイトハウスから日曜日朝に発表があったことを全米のメディアが、こぞって伝えている。

マリアさんとしては、父親の在任期間に大学に入学してしまうと、警備陣の煩わしさやメディアの注視などでプライバシーの確保が難しく、"普通の大学生活"を送れない懸念も手伝い、1年間のギャップイヤーを取得することを決めたようだ。もともと、ハーバード大学は合格通知書の裏側に、入学延期をしてギャップイヤーを推奨する文面があるほどだ。彼女が国内・海外どちらを選び、ギャップイヤー期間をボランティア主体に組み立てるか、語学習得などの課外留学を中心にするか、はたまたインターンシップ(映像に興味があり、これまでCBSでの経験あり)をするか、今のところ定かにはなっていない。尚、ギャップイヤーという選択は、家族の夜の食事の中で、話し合われたとある。

 気になるマリアさんの成績は、大統領をして、「scholarly (学問好き)で熱心な読書家」と言わしめ、夫人は「まあ、普通の成績では満足しないタイプよね」と言い切る。

 オバマ大統領(コロンビア大出身)、ミッシェル夫人(プリンストン大出身)とも、大学院はハーバードのロー・スクール出身であるが、夫人は4月に発行された若者向けの雑誌のインタビューに応え、「二人の娘たちには、『一流大学(top schools)に行かなきゃ』という、いわば上っ面の名前だけで決めてほしくない。米国にはいくらでも魅惑的な大学があり、問いは自分にどう役立つかで判断してほしい」と言っている。

 実はオバマ大統領も昨年9月に、高校生たちの前で、「ネームブランドはなく、有名でもなく、イケてるとも思えない大学でも、立派な教育が受けられないとは限らない」とミッシェル夫人と近い発言をしている。オバマ大統領自身、まず西海岸で最も古いリベラルアーツカレッジの一つであるオクシデンタル大学(カリフォルニア州ロサンゼルス)に入学し、2年後、ニューヨーク州のコロンビア大学に編入している。

 尚、アイビーリーグ各大学は、ギャップイヤー制度を導入しているか、推奨しているか、はたまた入学を延期してギャップイヤーを取得できる環境か、いずれにか当てはまる。ハーバード大では、学部1学年で2000人規模、数年前まで、入学前のギャップイヤー取得は50人レベルだったが、今は100人規模。参考まで東大は1学年3000人で、ギャップイヤー制度はあるが、取得は10人程度。日本も徐々にではであるが、ギャップイヤーは制度としても個人のチャレンジとしても、"絶賛"進展中ってところだろうか。


JGAPギャップイヤー総研

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文科省が平成27年度「ギャップイヤー・プログラム」の公募状況を公表~応募は38大学。選出は12件程度を予定 http://japangap.jp/info/2015/05/273812.html


2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html


2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
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※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

FM東京の瀬尾 傑「本のソムリエ」で、砂田 薫代表がギャップイヤーとキャリア教育の現状を解説!(『ギャップイヤー白書』リンク付)


講談社ゼネラルマネジャー瀬尾 傑さんがパーソナリティを務めるFM東京(全国ネット)「本のソムリエ」で、ギャップイヤー・ジャパンの砂田 薫が4月25日番組で出演しました。

大学・企業双方が注目しているギャップイヤーの解説や、日本や米国の状況、そしてキャリア教育の大切さなどを語りました。以下から聴けます(15分)。
http://www.jfn.jp/RadioShows/place_seo

 また、砂田代表が番組の中で紹介した「ギャップイヤー白書」は、以下から無償でダウンロードできます。

「ギャップイヤー白書~それは"空白"でなく、"機会"の創出」:http://japangap.jp/info/2016/01/622.html

海外ギャップイヤー事情(150記事以上)
http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP設立5周年スペシャル紙面企画 エッセイ欄『フロンティア・フォーラム』 「いいね!」数ベスト&インパクト記事11稿!
http://japangap.jp/info/2016/01/jgap-222.html   

【参考リンク】
2016年1月1日付
「2016年は"ギャップイヤー2.0"の時代!」(砂田 薫)-代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2016/01/201620.html

2015年8月1日付
「今秋から新たに10大学で"ギャップイヤー制度"が誕生する!」(砂田 薫)-代表ブログhttp://japangap.jp/blog/2015/08/10.html

2012年「留学交流3月号」(砂田 薫)
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/related/kouryu/2011/__icsFiles/afieldfile/2015/10/23/kaorusunada.pdf

2015年3月号 東大のギャップイヤー体験者3人の考察が掲載
http://www.jasso.go.jp/ryugaku/related/kouryu/2015/__icsFiles/afieldfile/2015/11/18/201508yatsuya.pdf


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