ギャップイヤー・ジャパンからのお知らせ

2015年11月アーカイブ

JGAP寄稿者短信:「耐えるに値する本当の『根性』とは~なぜたった2行のツイートが大反響になったのか!?」(田島麻衣子、国連職員)
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※田島麻衣子ブログからの転載

 先日ふと心に浮かんだ左の言葉を自然にtweetした所、4600人以上の方からの反応を受けました。何故今この時代に、「根性」という言葉が人の心を捉えるのか。これを機会にもう一度考えてみることにしました。

「根性とは、自分が選んだ本当に達成したい事と、粘り強く向かい合う姿のこと。誰かに決められた事を、苦しみながら耐える力ではない。」たった2文の言葉です。

 考えてみれば「根性」というこの言葉は、中高の部活や受験勉強また会社などで良く使われる言葉です。高校で体育会を少しだけ経験した私にも経験があります。集団生活の中では、苦難に屈しない精神さえあればどんな目標でも達成できる、という精神論の中で良く用いられ、「根性を出せ!」「根性を見せてみろ!」と主に他者が本人に語りかける(又は叱る)形で使われます。逆に「私はどうしても根性を身に付けたくて」と悩んでいる人を見かけることはありません。どうやら今の日本社会で「根性」を要求するのは、当の本人ではなく、他者であるようです。

 こうして「異常なまでの努力」といった意味で使われることの多いこの「根性」という言葉ですが、辞書で定義を調べてみると、「その人の本来的に持っている性質」と出てきます。今の言葉のイメージとは真逆ですが、語源はなんと仏教用語にあり、「仏の教えを受け入れられる能力や器の浅深のこと」が根性だそうです。2500年も時間が経つと、言葉の意味も随分変わるものですね。

 そして、私はこの元祖の意味での「根性」こそが、人生で耐えるに値する真の根性だと思っています。すなわち、その人が人生で本当に成し遂げたい事を理解して、それと粘り強く向かい合う様です。他者の異常なまでの要求に耐える力ではありません。両者の明らかな違いは、

①目の前の困難が自分の幸せに繋がっているかという点、
そして
②困難を選ぶ主体(他人か自分か)にあります。

 今もし「根性」という名の下に、周囲のプレッシャーに負けそうな人がいたとしたら、もう一度この言葉が持つ本当の意味と、自分のやりたいことを考えてみると良いと思います。意味のある努力は、自分の幸せのために自分で選ぶ必要がある。私はそう思っています。

※本記事に記された見解は著者個人のものであり、所属組織の見解を何ら反映するものではありません。


(関連記事)
2014年12月22日付
JGAP寄稿者短信:「過去十数年を7カ国で過ごして学んだ、世界のどこでも誰とでも気持ちよく仕事をするためのポイントを書きました。」(田島麻衣子さん、国連職員 )
http://japangap.jp/info/2014/12/jgap-184.html

2011年11月14日付
No8:「世界で働く日本人が増えるための条件を考える」(田島麻衣子)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム: http://japangap.jp/essay/2011/11/wfp.html

2014年8月30日付
JGAP寄稿者短信:「ダイヤモンド・オンラインで連載を始めました!~初回のテーマはブラック企業」(田島麻衣子さん、国連職員)-ニュース | ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2014/08/post-152.html

田島麻衣子BLOG:http://maiko-tajima.jimdo.com/

海外ギャップイヤー事情 米国編:「アメリカン大学のギャップイヤー・プログラムとは!?」の巻ACE写真.jpg


 アメリカン大学は1893年創立の私立総合大学。「首都に大学を!」という初代大統領ジョージ・ワシントンの呼びかけに応じて造られた。ワシントンD.C.北西に位置する恵まれた地の利で、名門大学の部類に入るだろう。それは、大学ランキングでいえば、全米で70-80位、世界で400位前後だから、日本でいう早慶ランクというところだ。研究中心のドイツ型大学院モデルと学部教育中心のアメリカ型を組み合わせた教育を理念としているのが特徴だ。

 その名門アメリカン大学には、「ギャップイヤー・プログラム」がある。それは1学期あるいは1年間を過ごし、修学とインターンとしての就労活動の両方ができる機会を提供している。例えば、田舎暮らしをしていて、身近な環境に関心ある高校卒業生がワシントンで、1学期間をアースデー・ネットワークでインターンとして働き、30万人もの人を魅了したイベントの企画に加わることだってできることになる。

 このギャップイヤー・プログラムでは、学生達は84エーカーのキャンパス(アメリカ副大統領の自宅からほんのすぐそば)で暮らし、授業に出席しながらインターンをして就労経験を積むことができる。高校を卒業した学生向けのものだが、必ずしもこの大学に進学しなくてもよいおおらかさも持ち合わせている。

 プログラムには、政治学、グローバルビジネス、そして国際関係について、アメリカン大学の教授のセミナー・スタイルの授業が受講できる。教授達は学外から専門家を招き、街の周辺のNPO団体、行政機関や企業、そしてFBI研修所の学生でさえ、授業に出て、アメリカン大学の単位修得見込証明証(国内プログラムは7単位、国際プログラムは12単位)をもらえ、その単位は他の大学に移行可能なものだという。

 国内のギャップイヤー生(高卒者で大学入学未満の若者)は、3000以上もある組織(首都ならではの米国連邦議会を含む)の一つでインターンシップをすることで締めくくる。指導教授はその学期が始まる前から学生とともに履歴書作りや、その学生に合ったインターンシップに重点的に取り組めるように動きはじめる。海外からの留学生にはインターンシップ体験のかわりに、ソフトウェア・テクノロジーや異文化間の理解に集中した詳細なコースが組まれている。

