ギャップイヤー・ジャパンからのお知らせ

2015年3月アーカイブ

 千葉大学は、平成28年度(2016年度)から、柔軟な学事暦を設定し、6ターム(学期)制を全学的に導入することを発表した。1 ターム(8 週間)で完結する科目設定を可能にし、教育の質的改善を図るとともに、"ギャップターム"を創出し、「留学、インターンシップやボランティア等、学生の多様な社会体験の機会」を確保し、自主的で主体的な学びを促すことを目指す。こうした取組を通じて、異文化に対する理解と寛容の態度を養うとともに、異なる意見や考え方を持つ他者との協働を通じて、幅広い社会性を身に付ける機会を提供できるとしている。

 これにより、諸外国の協定校等におけるサマースクール、サマープログラム等の参加の機会を拡大し、留学生の積極的な受入策の導入を目指す。

 学期(ターム)の考え方は、現在、夏季休業期間等とされている期間(8~9 月、2~3 月)についても一つのタームとして位置付け、概ね次のような2 カ月を単位とする6 ターム制を取ることとする。
第1 ターム: 4〜 5 月、第2 ターム: 6〜7 月、第3 ターム:8〜9 月、第4 ターム:10〜11 月、第5 ターム:12〜1 月、第6 ターム:2〜3 月

 学部・研究科等の特性に合わせ、第3 ターム又は第6 タームとそのいずれかに接続するタームをギャップタームとし、学外(海外を含む)での2ターム連続する活動期間を保証することを意図する。但し、修学期間のうち、いずれか連続する2 タームをギャップタームとすることも可能とする。

つまり、第3ターム(8~9月)または第6ターム(2~3月)とその前後に接続するタームを"ギャップターム"として、海外を含む学外での2ターム連続する活動期間が保証されるようになることになる。


 尚、ギャップタームにおける具体的な取組は、以下を検討している。

《海外》
○ BOOT(Begin One's Overseas Trial)プログラム
○ スタディーツアー
○ グローバル・フィールドワーク
○ 海外語学研修
○ グローバル・スタディ・プログラム
○ グローバル・インターンシップ、グローバル・ボランティア(国内
プログラムを含む)
○ 大学の世界展開力強化事業関連(TWINCLE、CODE)
○ 協定校派遣短期留学、長期留学

《国内》
○ 大学COC 事業関連(インターンシップ、ボランティア)
○ 国立六大学連携による短期国内留学プログラム

《学内》
○ 千葉大学短期交換留学プログラム(J-PAC)、 サマースクール
○ 千葉大学インターンシップ (ワークスタディ制度の活用を含む)

 今回の千葉大学の取組は、学事暦にギャップイヤーが組み込まれており、「ギャップターム」と呼べるものだろう。尚、米国のギャップイヤー協会(AGA)は、2ヶ月以上の本格的な社会体験・就業体験を「ギャップイヤー」と定義しており(英国は3ヶ月以上と定義)、千葉大学はギャップイヤー制度を導入するとも言える。

ギャップイヤー総研(JGAPの研究部門)

(関連記事)
2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」-JGAP代表ブログ
http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html

4/17(金)18:30~ 出版記念セミナー:「ピーター・ピオット回想録 NO TIME TO LOSE エボラとエイズと国際政治」@慶大・三田(150名、参加費・無料、事前申込)回想.jpg

 エボラ・ウィルスの発見者の一人であり、またエイズ対策の最前線で闘ってきた元UNAIDS事務局長のピーター・ピオット氏が語る波乱万丈の回想録「 NO TIME TO LOSE」(時間を無駄にはできない)。待望の日本語版が慶應義塾大学出版会より出版された。来日するピオット氏を招き、日本国際交流センター(JCIE)のグローバルファンド日本委員会が、4月17日に出版記念セミナーを開催する。

 ザイールの小さな村での流行から30年以上も経った昨年、突然広がり世界を震撼させたエボラ。全世界での大流行を抑え込むために、科学、医療、人権、政治、安全保障など多くの分野を巻き込んだソーシャル・ムーブメントが起こり、不可能と思われていた途上国での治療・予防が可能になったエイズ。この二つの感染症に深くかかわってきたピオット氏を迎え、国境を越えて拡大する感染症に対処するために、国籍や専門、立場の違いを超えた人々が連携することの重要性を考える。多彩なゲストとの対話は、単に感染症にとどまらず、グローバル化する現代のさまざまな課題の解決に、大きなヒントを与えてくれる。

