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日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

【JGAP寄稿者短信 "拡大版"】「7/19(金) 第1回ギャップイヤー情報交換会開催!@札幌 (学生団体Uni.GAP)」(角田藍美さん、北海道大学)
Uni.GAPロゴ.jpeg

 こんにちは、北海道大学の角田藍美(すみたあいみ)です。
以前No.106:「旅でも留学でもワーホリでもない~"ちょこっと移住"の新しいギャップイヤーのススメ」(http://japangap.jp/essay/2013/02/post-43.html)の記事を書かせていただきました。(前回はFacebookで「350イイネ」も頂戴し、ありがとうございました!)


 さて、今回は自分のギャップイヤーの経験を踏まえて、地元札幌で立ち上げた団体『Uni.GAP』(http://unigap.blog.fc2.com)についての紹介をさせて頂きます。
 既にギャップイヤーを終えた全国の学生の方々にも、是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
というのも、これまでギャップイヤー取得後は、各々の次なるステップへと行動を移す人が圧倒的に多く、後輩たちへ情報を伝える場は少ないと感じていました。(北海道に限ってかもしれませんが...)
 そこで既にギャップイヤーを終えた全国の学生同士でも、何らかのネットワークを持つきっかけになれたら良いと考えています。


Uni. GAPの活動目的は、「未来のギャッパーへ情報提供」し「ギャッパー同士の繋がりを築く」ことです。
2ヶ月前の2013年5月にギャップイヤー経験の学生3名で発足し、現在は1名増えて4名で活動しています。

 団体として初イベント『第1回ギャップイヤー情報交換会が』今週末に迫っているため、地元北海道での開催ではありますが、この場を借り、まずは告知をさせて頂きます!

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これから留学・休学を考えている札幌の学生必見!

【第1回ギャップイヤー情報交換会】


<内容>
(1)ギャップイヤー経験者による「ギャップイヤー報告会」
(2)座談会
(3)懇親会(任意参加)

<詳細>
日時:7月19日(金) 19:00~21:00

場所:フェアトレード雑貨&レストラン 「みんたる」
   北海道札幌市北区 北14条西3丁目2-19(北12条駅から徒歩4分)

料金:500円(ワンドリンクオーダー)

申込方法:下記応募フォームより必要事項をご記入ください
* 応募フォームは こちらをclick*
https://docs.google.com/forms/d/1t048lDPwWVVk8aYZdlydgZ3JCtZJ58Ej4ovUmfaTb1I/viewform?pli=1
連絡先:uni.gapyear@gmail.com
(質問・個別相談も受け付けますので、お気軽にご連絡ください!)

ブログ:http://unigap.blog.fc2.com
ツイッター:@Uni_GAP(https://twitter.com/Uni_GAP)

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以上がイベントの宣伝でした。
ではここからはUni.GAPの団体についてお話をさせて頂きます。


 冒頭にも書きましたが、Uni. GAPの活動目的は、
「未来のギャッパーへ情報提供」し「ギャッパー同士の繋がりを築く」ことです。
※ギャッパー=ギャップイヤー取得者

 "ギャップイヤー"という言葉の表す範囲については物議を醸しますが、私達は留学・休学・世界一周・ボランティア・インターンシップ等、単に大学へ4年間通うのではなく、人とは少し違った寄り道を大学生活に取り入れる事と、広い意味で捉えることにしています。


 サークル活動やアルバイトの他にも、学生時代には留学・休学・インターンシップ等、実は多くの選択肢があります。
しかしいざそれらの行動を起こそうとした時に、多くの学生がつまづくのが、"情報が不十分である"ことです。
実際にギャップイヤーを取り終えた私達が最も悩んだのも、やはりこれでした。

 このような情報不足によって、留学等を諦めてしまう人が実は非常に多いと考えています。
例えば、資金面や卒業時期のずれ・語学力等の能力を気にし過ぎてしまい、本当は興味があるのに何らかの理由を付けて「自分にはできない」と正当化させてしまうように。
このような人を何人も見てきましたが、この種の諦めは一生引きずるものであり、非常に勿体ない事です。
就職後に会社を辞め、ワーホリや青年海外協力隊に行く人々も、このタイプが多いのではと思います。