 ギャップイヤー生(Gap year students)は、大学キャンパスのラーニング・コミュニティーの中で一緒に生活をし、アメリカン大学の学生とみなされ、活動や倶楽部も含めて大学が提供する全てのものを利用できる権利がある。もちろんワシントンDC全部をすぐ利用できる(地下鉄の駅は道をシャトルでひと乗りしたところだ)

 プログラムは、締め切り設定なしの出願方式なので、今なら2016年の春か秋の学期(gap semester)に、あるいは2016~2017年の1年間のプログラムに申し込める。申込者は申し込み完了後、2週間以内にアドミッション・オフィスから連絡があるという。

 ある高卒者は、地方から首都に来て、この1学期のギャップイヤー・プログラム(gap semester)に参加し、アメリカン大学に入学した。「インターンシップを通して様々なプロジェクトをやる機会に恵まれたことが大変気に入ったっ。ブログも投稿し、学校のために気候リテラシー・プログラムに取り組み、アースデイのために南米の社会福祉活動にも取り組んだ」という。

 この1学期間のギャップイヤーをうまく過ごせた大きな要因として、ワシントンDC自体の魅力をあげている。「DCには色々なもので溢れていて大好きだ。思いつく全ての興味あるもののイベントや組織が探せる!」

 学生にとって、都市の魅力は共通のようだ。

文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子

(関連記事)
2015年8月1日付ス
「今秋から新たに10大学で"ギャップイヤー制度"が誕生する!」(砂田 薫)-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2015/08/10.html

2015年5月15日付
文科省が平成27年度「ギャップイヤー・プログラム」の公募状況を公表~応募は38大学。選出は12件程度を予定 http://japangap.jp/info/2015/05/273812.html


2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html


2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

JGAP寄稿者短信:「ワーキングホリデーと青年海外協力隊の違い」内藤さん川.jpg


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いやー寒いです!

もうさすがにユニクロウルトラライトダウンでは耐えられなくなってきましたね(汗)


さて,本題ですが

ワーホリと協力隊の違い。を僕なりにまとめてみましょう。

あくまで僕場合なので,参考までにして頂ければと思います。


行ける国の違い
まずこれですね。

ワーキングホリデーでは

僕のいるカナダを始めとし,オーストラリア,ニュージーランド,フランス,ドイツ,イギリス,韓国,デンマーク,アイルランド,台湾,香港,そしてノルウェーです。

そして青年海外協力隊ですが

僕の行っておりましたルワンダを始めとして,アフリカ大陸から中南米,アジアを中心に現在71カ国に派遣されているそうです。

ワーキングホリデーは,この言い方は嫌いなんですが先進国と言われる国やそれに近い国にいけますね。

そして青年海外協力隊では,発展途上国と言われる経済的にはまだまだ貧困と言われる国にいけます。


目的の違い
これも大きな違いです。

ワーキングホリデーの目的は,1つではありませんが

語学力を上げたい,海外生活を体験してみたいの2つが大きな目的だと思います。

そして青年海外協力隊の目的は,基本的には

途上国の人達の為に何か役に立つ事がしたい

というのがメインだと思います。

勿論,サブ的な目的にワーホリとおなじ理由もあるとは思いますけどね。

期間の違い
ワーキングホリデーは,オーストラリアとイギリスは2年ビザが有効ですが,他は1年が基本です。

そして申請出来る年齢は30歳までです。

青年海外協力隊は,基本は2年間。短期ボランティアという枠でいくと短いのだと2週間とかもありますね。

申請出来る年齢は39歳まで。

行くまでの違い
これは「よし!ワーホリでor青年海外協力隊として◯◯国に行こう!」と決めてからの動きですが,

ワーキングホリデーは,基本的には各国の大使館に申請する形になります。

自分の場合はアフリカに行っていたという事もあり,ちょっと人より時間がかかりましたが,大体2ヶ月くらいで取れましたね。

基本的には取れた時点から行く事が可能です。

国によって募集期間は募集枠が違うので,注意です。

基本的にはイギリス以外は,枠から落ちる事は滅多にないみたいです。

そして青年海外協力隊は,春秋の年二回の募集に沿って応募し,書類選考から最後は面接も受けて合格すると派遣仮決定となります。

仮決定と書いたのは,その後2ヶ月に渡る派遣前訓練で語学やボランティア活動に必要な勉強をし,最後にテストに合格すると正式に青年海外協力隊員として認められます。

僕は運良く1回で受かりましたが,3回目でようやく受かったという人もいるので,ワーホリと比べると少しハードルが高いのかもしれません。

僕は春募集(5月くらいだったかな?)で応募して,

7月に合格,1月から2ヶ月間訓練を受け,翌年3月末に派遣されました。

期間的にはワーキングホリデーは2〜3ヶ月で行く事が可能ですが,青年海外協力隊は応募から派遣までは1年近くかかりますね。


生活の違い
国によって生活スタイルが違うのは,ワーホリも青年海外協力隊も同じですが,ここでは「どうやって生計をたてているか?」の話になります。

ワーキングホリデーは基本全て実費です。さらに仲介業者に頼むというパターンもありますが,それでもそこに御願いするのは自分ですし,払うのも自分です。

日本で貯めたお金を生活費に当てる人もいれば,僕のようにすぐに仕事をして生活費を稼ぐ(貧乏な)人もいます。

青年海外協力隊は実はなんと全てJICAが負担(正確には国民の税金からですが)してくれます。

家賃,生活にかかる分のお金,医療費,などなど全てです。

それとは別で海外手当というのが毎月数万円入ってきますので,帰国後には100万円以上の貯金が出来ているのが基本です。

お金や生活の面だけ見ると,ワーキングホリデーの方が青年海外協力隊よりも大変そうですね。


自由度の違い
さて,最後です。

お金や待遇は圧倒的に青年海外協力隊が良く見えましたが,自由度はどうでしょうか?