 保健医療分野の方のみならず、広くグローバル・イシューに関心がある学生や社会人の参加も歓迎するとのこと。

プログラム (敬称略、3月16日現在予定)
著者の紹介
黒川 清 政策研究大学院大学客員教授、(公社)グローバルヘルス技術振興基金代表理事、(特活)日本医療政策機構代表理事

・トーク:回想録に込めた思いと執筆の秘話
ピーター・ピオット ロンドン大学衛生熱帯医学大学院学長、元国連合同エイズ計画事務局長
    ×
榎原 美樹 日本放送協会(NHK)国際放送局NEWSLINE編集長

・ピオット氏と語る:日本の次世代リーダーはこの本から何を学んだか
ピーター・ピオット
加藤 琢真 長野厚生連佐久総合病院国際保健医療科・小児科医師
高久 陽介 (特活)日本HIV陽性者ネットワーク・ジャンププラス代表理事
岩附 由香 認定NPO法人ACE代表
伊藤 聡子 (公財)日本国際交流センター執行理事(モデレーター)

閉会あいさつ
大河原 昭夫 (公財)日本国際交流センター理事長

レセプション
翻訳者のご紹介

【概要】
日 時:2015年4月17日(金) 18:30-20:00 (終了後レセプション)

会 場:慶應義塾大学三田キャンパス 北館・ホール
東京都港区三田2-15-45
http://www.keio.ac.jp/ja/access/mita.html
(田町駅 徒歩8分 三田駅 徒歩7分 赤羽橋駅 徒歩8分)

定 員:セミナー:150名 (尚、レセプションは先着100名)

参加費:無料

言 語:日本語・英語(同時通訳あり)

主 催:(公財)日本国際交流センター / グローバルファンド日本委員会

共 催:慶應義塾大学文学部倫理学専攻
協 力:(特活)エイズ&ソサエティ研究会議、(公社)グローバルヘルス技術振興基金、慶應義塾大学出版会株式会社


※申し込みは4月14日(火)までに。尚、定員に達した時点で締切↓
http://www.jcie.or.jp/japan/csc/2015pp/booklaunch/

【女性限定】Japanese Women's Leadership Initiative NPOマネジメント2015年度研修生募集 in Boston, U.S.A.(研修費、現地滞在費支給)女性.jpg


 本年9月に、米国のフィッシュ・ファミリー財団が、ボストンで行なうNPOマネジメント研修の本年度の募集が始まっている。様々なアメリカのNPOリーダー達との対話の機会を持つ1ヶ月間の研修。日米のソーシャルセクターの違いや、NPOのマネジメント手法やリーダーシップのあり方についてなどが金銭的補助(研修費、現地滞在費支給)があるため、廉価で学べる。

女性に特化した、NPOの経営周りの知見や人脈が得られる稀有な機会といえる。NPOの経営者や管理職の女性、ビジネスセクターで活躍しながらNPO活動に興味・関心がある女性は応募を考えられてはいかがだろうか。

募集概要は以下の通り。

<研修概要>
①日程
2015年9月9日(水)~10月7日(水)
 ※途中参加や途中帰国は不可。

②研修場所:アメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストン市内の各NPO、シモンズカレッジ経営大学院

※研修責任組織
マサチューセッツ州ボストン シモンズ・カレッジ
マサチューセッツ州ボストンThe Fish Family Foundation/フィッシュファミリー財団


③研修内容:
・ボストン滞在中のうち3週間は現地の非営利団体及びその関連組織や施設を訪問し、非営利組織の運営・資金調達・プログラム運用について学ぶ。
・シモンズ・カレッジ経営大学院でのStrategic Leadership for Women研修(1週間)に参加。
・シモンズ・カレッジ教授による「非営利団体の運営」に関する特別講義を受講。

④費用
研修費、現地滞在費は主催団体が支給。現地までの往復交通費およびビザに係る費用は自己負担。

<募集対象者・応募書類>
以下のURLに募集対象者、応募フォーム、提出書類についての説明がある。(英語)
http://goo.gl/forms/EU4SKvBaM8

<締め切り・選考>
①募集締め切り
2015年4月15日(水)

②選考
書類選考後、通過者のみ5月下旬に面接(英語)。
6月上旬に最終選考、7月上旬にオリエンテーション。
※オリエンテーションは参加必須です。

③募集人数・応募資格
若干名
・5年以上の実社会での社会経験(非営利分野、ビジネス分野、公的機関等を含む)を有する方。
・帰国後、確固たるヴィジョンと夢をもって社会貢献活動や、自らの社会活動に意欲をもつ方。
・現地での実習に必要な英語力(コミュニケーション、レポート作成など)を有する方。

