大竹啓司
東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科3年
僕は、実は世界一周したことがありません!
しかし、去年、僕は「世界一周イベント」を開きました。そして今年も開きます。
きっかけは去年の春。大学での何気ない会話から始まりました。先輩と海外旅行の話をしていた時に、"うちの大学で休学して世界一周してる人とかいないですよね?"という素朴な疑問を投げかけたところ、"いるよ!" という予想外な返事が来た。そして、ちょうどその先輩が世界一周から帰ってきたところだったので、翌週紹介してもらえることになりました。
実際に会って話してみると、驚きや知らなかったことばかりで、ワクワクして、とにかく楽しかった。
それまであまり海外に関心がなかった僕が、初めてもっといろんな世界を見てみたい思った瞬間だったと思う。それと同時に"この話を聞きたい人は、他にもたくさんいるのではないか?"
と思った。
そこで自分とその先輩とその先輩の友達の一人で世界一周した先輩の計3人で、大学で「世界一周のイベントを開こう!」という話になりました。
大学で世界一周イベントの開催
実際イベントを企画してからはスムーズでした。
集客もツイッターとフェイスブックだけで順調に進みました。
イベントの準備中にも旅中に会ったいろんな出来事について聞いているうちにテンションが上がり、その場で夏休みの航空券を買ってしまうなんてこともありました。
イベント本番、約100人の学生が集まり大盛況でした。
農業大学柄内向きというか地味な学生が多いと思っていたのですが、意外と関心があることに驚き、そして今後の展開の可能性を感じました。
そして、僕は夏休み東南アジアで"バックパッカー・デビュー"することが出来ました。
短い間でも日本を客観的に見る経験は非常に貴重でした。
特に東南アジアでの中国と韓国の存在感に衝撃を受け、"このままじゃまずいな日本"と思いました。こういう経験ができたのも、すべては二人の先輩方のおかげです。
「世界一周イベント」を通して何か変わったのか?
僕の場合は選択肢が広がりました。
旅の事を知り、実際に旅に出たことで、旅ではわからないものをもっと知りたい!と思い、留学という選択肢が現れました。
内向き志向の学生から旅へ、そして交換留学へ
本当の話をすると、大学の先生に "旅に行ったくらいでその国を知った気になるな"と言われたとき、多少むかつきましたが、その通りだと思いました。でもむかついたので、じゃあ留学に行ってやると思い、交換留学に応募したところ通ったので、今年の夏休みから1年間留学に行くことになりました。
世界一周イベントの参加者は何をしているのか?
ここで一つ腑に落ちないことがありました。
実際にイベントに参加してくれた学生はどうしているのか?ということです。
興味はあるけど、一歩踏み出せていない学生も多いのではないか?と思いました。
そこで、一歩後押しする場所があればいいのではないかと思い、「バックパッカー・サークル」を立ち上げ、旅人の情報の共有と旅人の育成を行っています。
世界一周バックパッカーの話を聞いて自分もバックパッカーに
そういう活動を続け、この活動が休学してボランティアや留学、海外インターンなど様々なギャップイヤーの選択肢を提示できるきっかけになればいいなと思っています。
追記
将来はアジアを中心に日本の価値を高められる事業を行いたいと思っています。日本の持つポテンシャルを引き出してもっと世界に日本をアピールできる人間になる。漠然としていますが、そんな人間になりたいと思っています。
話は変わりますが、7/16(水)に東京農業大学にて世界一周イベントを開きますので、是非時間のある方はお越しいただければと思います。
https://www.facebook.com/events/473157886092821/
また、休学をする際に障壁となる「休学費軽減活動」を大学で行っていますので、協力していただける方は連絡いただければと思います。
最後に9月からマレーシアのクアラルンプールに1年留学していますので、何かありましたら現地で連絡いただければ、お会いできるかと思います。また、クアラルンプールで事業されている日本人の方が、知り合いに居ましたら教えていただけるとありがたいです。
プロフィール
大竹啓司
(東京農業大学国際食料情報学部国際バイオビジネス学科3年)
NPO法人TABLE FOR TWO大学連合所属、日本ニュービジネス協議会学生会員
マレーシアのプトラマレーシア大学へ1年交換留学、2年次に「バックパッカーサークル」を立ち上げ、学内のグローバル人材育成に取り組む。他、旅系イベント多数開催、イベント型英会話教室運営など
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