 最近ではインターネットとSNSの普及によって情報を得やすくなりましたが、莫大な情報からその個人にぴったりな情報に辿り着くのはまだ不十分な環境です。
 特に私達のような地方学生にとっては、そのようなインターネット上の情報は「関東にはすごい人がいる」のように遠い存在と捉えてしまい、あまり現実味を持った情報を得る事ができないのが現状です。


 このような状況を改善するべく、『ギャップイヤー経験者とこれからギャップイヤーを取得する人の情報交換できる仕組み作りをしたい』と考え、私たちは立ち上がりました。

 Uni.GAPが目指すのは、「地元の身近な先輩からの現実味のある情報提供」です。
就職活動で多くの学生が先輩に企業情報や面接のアドバイスをもらう通り、近い存在の先輩方の経験を聴くことはとても説得力があります。
 このような身近な先輩のアドバイスは、これからギャップイヤーを取ろうか悩んでいる学生の大きな力になるはずです。

 さらにUni. GAPは、どこの機関にも所属しないギャッパー同士を繋ぐ場にもしたいとも考えています。一人旅等がこのタイプです。
 というのも、大学での交換留学など何らかの機関を通していれば、教授や学生課等のツテでその人を紹介してもらえる可能性が高いです。しかし休学して一人旅等のように自力で道を開いた人々は、その人がブログやSNSに情報を公開していない限り、辿りつくのは難しいことです。ですが自力派の人ほど情報に飢えているのもまた事実です。
そこでUni. GAPではそのような自力ギャッパー同士の情報交換の場も生み出したいと考えています。

 ※私も"自力休学派"でしたが、大学側には特に何の活動報告もしておらず、当然留学関連の集まりに呼ばれる事も無いので、後輩たちに正式な場でギャップイヤーの経験を話すことは無いのです。


 今後の活動としては、"地元"という点を生かし、団体のブログ上でギャップイヤーを取得した北海道の学生の体験談掲載を始め、ギャッパー同士の情報交換会イベントを札幌にて開催予定です。
※第1回のイベントは7月19日(金)の19:00〜(詳細は冒頭に記載)


 現時点ではこのように北海道を中心とした活動ですが、もしこの考えに賛同して下さる他の都府県の学生の方がいらっしゃったら、将来的には各支部を作り全国的な学生団体にしていけたらと考えておりますので、お気軽にご連絡ください!意見交流しましょう!
uni.gapyear@gmail.com


 最後に一点お伝えしたいのですが、運営メンバーの日本滞在状況により、今後の活動をはっきりさせることができない状況で、チームとしての活動継続が難しくなる可能性が高いです。
 ですが残り少ない学生生活で、後輩たちへ少しでも多くの情報を残すためにはスピードが何よりも大事と考え、見切り発車での活動スタートを決意しました。どうか温かく見守って頂ければ幸いです。


これからどうぞよろしくお願い致します!


Uni.GAP 代表
北海道大学 経済学部4年
角田藍美


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『Uni.GAP』
北海道大学
代表:角田藍美(Aimi Sumita)
副代表:菅原絵梨衣(Erii Sugawara), 松浦友香(Yuka Matsuura)
広報:白鳥芙実(Fumi Shiratori)

連絡先:uni.gapyear@gmail.com
(質問・個別相談も受け付けますので、お気軽にご連絡ください!)

ブログ:http://unigap.blog.fc2.com
ツイッター:@Uni_GAP(https://twitter.com/Uni_GAP
Facebookページ:https://www.facebook.com/uni.gapyear


※以上のように、この団体はギャップイヤーを推進するものではなく、ギャップイヤー取得検討者の選択肢拡大のための情報提供が目的です。ギャップイヤー反対派の人もいるかと思いますが、その事に関する誹謗中傷はご遠慮頂きたいとお願い申し上げます。

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