<問い合わせ先>
NPO法人日本BPW連合(http://www.bpw-japan.jp/japanese/index.html
JWLI:社会に変化をもたらすリーダーを目指す女性達を支援するプロジェクト
http://www.bpw-japan.jp/japanese/jwli.html

JWLIの会 JWLI募集担当メールアドレス
applytojwli@gmail.com ※英語
jwli.boston@gmail.com ※日本語

文科省が大学に対してのギャップイヤー (長期学外学修プログラム)の公募資料を公表!12大学・高専に5年間2千万円を目算
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 文科省は4月からの平成27年度に入学直後等に、1か月以上の「学外学修プログラム」(休学・留年のリスクを低減するもの)を開発・実施する大学を支援する「大学教育再生加速プログラム テーマ4 長期学外学修プログラム(ギャップイヤー )」を公募するが、その資料を公表した。申請受付期間は5月7日から5月18日まで。7月中旬に大学の代表者(選考された20数大学・高専を想定)に対して 面接審査、7月下旬に選定結果(12大学・高専)が通知され、その後、5年間続くプログラムになる予定。終了後は、採択された大学・高専がギャップイヤー制度の定着を図る。

 対象となるプログラムは事業は学長(高専においては校長)を中心とする強固なリーダーシップの下、取り組む事業を対象としている。長期学外学修プログラム(ギャップイヤー)は、課題発見・探求能力、実行力等の「社会人基礎力」や「基礎的汎用的能力」などの社会人として必要な能力を有する人材を育成するため、ギャップイヤー等を活用し、「何のために学ぶのか」という学びの動機付けに資するよう、入学直後等に1か月以上の長期の「学外学修プログラム」を開発・実施し、学生が主体的に学ぶことができる体制整備を推進するもの。

※文科省のギャップイヤーの定義
・入学前の他、在学中、就職前など多様な時期に、一定期間、留学やインターンシップ等の体験活動を行う仕組み。
・「留学」や「インターンシップ」、「ボランティア」、「フィールドワーク」など、学生が学外の多様な体験活動に参加するもの。

 本プログラムへの申請対象となる事業計画は、以下を踏まえたものとしている。
○ 本プログラムの達成目標について、一般国民に分かりやすい形で具体的な目標を設定していること。
○ 目標の設定に当たっては、事業計画において養成しようとする人材像を明確に設定するとともに、それを踏まえて、アウトプット及びアウトカムに関する具体的な達成目標を設定していること。
○ 事業計画の策定に当たり、その妥当性・実現性が高いものとなっていること。
○ 補助期間終了後も継続的かつ発展的に質の保証を伴った事業が実施されるものとなっていること。
○ 資金計画が、経費や規模の面で合理的なものであること。

 また、留意事項は以下の通り。
○ 学生が国内外問わず多様な体験活動に参加しやすくなるよう、4学期制の導入等、学事暦を工夫あるいは見直しするものであること。もしくは既に工夫または見直しされているものであること。【学事暦の工夫】
○ より多くの学生に機会を提供する展開が見込まれるものであること。【対象学生数】
○ 入学直後等の時期を中心に、できるだけ低年次かつ教育的効果の高い時期に実施するものであること。【体験活動時期】
○ 1か月以上のまとまった期間であって、教育的効果の高い期間を設定するものであること。【体験活動期間】
○ 体系的な教育課程上の位置付けが明確であること。また、その活動によって身につけることができる能力が明確になっていること。【教育課程上の位置付けと修得能力の明確性】
○ 「留学」や「インターンシップ」、「ボランティア」、「フィールドワーク」など、学生が学外の多様な体験活動に参加するものであること。【活動の多様性】
○ 学生が自ら活動先を開拓、活動内容を企画するなど、学生の主体性を重視したものであること。【活動内容における学生の主体性】
○ 学生の活動資金はアルバイト等で調達し、一部を外部資金等により支援するマッチング方式を取り入れる等、教育的観点を含むものであること。【活動資金のマッチングファンド】
○ 事前・事後指導が効果的なものであること。【事前・事後指導】
○ 教育効果の把握と非常時の対応体制、学生の活動先との緊密な連携体制を構築し、運営するものであること。【運営体制】
○ 学生の活動先(地方公共団体、企業等)との関係性において、互恵的な協働体制を構築するものであること。【活動先との協働】


