「3.11を "悲しい出来事" で終わらせたくない〜なぜ、いま高校生ボランティアなのか！？」
永田 和奈 Kazuna Nagata
お茶の水女子大学 英文 3年
※本年４月からNPO法人Youth for 3.11 代表
みなさまの「何かしたい」という想い、そのままになってはいないでしょうか。
私だからこそできることを、全力でやりたい。
この間の3月11日で、東日本大震災から丸４年が経過しました。
私は、震災当時の、連日増え続ける死者の数やこの世のものとは思えない津波の映像を見たときの衝撃が、どうしても忘れられません。
人の命って、日常の幸せって、こんなにも儚いものだったのか、と。
この時代に生まれて、東日本大震災を経験したからには、日本人としてきちんと学び、次世代へつなげていくことが必要なのではないでしょうか。
別に、全員が全員ボランティアに行く必要はないと思います。
"ありがとう" "ごめんなさい" が素直に言えるようになった。
電車でお年寄りに席を譲るようになった。
家族を大切にするようになった。
どれも素敵なこと。それぞれが、自分にできることをやればいいと思うんです。
それでは、私にできることって、なんだろう？
大学生だからこそ、東京に住んでいるからこそ、Youth for 3.11の代表だからこそできること。それがきっと私だからこそできること。
３年前にいてもたってもいられなくなって東北にボランティアに行ったことから始まり、
たまたまこの団体に入り、なんとかここまで続けてきて、気付いたら代表という立場になっていました。
私はYouth for 3.11の代表として、これからも東北に学生を送り続けたいです。
それは、
「若い人が来てくれるだけで嬉しいんだよ」って言ってくれるあの気仙沼のおばちゃんのため、
「ここに関わる人を増やしたいんだ」って言う陸前高田のあのお兄ちゃんのため、
そして何より、あの震災をただの"悲しい出来事"として終わらせないため。
ボランティアに行って、そこで何かしらを見て、聞いて、考えたことをそれぞれの道へ活かしていくことができたら、それで少しでも笑顔になる人が増えたら、それが本当の意味での、日本全体の"復興"になるのではないでしょうか。
多くの高校生に、ボランティアの機会を与えたい。
いま、高校生100人を東北に送るため、クラウドファンディングに挑戦しています。
来年度からは今まで受けていた助成金もなくなり、派遣費用がどうしても必要です。
３年前、いてもたってもいられなくなって東北に行きました。
そこにいたのは、年齢も性別も職業も国籍も違う、本当に様々な人たち。１つ共通しているのは、"自分にも何かできることをしたい"と思ってここまできたということだけでした。
さまざまなバックグラウンドをもった人に囲まれてボランティア活動をしたあの４日間は、私立高校の狭い世界にいた当時の自分にとって、"もっと自分の想いを素直に行動に移していいんだ"と勇気を与えてくれた場でもありました。
こうした自分の経験から、思春期という多感な時期にある高校生に、積極的にボランティアの機会を作りたいと考えています。多くの高校生はなかなか社会と関わる機会がありません。私の場合は自力でボランティア募集を見つけて参加しましたが、もし高校生向けのボランティアプログラムがあれば、もっと多くの「力になりたい」と思う高校生の背中を後押しすることができたと思います。
自分は東北に行けないけれど、「力になりたい」と思っているすべての方へ
すべての人がボランティアに行く必要はありません。
ただ、「力になりたい」という想いがあるなら、それをぜひ行動に移してほしいのです。
自分が東北に行くことができないけれど、何かしらしたい。そう思っている方がいれば、ぜひ支援という形で関わっていただきたいのです。
その代わりに私たちが高校生を東北に送ります。
いろんな方の「力になりたい」想いを"ボランティア派遣"という形で東北に届けること。
それが今の私にできることです。
少しでも共感していただけたら、どうか応援をよろしくお願いします。
【ボランティアを東北、日本全国へ！高校生100人を送りたい！】
使用サイト：READY FOR? （https://readyfor.jp/projects/youth-for-311）
目的：ボランティア派遣拡大に伴い、新たに高校生100人を東北に送るため
期間：2015年2月11日～3月31日
目標金額：¥1,000,000
応援の方法。たとえば、
1. ご支援
自分は現地に行けないけれど、何かしら力になりたいと思っている方、ぜひお願いします。
こちらのリンクより購入手続きが可能です。(https://readyfor.jp/projects/youth-for-311)
支援額に応じて、Youth for 3.11提携先の美味しい農作物をお届けします。
2. Facebookでリンクのシェア（https://readyfor.jp/projects/youth-for-311）
できれば応援コメント付きで、永田和奈をタグ付けしていただけると嬉しいです。
3. Youth for 3.11の投稿（https://www.facebook.com/youthfor311）へのシェアやいいね！などによる拡散
少しでも多くの方にこのプロジェクトを知っていただけるよう、ご協力お願いします。
プロフィール：
永田和奈
お茶の水女子大学文教育学部３年生
※本年４月からNPO法人Youth for 3.11代表
Facebook：https://www.facebook.com/kazuna.nagata.58
※NPO法人Youth for 3.11とは？
概要：2011年3月11日設立。東日本大震災における人出不足を解消するため、学生ボランティア派遣を行い、延べ17,000人以上を派遣。
Website：http://youthfor311.com/
Facebook：https://www.facebook.com/youthfor311
Twitter：@Youth_for_311