ワーキングホリデーは,行く国も自分で決められて,ビザが取れればいつから行くか?も基本的には自由です(ワーホリビザの期限はあります)。

その国のどこに行くのも自由。何をするかも自由です。

帰りたくなったら帰ってもいいし,旅行も出来るし,引っ越ししたかったらそれも自由なんです。報告義務もありません。

青年海外協力隊は,自由度でいうとかなり低いかも。

派遣国や期間は応募時に選べますが,実際にそれ通りになるのは50%くらいな気もします。

そして配属先も決まっていますし,住む家もアフリカなどだとJICA側が決めた場所。そうでなくてもかなり基準が厳しかったりします。

活動内容をJICAに年5回報告書を書いたり,国内旅行をするにも報告,海外は行ける国も期間も決まっています。

まあお金を頂いているし,身分も公人という立場ですからそらそうです。

さて,自分なりに2つの違いをまとめてみました。

まあどっちが良いって訳ではありません。あくまで違いを書きました。

でもどちらもこれから海外で何かをしたいという人にとっては敷居が低めなプログラムだと思います。

ワーホリは多少のお金があれば何とかなるし,協力隊は合格するまでは就活みたいに少しハードルがありますが,その後は気合いでどうにかなってしまいます。

迷ったあげくやっぱり行かないと決める前にまずはどちらにも申請,応募してみたらいいかもしれません。

何事もやり始めるときが一番不安なので。動いちゃえばいいんです。


最後までご覧頂きありがとうございますアリ(´・ω・)(´_ _)ガト♪

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内藤俊輔(NPO法人AYINAコアメンバー)


(関連記事)
2014年7月16日付エッセイ集 フロンティア・フォーラム No.174:「 格好悪くてもいいじゃないか。それでも前に進み続けるたった1つのコツ」(内藤俊輔さん、 青年海外協力隊/ルワンダ派遣) http://japangap.jp/essay/2014/07/post-79.html

2015年9月19日付
JGAP寄稿者短信:「これからの時代はアフリカ系男子!!」(内藤俊輔さん、 NPO法人AYINAコアメンバー)http://japangap.jp/info/2015/09/jgapafrican-friendship-party-1.html

2015年5月21日JGAP寄稿者短信:「African Friendship Partyのお知らせ」(内藤俊輔さん、 青年海外協力隊/ルワンダから帰国)
http://japangap.jp/info/2015/05/jgapblog.html

2014年9月13日付JGAP寄稿者短信:「世界一周するのと,海外に長期滞在する違いは何ですか?」http://japangap.jp/info/2014/09/jgap-166.html

2015年1月9日付JGAP寄稿者短信:「自分のできることを人にできるようにする」 http://japangap.jp/info/2015/01/jgap-190.html

2015年4月1日付JGAP寄稿者短信:「逆カルチャーショック7選」
http://japangap.jp/info/2015/04/jgap-202.html

2015年4月10日付
JGAP寄稿者短信:「新Blog設立と今後の構想について」
http://japangap.jp/info/2015/04/jgap-203.html

プロフィール:
内藤俊輔
1986年青森生まれ。
中学時代に父を亡くし母子家庭で育つ。マーケティング会社に約5年勤めた後,平成24年度4次隊として青年海外協力隊でルワンダに派遣。3月に帰国した。

ブログ「セカイハヒトツ」:
http://naikel.hotcom-web.com/wordpress/

Blog:ルワンダから観た世界〜内藤俊輔BOOK〜(http://ameblo.jp/naikel0311/
Twitter:@Naitkel0311
Facebook:https://www.facebook.com/naitobook
E-mail:naikel0311@gmail.com

11/25(水)20:00~ PIPD主催:英語による講演&議論「Mr. Jerome Camier Will Japan really become an arms exporter?」@白金(参加費:無料)
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PIPD(下記参照)は、11月25日(水)20:00から日欧産業協力センターにて防衛産業専門研究員として活躍しているMr. Jerome Camierをゲスト・スピーカーとして招き、議論する。テーマは、「Will Japan really become an arms exporter?(日本は本当に武器輸出国となれるのか?)」で、Mr. Jerome Camierのプレゼンテーションの後、参加者と英語でインタラクティブでオープンなディスカッションを行う。(プレゼンテーション、質疑応答まで全て英語のみ)
 
参加希望者は、以下の申込サイトから申し込むこと。
----------------------------------------------
■ 日時:11月25日(水)20:00-21:30
■ 会場:日欧産業協力センター
※東京都港区白金1-27-6 白金高輪ステーションビル4階
(白金高輪ステーションビルは白金高輪駅3番出口真上のビルで 1階にローソン)
http://www.eu-japan.eu/ja/contact-location
■ テーマ:Will Japan really become an arms exporter?(日本は本当に武器輸出国となれるのか?)
■ スピーカー:Mr. Jerome Camier 日欧産業協力センター 防衛産業専門研究員
■ 参加申込:下記リンク先の申込フォームに必要事項を記載の上、申し込むこと。
http://kokucheese.com/event/index/354619/
■ 定員:40名
※ 定員に達し次第、期日前でも申込みを締め切る。