プログラムの内容・評価項目
○学事暦の工夫:長期学外学修が可能な学事暦
○対象学生数:より多くの学生に機会提供
○体験活動時期:入学直後等、できるだけ低年次かつ教育効果の高い時期
○体験活動期間:1か月以上のまとまった、教育的効果の高い期間
○教育課程上の位置付け:体系的な教育課程上の位置付け
○修得能力の明確性:学生が身につける能力の明確性
○活動の多様性:多様な体験活動に参加
○学生の主体性:活動先の開拓、活動内容の企画など、学生の主体性
○マッチングファンド:活動資金調達における教育的観点
○事前・事後指導:効果的な事前・事後指導
○運営体制:教育効果の把握、非常時対応、活動先との連携
○活動先との協働:活動先との互恵的な協働体制


※文科省ギャップイヤー公募説明会高等教育機関向け資料
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/detail/__icsFiles/afieldfile/2015/03/20/1356108_10.pdf

文科省 平成27年度「テーマ4 長期学外学修プログラム(ギャップイヤー)」の公募について
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kaikaku/ap/1356108.htm

2015年1月29日付
「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」-JGAP代表ブロ

http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html

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JGAP寄稿者短信:「3/21(土)17時~ 『生きづらさ大全2014−2015』創刊記念パーティー開催!」(井上洋市朗、株式会社カイラボ 代表取締役)


 先日創刊したPlus-handicap初めての冊子 「生きづらさ大全2014−2015」。
3月21日(土)に創刊記念パーティーを開催します。

 創刊以来、300本以上の記事を掲載してきた私たちが記事を届けることで見えてきた、今の日本社会が生み出している生きづらさの紹介と改善提案の編集版が『生きづらさ大全2014-2015』です。

・生きづらさがなぜ生まれているのか
・当事者と社会はどのように改善すればいいのか

といった点を編集し、過去の厳選記事とともに冊子にまとめました。

当日は一般社団法人プラス・ハンディキャップ代表理事の佐々木から今後のPlus-handicapの展開などもご説明させていただきます。普段のイベントとは違い、少し「カタめ」のイベントとなりますが、当日はライター、編集メンバーも参加しますので会ってみたい、物申してみたいという方もウェルカムです。

また、『生きづらさ大全』の直接販売も行いますので手にとってみたいという方もお越しいただければ幸いです。

=====【開催概要】=====
◆日時
2015年3月21日(土)17:00~19:00 (開場は16:30)
※いつ来てもOKですし、いつ帰ってもOKです。
※19時に会は締めたいと思います。

◆会場
EDITORY 神保町 2F イベントスペース
東京都千代田区神田神保町2-12-3 安富ビル2F
東京メトロ/都営地下鉄 神保町駅A4出口より徒歩1分

◆参加費
クラウドファンディングにて1万円以上ご支援いただいた方 無料
クラウドファンディングにて3000円以上ご支援いただいた方 2000円
上記以外の方 4000円
※参加費が異なりますので、ご注意くださいませ。

◆飲食
軽食とお飲み物を用意します。(立食形式)

◆お申し込みは以下のサイトから↓
http://kokucheese.com/event/index/264183/

当日、介助等が必要な方は事前にご連絡ください。
ただ、ご希望に添えない場合もございますので、
その際はご容赦いただければと思います。

===(追記)===
 『生きづらさ大全』は2014年8月20日から10月31日にかけて クラウドファンディングサービス「READYFOR」にて制作費用を集めました。皆さまからのご支援によって100万円を超える金額が集まり、『生きづらさ大全』の制作、そして出版の機会をいただくこととなりました。

読者の皆さまへの感謝の気持ちも然ることながら、 今回ご支援いただいた方々への感謝を直接伝えることも パーティーを開催する大きな理由となります。


(関連記事)
2014年10月25日付
No.190:「大学新卒3年で3割が辞める『早期退職白書』とギャップイヤーから想うこと」(井上洋市朗さん、株式会社カイラボ 代表取締役)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム :http://japangap.jp/essay/2014/10/post-87.html

2015年2月11日付
JGAP寄稿者短信:「ゆとり世代だからすぐ辞める」と言ってしまうバブル世代の頭の中」(井上洋市朗さん、株式会社カイラボ 代表取締役)
http://japangap.jp/info/2015/02/1125webschoo.html


2014年11月12日付
JGAP寄稿者短信:「11/25(火)Web講義のSchooで、早期離職についての授業に登壇します!」(井上洋市朗さん、株式会社カイラボ 代表取締役) : http://japangap.jp/info/2014/11/bbtbbtbbt2-1.html

立命館アジア太平洋大学APU卒業生20人によるWEB卒業文集(Same is lame.一緒はイケてない)が面白い!
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 3月に卒業する立命館アジア太平洋大学(APU)卒業生が、大学公式でなく、任意で作成した"手作り"のWEB卒業文集が、興味深い。それぞれの学生の問題意識から、どのように学園生活を国内外で送っていたかがリアルに綴られていて、ワクワクする。

