代表ブログ Jギャップは社会変革のイニシャル!

 2012年2月7日午後9時からNHK BS1で、アジアで働く4人の日本人女性の奮闘記が4週にわたって放映される。番組名は「アジアで花咲け!なでしこたち」。

 実は、早大3年時に休学し、ボランティアしながら世界一周した「ギャップイヤー経験者(gapper)」である現5年生の濱田真里さんのウェブサイト「なでしこボイス」が下敷になっているようだ。今夏、大学の夏休みを利用して東南アジア4カ国を周り、働く日本人女性50人にインタビューを敢行している。

 濱田さんは、10月にJGAP公式ウェブのエッセイ欄「フロンティア・フォーラム」にこう書いている。
 「自分の信念を貫いて働いている人、直感を信じて来た人、この国がただ好きだからこの場所で働いている人など様々な人がいたが、印象的だったのはみんな自分の人生の羅針盤を、自分自身で持っていたことだ。自らやりたいことを探し、それに向かって挑戦をし、人生を切り開いていた」

 濱田さんは1年間の世界旅行のギャップイヤー期に、自分で自分の「人生の羅針盤」を持てるようになったという。それまでも自分で決めてきたことはもちろんあったが、世界を見たことによって自分の立ち位置をしっかりと確認し、アイデンティティを持ち、自分の意見を言えるようになり、自分の人生は自分で責任を持って決めていこうと思うようになったというのだ。それを今回のインタビューを通じ、再確認できた。

 「ギャップイヤーがあって、今の自分がいる」
濱田さんはアジアで働く彼女たちを見てきて、改めて自分の人生のレールは自分で引こうと思った。

 さて、夏休み以後も20人にインタビューし、現在70人。来年春にさらにあと30人、アジアで働く女性のインタビューを続け、100人にしたいという。それを楽しみにしているのは、私だけではないはずである。

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