(参考)
 Platform for International Policy Dialogue (PIPD)は、官民協働ネットワークCrossove(http://crossover21.net/)rがNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)と共催で昨年⒑月に立ち上げた、国内外の政治・経済・社会問題についての議論を楽しむ政策対話のプラットフォーム。毎回、在東京の大使館、国際機関、あるいは研究機関等で活躍するその道の専門家をゲスト・スピーカーとして招き、テーマに関するプレゼンテーション、質疑応答、そしてディスカッションを行っている。
過去の開催実績や模様は以下のCrossoverウェブサイトからわかる。
http://crossover21.net/eng.html

巻頭寄稿『女性博士人材のキャリア支援とこれからの人材養成』(砂田 薫、季刊Ja-Net  スリーエーネット社)が公開されました。 季刊.jpg

 女性が消費に、また働き手として期待される中、女性博士人材の活用が社会的課題となっている。一般的に結婚や出産、子育てといったライフイベントにより、博士人材となる女性は30 歳以上の方が多くなる傾向にあるが、どうすれば社会で活躍し、社会に貢献できるか、その私論が展開されている。

※リンク⇒http://www.3anet.co.jp/wp-content/uploads/2015/10/Ja-Net74.pdf 

現在民間のアパートの一室を借りて運営している「たぶんかフリースクール」新宿校を存続させようとクラウドファンディングに挑戦!

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 多文化共生センター東京事務局(http://tabunka.or.jp/)でインターンをしているお茶大ポスドク(博士後期課程満期退学者)の孫 逸舒さんが中心となって、「たぶんかフリースクール新宿校」を存続させるためのクラウドファンディングにチャレンジしている。

「たぶんかフリースクール」新宿校は、現在民間のアパートの一室を借りて運営しているが、新宿校の家賃にも充当していた国の支援が、その助成方法が変わったため、2015年度から受けられなくなってしまったという。現在新宿校を存続させていくことが大変困難な状況のため、Ready for を通じて訴えている。

 趣旨に賛同し共感の輪は広まっており、現在開始2週間で100万円超。しかし、目標金額まであと50万円の支援は、これからの拡散なしには成し遂げられない。

是非この機会にReady forで、その想いに触れてみるのはいかがだろうか。

https://readyfor.jp/projects/5166

JGAP寄稿者短信:「社会不適合者のぼくだって、社会と関わって生きていきたいのだ 」藪内さん顔.jpg


これは、多くの人にあてはまる考えだと思っています。

というのも、人間は他社との関わりなくして、生きていけない生き物なんですから。

じゃあ、「他社との関わり」を「社会的活動」と言うとして、その「活動」を行う方法って具体的に、どれくらいあるの?というのが、今回の問いです。

日本では「社会人」という言葉がありますが、この言葉は恐らく、「会社勤め」をしている人を一般に指すんじゃないでしょうか。

もしくは、間口を広げると「仕事をしている」人か。(ただし、この言葉はフリーターや非正規の人を含めないニュアンスで使われている気がするのは、ぼくだけでしょうか)

でも、よくよく考えてみると、今なんて「社会との関わり方」なんて、ごまんとあるんですよ。

例えば仕事をするにしても、クラウドソーシングサイトを使ってオンラインで完結してしまうことが可能です。

自ら「ニート」と言っているphaさんなんて、ブログもしていますし本も出版しています。もう立派に、社会と関わっているじゃないですか(笑)

ぼくがこのようにブログを書いているのも、ある意味「社会と関わる」方法の手段であるわけです。

それに、大概の人は「何らかの形」で社会に関わらないと、苦痛で苦痛でしょうがないものです。

職場で同僚と話をする、とか、

クライアントから価値を認めてもらう、とか、

地域コミュニティで何かイベントをする、とか、

SNSで自分の意見を発信するとか、

何らかの適した方法で社会と関わらないと、それこそ人間が腐ってしまいます。

ぼくは自分でも「社会不適合者」だとは思っていますが、

それでも、社会との関わりがなくなってしまうと疎外感を覚えてしまうことは確かです。

だからこのようにブログを使っていますし、主に在宅で仕事をしています。(単純に、人と直接関わるのが苦手なだけですが、それはそれで、立派な社会不適合者でしょう)

買い物をしにみどりの窓口やスーパーにも行きますしね。というか、ネットで買い物をする時点で、立派に社会とは関わっています。

なんというか、日本人の多くは「社会と関わる」ということを、大事に捉えすぎですし、それを尊いものとして考えすぎです、そんでもってそれで他者を洗脳しようとしているから、タチが悪い(笑)

「社会と関わる」なんて、そんな大げさなことでもなんでもないんです。

コンビニで100円のコーヒーを買っても、ネットで仕事を5000円で受けても、友人の家の掃除に助っ人で駆けつけても、それで立派に「社会と関わっている」わけですから、

もうちょっとお互いが自己肯定できるように暮らしていって、いいんじゃないでしょうか。


藪内達也
英日翻訳家


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2015年10月21日付
JGAP寄稿者短信:「『成長したい』なんて言っているヤツは絶対に成長できない 」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2015/10/jgap-214.html


2015年4月15日付
JGAP寄稿者短信:「なぜ会社員は仕事にやりがいを求めるのか?」 (藪内達也さん、英日翻訳家) ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2015/04/jgap-204.html

2015年3月1日付
JGAP寄稿者短信:「就職活動解禁の時期を迎えると毎回思うこと 」 (藪内達也さん、英日翻訳家)- ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2015/03/jgap-197.html


2015年2月27日付JGAP寄稿者短信:「さとり世代と言われますが・・・」 (藪内達也さん、英日翻訳家)- 日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP) http://japangap.jp/info/2015/02/jgap-196.html

8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:自由形の掟
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