 この文集を読めば、在学生だけでなく、これから大学で学ぶ意味や視座が得られるのではないだろうか。

WEBページ:http://apu-graduation-essay-will.strikingly.com/
WEB卒業文集ページ:http://apu-graduation-essay-will.blogspot.jp/

JGAP寄稿者短信:「海外『と』働くのすすめ」藪内さん顔.jpg

今複数の会社と契約をして仕事をしていますが、その中の幾つかは海外の会社です。

問い合わせが来るのも、海外の会社が多い。


主幹の仕事が翻訳なので、場所を問わずできるというのがあります。つまり取引先に場所の制限がない。


海外の会社だと、取引がドル(やユーロ)の場合が多いです。今は円安ですし、差益で収入が増えることもあります(円高の時が怖いですが)。

日本の大企業が、円安/円高の影響で利益が想定以上に増えた/目減りした、ということがニュースに載っていますが、ああ、こういうことなんだな、ということが実感できます。

海外の会社は(場所にもよりますが)、日本より契約主義が強いので、取引はある程度安心できるというのもあります(実際のところ、会社によってピンきりであることも事実ですが)。

ボーダレス化が進む中で、日本のような高コストの国にいて、海外(特に発展途上国)と取引をすることが賢明であるかどうかは時と場合によると思うのですが、私の場合は取引先に恵まれているからなのか、そんなに損をした、と思うことはありません。

海外「と」働くことは職種・業種によって難易度が異なると思いますが、今ブームになりつつある「海外『で』働く」とはまた違った学びがあると思います。例えばお金の支払/受け取り、コレポン、時差をどう乗り越えるか。これらの経験も、今後の資産になると思っています。

藪内達也
英日翻訳家


(関連記事)
2015年3月1日付
JGAP寄稿者短信:「就職活動解禁の時期を迎えると毎回思うこと 」 (藪内達也さん、英日翻訳家)- ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2015/03/jgap-197.html


2015年2月27日付JGAP寄稿者短信:「さとり世代と言われますが・・・」 (藪内達也さん、英日翻訳家)- 日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP) http://japangap.jp/info/2015/02/jgap-196.html

2014年12月2日付JGAP寄稿者短信:「視野が広いことは、悪いことではない」 (藪内達也さん、英日翻訳家)| http://japangap.jp/info/2014/12/jgap25.html

2014年11月1日付JGAP寄稿者短信:「25歳になりました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/11/jgap-175.html

8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

【3/8JGAP設立4周年企画第2弾】
JGAP×アイセック主催 3/8(日)石崎弘典氏迎え、「世界での新しいキャリアを考えるセミナー~"世界の募集要項"って何!?」(学生・若手社会人各20名)参加者募集  | ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2015/02/-jgap-38-2013381618-2jr-20.html

国際教養大学本年9月入学組のギャップイヤー生10人の共同サイトが誕生!~これからの受験生にも有益な情報も
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 国際教養大学(略称:AIU、秋田県)の本年9月入学組のギャップイヤー生の共同サイトが誕生した。「高校は卒業したけれど大学生でも社会人でもない。そんな肩書きのない10人」がチームとなっている。

 本年9月に入学するまでの10人のそれぞれの社会体験(ボランティアや課外留学、旅等)や就業体験(インターンシップやアルバイト等)が綴られていくだろう。

 今年の10人のこれからの「"半年ギャップイヤー"(half year gap)」活動計画は、「パリに行って、ロリータ・ファッションのビジネスプラン作り」「先住民族の研究」「地元でのボランティア活動と農業体験」「「マレーシアと日本の高校のスカイプ会議開催」「日本文化とユネスコ世界遺産研究」「沖縄離島でのサトウキビ栽培手伝い」「"近くて遠い国"韓国研究」「"第二の故郷"ネパール支援」などがある。

 また、それぞれが経験したAIUのギャップイヤー入試の様子や留意点も記述されていて、後に続く受験生にとって、有益な情報も掲載されている。

(AIUのギャップイヤー生の共同サイト)
http://aiugapyear.com/

JGAP寄稿者短信:「3/26(木)19時~ 社会起業 テーブルクロス主催で講演会開催@銀座!(参加費:無料)」(城宝 薫さん、立教大学3年=株式会社テーブルクロス代表取締役)城宝さん.JPG


こんにちは!

株式会社テーブルクロス代表の城宝薫です。

弊社はテーブルクロスというグルメアプリの運営をしています。
テーブルクロスは飲食店予約アプリですが、
予約人数分の給食費を途上国に支援できるエンジェルアプリです。
(参照:http://tablecross.com

【講演】
日時:2015年3月26日(木) 7:00 p.m. -8:00 p.m.

会場:銀座アップルストア3階 シアタールーム

参加費:無料

主催:社会貢献型飲食店検索アプリ「テーブルクロス」

※(参考)講演告知→https://www.facebook.com/tablecross/photos/a.345905388907046.1073741830.326633224167596/455839157913668/?type=1&theater

立教大学の現役大学生でもある城宝薫が、「食」を通して日本と世界をつなぐiOS/Androidアプリケーション「テーブルクロス」をご紹介します。

外食するときに飲食店を予約するだけで途上国の子どもたちに給食が届く。そんな仕組みを持つテーブルクロスの使い方や開発の経緯をお話しします。また、これまでのNPOでの活動や世界の現状、今私たちにできることなども語ります。

3月22日より正式にサービスをリリースすることに感謝し、みなさまのご参加を心からお待ちしております。

◯AppStoreからのダウンロードはこちらから↓
https://appsto.re/jp/WW2U4.i

◯GooglePlayからのダウンロードはこちらから↓
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.gip.tablecross


「外食するなら予約しよう」
株式会社テーブルクロス
代表取締役社長 城宝薫
Mail:info@tablecross.com


(関連記事)
2014年11月28日付
No.193:「途上国の子供たちに給食を提供する新ビジネスを立ち上げました!」(城宝 薫さん)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム :http://japangap.jp/essay/2014/11/post-88.html 

JGAP寄稿者短信:「 ニューヨーク州の夫婦別姓制度事情~結婚しても名字を変えなくてもいい!?」(檜垣賢一、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)ひがきさんNY写真.jpg

 下の写真はニューヨーク出身の大学の友達、カタリーナ・ハーリング-トロット( Katarina Herring-Trott )さんです。この名前、一見ハイフンが使われているため、ハーリングと言うミドルネームを持っていると思うかもしれません。しかし、そうではありません。正真正銘、ハーリング-トロットという名字です。実はこれ、日本ではまだ馴染みがない夫婦別姓制度による影響のもので、ハーリングはお母さんの名字で、トロットはお父さんの名字だそうです。両親は別々の名字を使っており、カタリーナは両親の名字を両方受け継いでいるということになります。
ひがきさん写真.jpg


  ニューヨークでは、しばしばこういう苗字を見かけることがあります。アメリカでは、夫婦別姓が当たり前の権利として認められており、具体的な項目は州ごとによって変わるようです。NY州の場合、公式ウェブサイトによれば、選択肢は4つ提供されています。

・片方の名字で統一する。
・完全に夫婦で違う名字を使う。
・夫婦の名字のすべてもしくは一部を組み合わせ、新しい名字を作る。
・夫婦の名字をハイフン(-)で繋ぎ、使用する。

 そして、両親が違う名字を使用する場合、問題になるのが子どもの名前。子どもの名前も上記のように自由裁量が認められており、出産後に子供の出生証明書を発行するために名字を決めなければなりません。しかし、その後もし望めば子どもの名前はどんな理由であれ変更することが認められています。実際、カタリーナの兄弟は、名字が長いということが嫌でハーリング-トロットのハーリングを省略し、名前を変更したそうです。

 このように、かなりのニーズに応える柔軟性を持った点で、さすが多様性が認められた街ニューヨークだなと感心するばかりです。結婚の代償として、これまで使っていた名字を失うということは、たとえそれが伝統であろうと、すんなりと受け入れることができない方も多いのではないでしょうか。僕自身も自分の名字"檜垣"に誇りを持っており、たとえ結婚したとしても、この名字を捨てることは到底考えることができません。

 日本は、ご存知の通り2015年3月14日現在では、結婚したら法律の規定で、片方の名前に統一することが義務付けられています。しかし、その一方で、先月夫婦別姓を認めない日本の民法の規定は、"男女平等の権利を保障した憲法に反する"として、最高裁判所が今月18日に初めて合憲か違憲かを判断をするというニュースが日本国内で報道され、大きく話題になっています。このように次第に夫婦別姓制度の導入を含めて、名字のあり方に関して日本でも議論がなされるようになりつつあります。