12/12(土)「全国移住女子サミット2015」参加者募集(60名)~全国から地方で"新しい暮らし"を実現している女子が集合!りんご外.jpg

「地方を選んだ女子の新しい暮らしかた
自分らしく、楽しく生き生きと働き続けたい。
季節の移り変わりを感じながら暮らしたい。
身の回りにいる人とのちょっとしたやりとりに幸せを感じたい。
キラキラとした憧れの暮らしを送りたい。」

こういうセンテンスに"ピン"と来る方には、絶好の機会になるだろう。
東京で12月に開催されるこのイベントは、魅力的。テーマ別トークセッションは「ケータリング付」という。"移住女子"の地域の食材を使った料理を片手に、交流できる。

■開催概要■
日程:2015年12月12日(土)(16:00〜20:30)※途中退席自由
場所:the-c(東京都千代田区内神田1-15-10)
対象:移住女子の暮らしに感心のある方、地方での暮らしを考えている方
定員:60名
参加費:2000円(フード・ドリンク付き)
プログラム:
16:00〜 開会
16:10〜 オープニングトークセッション
17:50〜 テーマ別トークセッション
20:30  終了
締切:12月10日(木) ※先着順のため、早期に終了する可能性有り。
主催:にいがたイナカレッジ


登壇予定の9人のプロフィール(敬称略):
島本 幸奈(フィッシャーマン・ジャパン/宮城県石巻市)
1991年千葉県君津市生まれ。一般社団法人フィッシャーマン・ジャパンに立ち上げから関わり、海と共に生きる男達の中で女子ひとり。情報発信や個人向け販売、交流イベント、担い手育成事業などに携わり水産業の魅力を全国に発信中。

栗原 里奈(移住女子/新潟県長岡市川口)
1986年千葉県松戸市生まれ。東京の大手企業に勤務で不自由ない暮らしに満足していた中、東日本大震災を経験。2012 年4 月、結婚を機に新潟県長岡市の中山間地に念願の移住を決断。2014年6月第一子出産。地域の人に見守られながら子育て奮闘中。「新潟地域プロデューサー」としてイベント企画・運営だけでなく、講演や執筆活動に従事。食を中心とした新潟県の文化を発信中。

佐藤 可奈子(移住女子/新潟県十日町市)
香川県生まれの28歳。海外支援の分野でのキャリアを志向し、立教大学法学部政治学科入学。在学中に当時6件13人だった新潟県十日町市の池谷集落の農業体験に参加。卒業後、集落に移住して就農。現在「かなやんファーム」として水稲、さつまいも、なすを栽培。移住女子フリーペーパー「ChuClu」編集長。里山での魅力ある生き方を発信新潟日報にて「きぼうしゅうらく」、全国農業新聞にて「一粒万倍」を連載中。

水沼 真由美(移住女子/新潟県十日町市)
1994年生まれ。神奈川県横浜市出身。法政大学現代福祉学部休学中。地域づくりに関心があり、大学の講義でもらった移住女子のフリーペーパー『ChuClu』をきっかけに、にいがたイナカレッジの長期インターン生として新潟県十日町市に移住。地域の直売所『千年の市じろばた』を拠点に地域の食材を使用した加工品販作りや販売に加え、田んぼや畑の農作業を通して6次産業を研究中。移住女子の先輩に支えられながら移住ライフに奮闘中。

渡邉 加奈子(移住女子/長野県栄村)
1982年生まれ。大阪府出身。大学の調査研究をきっかけに訪れた長野県栄村に2008年移住。移住前は京都の私立大学で事務職員として勤務。栄村で暮らす人々の生きる力の強さに憧れ、移住を決意。移住後は、自身の住む青倉集落で「青倉米」を生産する青倉受託作業班の仲間に入り、生産と米や野菜の産直活動を行う。

佐野 知美(灯台もと暮らし/東京都)
新潟県見附市出身。横浜市立大学を卒業後、金融機関の企画営業、出版社勤務を経て、フリーのライター・編集者。その後、観光・旅行系メディアで執筆・編集のキャリアを積み、ベンチャー企業「Wasei」で「灯台もと暮らし」を立ち上げ編集長。イベント「編集女子シリーズ」主催、オンラインサロン「編集女子が"私らしく生きるため"のライティング作戦会議」主宰、法人向けライティング講師、司会業なども手がける。

ヒビノケイコ(コマ漫画エッセイスト/高知県苓北地方)
1982年大阪生まれ。京都精華大学芸術学部陶芸学科卒。自然派菓子工房「ぽっちり堂」オーナー。4コマエッセイスト・グラフィックファシリテーター。京都郊外での田舎暮らしを経て2006年に出産を機に高知県の嶺北地区に移住。自然派菓子工房ぽっちり堂(山カフェ・ネット通販)を起業。 地域の良さとアートを生かした経営を目指す。2014年からは作家活動に専念(カフェは閉店・ネット通販に集中)ブログは「ヒビノケイコの日々」。

畠山 千春(ちはるの森/福岡県糸島市)
1986年生まれ。3.11をきっかけに、大量生産・大量消費の暮らしに危機感を感じ、自分の暮らしを自分で作るべく活動中。2011年から動物の解体を学び、鳥を絞めて食べるワークショップを開催中。2013年狩猟免許取得、獲物の皮なめしなども修行中。現在は福岡県で、食べもの、エネルギー、仕事を自分たちで作る「いとしまシェアハウス」を運営。『わたし、解体はじめました―狩猟女子の暮らしづくり』(木楽舎)を2014年に出版。