 今後も日本の動向に注目していきたいところです。

[参考]
・"Information on Getting Married in New York State", Department of Heath, New York State: [https://www.health.ny.gov/publications/4210/](2015年 3/14 現在)
・"Name Change (Child) : How to Change a Child's Name in New York", Legal Assistance of Western New York: [http://www.lawny.org/.../family-self-help-1.../name-change-child]
・ 法務省,"選択的夫婦別氏制度(いわゆる選択的夫婦別姓制度)について": [http://www.moj.go.jp/MINJI/minji36.html#Q2]
・朝日新聞, "夫婦別姓・女性の再婚禁止期間 最高裁、初の憲法判断へ"(2015年2月18日): [http://www.asahi.com/articles/ASH2L5GV8H2LUTIL02J.html]


(関連記事)
JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム「道がないところに道を作る。」(檜垣賢一さん、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)
http://japangap.jp/essay/2014/11/3-5.html

Website「多様性の中の共存を目指して。」:http://www.kenichihigaki.com/

1月22日付JGAP寄稿者短信:「すべての人にとって住みやすい街を目指して~バリアフリー社会 北欧フィンランド・ヘルシンキ」 http://japangap.jp/info/2015/01/jgap3-4.html

ブログ「井の中の蛙、大海を知る。」
→[http://www.kenichihigaki.com/#!blog/c831]

3/22(日)13時~第1回 Safecast シンポジウムが開催@恵比寿(参加:無料)


放射能測定をはじめとし、市民科学の現在と未来、そして、福島第一の実際の話から未来まで、国際色豊かな登壇者と参加者が議論!

 Safecast の設立4周年を記念して、第1回目の Safecast カンファレンスが今月22日(日)~24日(火)に開催される。会期中最大のイベントであるシンポジウムが22日(日)午後1時(開場:12時)より Digital Garage(東京・恵比寿)にて行われる。

 登壇者は、黒木 清氏(@kiyoshikurokawa)のほか、MITメディアラボの伊藤穰一氏(@Joi)、早野龍五氏(@hayano)、こどもみらい測定所(@kodomiraInfo)の石丸偉丈氏、元米Microsoft主席ソフトウェア設計者 Ray Ozzie氏、MITメディアラボ准教授 Joe Paradiso氏、米NRDC(天然資源保護協議会)ディレクター Matthew McKinzie氏など豪華な顔ぶれ。

 参加者には、教育者、ボランティア、研究者、プロジェクト・リーダー、メディア、技術者やその他の専門家や一般社会人・学生が見込まれる。参加される方の分野や専門知識は問わない。カンファレンスはネットワークを広げ、意見を交換し、福島や放射能に関して新しい発見をし、環境データや市民科学を知る最適な機会となろう。

尚、当日は英語での開催となるが、同時通訳が入る。

参加:無料
会場:Digital Garage(東京・恵比寿)

スケジュール
開場:12:00
セッション1:Safecast 13:00
•オープニング • 伊藤 穰一
•Safecast レポート // 食物 // 健康 // 除染 • Azby Brown, Pieter Franken
•Safecast パネルディスカッション // 過去、現在、未来 • 伊藤 穣一, Sean Bonner, Ray Ozzie, Pieter Franken

セッション2:市民による計測 14:30
•測定〜個人と家族〜 • 早野 龍五
•原発を測る:チェルノブイリと福島第一 • Joe Moross
•食物と検知 - 石丸 偉丈

セッション3:Safecast グローバル 16:00
•市民による計測〜NRDCの視点から〜 • Matthew McKinzie
•大気環境の計測およびオープン・ハードウェア • Jo Long & Will Dickson
•GISと開発プロジェクト最新情報 • Nick Dolezal
•アートxサイエンス〜計測(TBC)• Joe Paradiso
•Keynote〜市民による計測、社会、政府(Big Government)〜 • 黒川 清

セッション4:市民科学の未来 17:15
•パネルディスカッション :市民科学の未来 • 黒川 清, Karien Bezuidenhout, Matthew McKinzie, Joe Paradiso


※申込みは↓
http://scc2015.peatix.com

女子栄養大学(埼玉県)が4月から「栄養学部・保健栄養学科 保健養護専攻(定員50名)」でギャップイヤー(長期学校体験実習)を必修化!