土屋 望生(NPO法人ETIC./熊本県五木村)
熊本県球磨郡五木村生まれ。人口1200人の村で山と川の雄大な自然に囲まれながらのびのびと育つ。小学生のころは、同学年の児童がいなかったため、先生を独占できた。高校入学と同時に村を出て、熊本県立大学に入学。一般社団法人フミダスにて、学生スタッフとしてインターン・コーディネート業務に従事。地元を愛する人々の熱に触れ、将来は五木村にUターンすることを決意。現在は地域に特化したプログラム・機会を創出するNPO法人ETIC.チャレンジコミュニティ事業部にて修行中。


参加申込サイト:
http://inacollege.jp/ijyu-joshi-summit/   

12/10(木)第10回アショカ・ジャパン・フェロー・スピーカーズシリーズ
Sascha Haselmayer(サシャ・ハゼルマイヤー)講演
「Citymart―海を越えてグローバルに解決策を募るという21世紀型『市区町村の課題解決法』」参加者募集

 グローバルな社会変革を生み出すアショカ認証の社会起業家のなかでもより卓越した一人である、サシャ・ハゼルマイヤー氏が来日し、市町村の課題解決をより迅速により効果的に導く「Citymartシティマート」のシステムを紹介する。

 「より住みやすい環境を創る」という目的のために市町村それぞれの課題は何かを見極め、その解決のための策を世界中の企業やリサーチセンターから公募し、最適な案を選び実施まで手伝うのがシティマートの仕組みだ。これまでに、ロンドン、サンフランシスコ、ニューヨーク、バルセロナ、南アのケープタウン、モスクワなど50を超える自治体で導入されてきた。また、1000を超える世界中の企業やリサーチセンターが、解決策の提供側としてシティマートに登録している。

 少子高齢化が進む日本。2014年に民間研究機関「日本創成会議」の発表では、少子化と人口減少が止まらず存続が危ぶまれると指摘された市区町村は896。全国の49.8%が消滅する可能性を秘めている。

 人口減や若者の流出に悩む各自治体はこれまで様々な試みを行ってきたが、それぞれの自治体が抱える問題は多種多様であり、抜本的な解決のためには、第三者の視点とオリジナルのアイデアが求められている。

 アイデアは国内にとどまらず、海外からも受けつける。その課題解決方法を提示したのがシティマートのコンセプト。これまで導入を実施した世界各市には、国内で見つかった10倍ほどの解決策が、それまで全く縁がなかった国の中小企業からも寄せられてきている。

 またシティマートは、あらゆるサイズの企業に海外の公共プロジェクトに入札する扉をも開いた。これまでに導入が決まった解決テクノロジーの89%は中小企業から寄せられていて、国境や企業の規模という「壁」を乗り越え、課題解決のために連携する、それがシティマートというソリューションの魅力だ。

 各市区町村が抱える問題は何か、そしてその解決のために世界中からの提案をつなぎ、よりよい解決方法を考える、そんな取り組みを日本で導入するためには何が必要かを考える機会となる。

 当日はコミュニティデザインの生みの親である山崎亮氏を聞き役に、その問題解決のための手法の調達方法について、世界各地の事例をもとに対話する。

 コミュニティデザインに関心のある方、グローバルな市町村との協働の可能性に関心のある個人や企業人は見逃せないイベントだろう。

講演会概要
日時:2015年12月10日(木)18:30-20:30(受付開始:18:10)
会場:政策研究大学院大学 (GRIPS) 想海楼ホール
アクセス:都営大江戸線「六本木駅」7出口から徒歩5分
東京メトロ日比谷線「六本木駅」4A出口から徒歩10分/東京メトロ千代田線「乃木坂駅」5出口から徒歩6分
地図:http://www.grips.ac.jp/jp/about/access/

主催:一般社団法人アショカ・ジャパン
紹介サイト:http://japan.ashoka.org/node/2515
参加申し込み⇒https://ssl.form-mailer.jp/fms/5627d015396198

講師プロフィール:
サシャ・ハゼルマイヤー(Sascha Haselmayer)とシティマート(Citymart)
ハゼルマイヤーは、1973年デンマークで生まれ、英ロンドンで建築を学ぶ。開発したシステム「Citymartシティマート」は、ある地方自治体が必要とするイノヴェーションを選考コミティーの承認を経てオンラインサイトに記載し、それに対して世界中の企業(その89%が中小企業)が対応策を提案、応募する構造。最終的にはその地域及びグローバルの適任者約10人からなる評価コミティーが関わり選定する。海外の企業といったこれまで協力関係になかった企業の参入に不安を持ちがちな地方自治体の性格を鑑み、シティマート は、選定が決まると導入をスムーズに導くために、スタッフ数人が現地に入り自治体のフォローに努めている。

モデレーター:山崎亮氏
1973年生まれ。ランドスケープデザイナー。コミュニティデザイナー。株式会社studio-L代表。公共空間のデザイン、プログラムデザインやプロジェクトマネジメントに携わる。東北芸術工科大学教授、同大学芸術学部コミュニティデザイン学科学科長 2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わるまちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、建築やランドスケープのデザイン、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。主な著書に『コミュニティデザイン(学芸出版社)』『ソーシャルデザイン・アトラス(鹿島出版会)』『コミュニティデザインの時代(中公新書)』『まちの幸福論(NHK出版)』などがある。

海外ギャップイヤー事情 英国編:「Further education(継続教育)のリーダーが提唱するskills gap year(スキル獲得のためのギャップイヤー)」の巻ACE写真.jpg


 TESは、世界で最大のオンラインで結ぶ教員のネットワークで様々な情報が入手できる。そこで、Further education(FE:継続教育)が議論されている。

 Further education(継続教育、FE)ってご存じだろうか?イギリスやアイルランドで、義務教育(中等教育)を終えた後の教育過程ではあるが、大学によって提供される高等教育とは区別され、基本的に職業教育である。

 イギリスにおいて、16歳で中等教育段階を終えた後の進路は、高等教育(higher education, HE)に進む者は、シックスフォーム過程に進学することとなるが、そうでない者はこの継続教育に進むこととなる。イギリスには460校近い継続教育(FE)カレッジがあるとされる。継続教育は、特定の職業(経理士、積算士、都市計画家、獣医等)に就く資格を得るため、または大学編入資格への中間段階とされ、16歳以上の者であれば誰もが学ぶことができる。

 その中にあって、FEのリーダー的存在であるデビッド・ハーボーン氏は全ての若者に異なる職業を試せるようなギャップイヤーの期間を与えるべきだと提唱していて、興味深い。

 エッジ財団の最高責任者代理の同氏は、イギリスの継続教育(FE)の指導者的立場にあるが、もっと国をあげて、16歳で学校を卒業していく子供達に異なる職業を試せるチャンスを与えるような新しい形のギャップイヤーをしていくべきだと提案する。この取り組みによって、可能性のある生徒達が職業選択の際に、適していない職業に就かないようなると主張している。

 そのような違うキャリアをテストドライブするskills gap year(スキル獲得のためのギャップイヤー)は、生徒に試験勉強してきたプレッシャーの後に、ゆっくりと落ち着かせ、考える時間を与えることになると主張する。「自分はこの次、何を本当にしたいのか?」と、もし1年間あれば、就労体験をしてキャリアのフィルターにかけられ、きっと「大学で一体何をしたいのか?」と考え始めるだろう。そして、仕事とより明白な関連性のある職業コースをとるかもしれない、とエッジ財団の10周年記念講演で彼はそう説いた。

 同氏は、学習者のスキルと雇用者側のニーズの関連性についても訴えている。

 2011年の高等教育統計機関(the Higher Education Statistics Agency)によると、何せ26,000人の学生が大学入学後1年で中退しており、それは全学生の6.7%にも及ぶということだ。

「大学1年目で中退者がでることの問題点の一つには、そこに入るためにまず多くのことを捧げてきたにも関わらず、入学したコースが期待していたもの、あるいはやりたかったこととは違っていたということだ」と訴える。

「1年間のギャップイヤーは、貴重な社会生活に適応する要素(socialising element)があり、大人が皆、教師のようではなく、また全員が怖い存在でもないことを発見するこに役立つ。私の娘は社会人類学に進んだが、進学後何をやりたいのかわからなくなってしまった。我々の家族同士の親しい友達も同じケースで、大学1年目で中退してしまった。ようやく今、彼女は助産婦という、本当にやりたい職業を見つけたんだ」と結んでいる。

 日本でも、生徒のやりたいことを問うこともなく、ただ偏差値の数字を判断材料に、とにかく「現役に入れる大学」を勧めているだけの高校の進路指導者はいないだろうか。


文・JGAPギャップイヤー総研客員研究員 余田有子

(関連記事)
2015年8月1日付ス
「今秋から新たに10大学で"ギャップイヤー制度"が誕生する!」(砂田 薫)-代表ブログ http://japangap.jp/blog/2015/08/10.html

2015年5月15日付
文科省が平成27年度「ギャップイヤー・プログラム」の公募状況を公表~応募は38大学。選出は12件程度を予定 http://japangap.jp/info/2015/05/273812.html


2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」(砂田 薫)-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html


2013年1月9日付 なんと、大学院が「ギャップイヤー・プログラム」を創った?!~ "起業家精神と経営管理の"ギャップイヤー修了書"が授与される南ア・有力大学院1年専修コースが出現-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2013/01/-httpkodamayusukewordpresscom20121207efbc91efbc99e6adb3e381aee88ba5e3818de8b5b7e6a5ade5aeb6e38081e4b.html

※「海外ギャップイヤー事情」100超記事の一覧リスト(右ナビ)→http://japangap.jp/info/cat44/

12/13日(日)14 時~「理想の組織と働き方~プロジェクトKと考えるこれからの霞が関と日本社会」参加者募集ワークルールズ.jpg


 NPO法人 プロジェクトKは、官民の様々なセクターで活躍されている方々が垣根を越えて議論し、交流を深める「架け橋」企画を実施している。
 今回は、株式会社ワークライフバランス代表取締役社長の小室淑恵氏をゲストに迎え、現在青山社中筆頭代表CEO(プロジェクトK初代代表)の朝比奈一郎、プロジェクトK現代表の池田真、現副代表の中村隆之を交えたパネルディスカッション「理想の組織と働き方~プロジェクトKと考えるこれからの霞が関と日本社会~」を開催する。

 人口減少社会に直面する日本は抱える課題は大きくなる一方だが、それを解決するための労働力や人的資本は減少する一方だ。そのため、日本が世界に伍し、豊かさやプレゼンスを維持していくためには、これまで以上に効率的な組織と働き方が求められている。そういう問題意識の中、官民で考える機会をというのが開催趣旨だ。

 当日はパネリストよる討論から、その後に行う全員参加のグループディスカッションへと移り、霞が関や参加者各自の所属する企業などにおける組織や働き方の問題点や解決策を共有し議論することで、霞が関だけにとどまらない、参加者各人の組織や働き方改革のヒントにつながればと主催者は期待している。

【スケジュール】
第19回「架け橋」企画
「理想の組織と働き方~プロジェクトKと考えるこれからの霞が関と日本社会~」

○開催日時:12月13日(日)14時~18時 (※終了後、懇親会あり)
○場所:エムワイ会議室 お茶ノ水 (最寄り:JR御茶ノ水駅より徒歩2分)
東京都千代田区神田駿河台2-1-20 お茶の水ユニオンビル4F
http://meijiyasuda-life-hall.com/kashikaigishitsu-ochanomizu/access.html
○定員:100名程度
○参加費:2,000円(資料代等込み)
○内容:
<前半>
① 問題提起:霞が関が抱える問題とプロジェクトKの新しい霞が関改革案について
② 基調トーク&コメント:(株)ワークライフバランス代表取締役社長小室淑恵氏より
③ パネルディスカッション:小室淑恵×朝比奈一郎×池田真×中村隆之

<後半>
④ 全員参加グループディスカッション:「理想の組織と働き方とは」
⑤ 全体共有
※終了後、希望者有志による懇親会を予定している。

詳細・申込サイト
http://projectk.jp/information/kakehashi19/

11/13(金)7:30~ PIPD主催:英語による講演&議論「Ms. Jessica Webster Sharing Economy driven by Technological Innovation 」@銀座(参加費:無料)
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 11月13日(金)の朝7:30より開催予定の次回は、米国大使館において経済・科学技術担当参事官として活躍しているMs. Jessica Websterがゲスト・スピーカーとして、「Sharing Economy driven by Technological Innovation(技術革新がもたらすシェアリング・エコノミー)」をテーマにプレゼンテーションをする。その後、参加者とオープンなディスカッションを行う。(プレゼンテーション、質疑応答まで全て英語のみ)

参加希望者は、以下のサイトから申し込むこと。

----------------------------------------------
主催:Platform for International Policy Dialogue (PIPD)
協力:株式会社クリックネット

■ 日時:11月13日(金)午前7:30-9:00
■ 会場:学び創成ラボ(株式会社クリックネット内)
※ 東京都中央区銀座3-11-18 眞帆ビル3階 
地下鉄日比谷線・都営浅草線 東銀座駅から徒歩3分、地下鉄銀座駅より徒歩5分) 
http://www.clicknet.jp/access/
■ テーマ:Sharing Economy driven by Technological Innovation(技術革新がもたらすシェアリング・エコノミー)
■ スピーカー:Ms. Jessica Webster  在東京米国大使館 経済・科学技術担当参事官
■ 参加申込:下記リンク先にあります申込フォームに必要事項を記載の上、申し込むこと。
http://kokucheese.com/event/index/350747/
■ 定員:40名
※ 定員に達し次第、期日前でも申込みを締め切る。

(参考)
 Platform for International Policy Dialogue (PIPD)は、官民協働ネットワークCrossove(http://crossover21.net/)rがNPO法人ZESDA(日本経済システムデザイン研究会)と共催で昨年⒑月に立ち上げた、国内外の政治・経済・社会問題についての議論を楽しむ政策対話のプラットフォーム。毎回、在東京の大使館、国際機関、あるいは研究機関等で活躍するその道の専門家をゲスト・スピーカーとして招き、テーマに関するプレゼンテーション、質疑応答、そしてディスカッションを行っている。
過去の開催実績や模様は以下のCrossoverウェブサイトからわかる。
http://crossover21.net/eng.html

JGAP寄稿者短信:「11/24日(火)18:45~ アライアンス・フォーラム・カフェ~持続可能な開発目標SDGsと私たちの取り組み」へのお誘い(太田 旭、アライアンス・フォーラム財団)アライアンス.jpg

皆さん、こんにちは!

 2015年9月、国連は世界各国と検討を重ねこの地球に重要な目標として「持続可能な開発目標(SDGs)」を宣言しました。それは、持続可能な開発の3本柱とされる経済、環境、社会分野における課題のバランスを取り、気候変動や防災等の新たな課題への対応等も対象としています。17の目標と169項目の具体的な達成基準が盛り込まれており、2030年までに持続可能な開発のための諸目的を達成すべく力を尽くそうというものです。

 私が所属しているアライアンス・フォーラム財団は、2008年からアフリカ・ザンビアで取り組んでいる栄養不良改善プロジェクトはこの目標の1,2に当たり、特に今回から「慢性栄養不良の改善」が目標に盛り込まれたことに注目しています。

 そこで、今月24日(火)夜、に参宮橋の国立オリンピック記念青少年総合センターにて、財団の取り組みに賛同・ご協力いただいている方々からのお話も交え、皆様と共に途上国の栄養について考えていきたいと思います。

 途上国開発の栄養分野に関してご興味のある方、これから学んでいきたい方など、私もお話しますので、是非下記からお申込いただき、ご参加下さいませ。
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                     記

日時
2015年11月24日(火) 18:45~20:50 (受付開始 18:15~)  
【申込締切日】2015年11月23日(月)※ただし先着順につき、定員になり次第締め切ります。

会場
国立オリンピック記念青少年総合センター  センター棟 513室
〒151-0052 東京都渋谷区代々木神園町3−1
03-3469-2525
小田急線 参宮橋駅 下車 徒歩約7分
東京メトロ千代田線 代々木公園駅下車(代々木公園方面4番出口) 徒歩約10分

参加費
700円/人

定員
50名程度 

対象
スピルリナ・クラブメンバー、世界の栄養問題・国際保健への関心がある大学生・社会人、国際協力従事者・健康増進者、企業のCSRご担当者など。

trong>詳細・申込サイト:
https://allianceforum.smktg.jp/public/seminar/view/44

(参考)
013年7月23日付
No.133: 「夢がなくても生きていける!~高校2年時のギャップイヤー」 (太田 旭@グアテマラ、青年海外協力隊 24年度2次隊 栄養士)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2013/07/-242.html