女子栄養大学の保健養護専攻(定員50名)は2015年度から、2年生全員を後期の10週間、地元の小中学校に派遣して学校を丸ごと体験させる「ギャップイヤー」を必修化する。

これは、坂戸市・鶴ヶ島市の両教育委員会と連携し、2年次後期の計10週間、「ギャップイヤー」として、学生全員を公立学校に滞在させる長期学校体験実習(6単位)を導入する。当該期間中、学生は毎週火木金の3日間は朝から公立学校で過ごし、残りの3日間は大学に通学を予定している。計画では、小・中学校に各5週間行って、始業から終業まで学校の一日をじっくり観察する。小・中学校は2学期で、運動会や修学旅行、定期テストなど学校行事も多く、先生になる前に、学校の様子を現場で"慣らし運転"としてじっくり体験してもらい、教員としての職業観を醸成してもらおうという意図がある。

教員に採用されながら、理想と現実のギャップに苦しみ、20代で辞めてしまう若者も多い中、i一石を投じる野心的な試みとして注目される。

 この計画は、昨年、日本高等教育評価機構による平成26年度の「大学機関別認証評価」で、女子栄養大学が「自己点検評価書」の14ページに掲げていたもので、以下の記述があり、その具現化といえる。

【保健栄養学科 保健養護専攻】
・「児童生徒の心身の健康を保持・増進を図る」養護教諭養成の教育目的・目標は明確であり、使命を自覚し、スキルを身につけ、果敢に取組む実践的な養護教諭の養成に成果を挙げている。平成26(2014)年度入学生から逆ギャップイヤー(長期学校体験実習)導入に向け、近隣の市の教育委員会のご支援も得て授業計画が大筋まとまった。

JGAP寄稿者短信:「あれから4年」(川角健太、きっかけパスポート共同創設代表=法政大学在学中)川角さん写真.jpg

ふと思い浮かんだので、心にわいた言葉を書き綴ります。

あの日、僕はどうしようもできなかった。


テレビで、現実として受け止められない映像を観ていた。

インターネットで、生々しい情報を観ていた。

たくさんの情報があふれ、どれが本当かわからない。

でも、とにかく何か、少しでも力になれればと思った。

パソコンの前に張り付き、自分にできることを探す。

ボランティア。受け入れる側のことなんて考えられず、ただただ『早く行きたい』と思うばかり。

募金。お金がなく、小銭を入れる。

支援団体立ち上げ。そんなこと微塵も考えていなかった。

何もできない自分が悔しかった。

SNSをみていると友達や、同じ学生がたくさんの活動をしていた。

僕はその人たちを『すごい』と思って、ただみるしかできなかった。

自分自身の力のなさを感じて、5日ほどうつ状態になっていた。

震災から10日後、僕は車の免許合宿で島根県へ。

これがあることを言い訳に、何もできてない自分も腹立たしかった。

関西に行ってびっくりする。

東京ではコンビニの食品はなく、

公共施設の電気も節電でほとんど使われていない。

でも、関西に行くとコンビニにパンがずらーっと並んでいた。

電気もピカピカについていた。

10日前までは当たり前だったことが、奇跡に思えた。

同じ日本でも、こんなにも事態の把握は違うのかと実感した。

島根の大自然の中で、半月の免許合宿。

震災のことは忘れて、毎日を楽しく過ごした。

帰京。

またもや、西日本との違いに驚く。

半月前の状況に戻り、またもや当たり前が当たり前じゃなくなった。

何か自分もやりたい。

そう思っても、できることは限られていた。

情けなくて、悔しくて、またも自分を責めた。

力のなさしか実感できない毎日だった。

それからは少しだけボランティアに行ったり

旅をして観た一つの現実を発信したりしたけど

どれだけの力になったかわからない。

とにかく僕は、小さな小さな力だった。

人を助けるためにまずは自分自身が大きくならないとと思った。

月日は流れ、4年が経つ今。

あれからの自分は、何かが変わっただろうか。

人の力になりたい。

その心は変わっていない。

変わったとしたら、できることが多くなったこと。

この4年で日本一周も世界一周も、イベント制作も出版もしてきた。

急速に人の繋がりも増えた。

今の自分ならもし何かが起きても、

必ず何かを世の中に提供できる自信がある。

今なら自分にできることを見つけて行動できる。

そんな気がする。

少しは成長できてるのかな。

もちろん何も起こらないのが一番だけど、

もし何かが起こったときに行動できるように。

ただ、毎日を大切に自分を磨いていくだけ。

そして、4年前に当たり前が当たり前でなくなったことが、

今では再び当たり前になってきている。

でもそれは、本当は当たり前ではないはず。

今というこの瞬間が奇跡。

すべてのことへの感謝を忘れずに、

改めて日々を大切にいきようと思う。


(関連記事)
2013年3月31日付 エッセイ集 フロンティア・フォーラムNo.113:「一生のうちのたかが1年、されど1年!~僕はこんなギャップイヤーを送りました」 (川角健太さん、法政大学人間環境学部3年次休学中 ※当時): http://japangap.jp/essay/2013/03/-3.html

2014年9月7日付
JGAP寄稿者短信:「思考の整理:僕がイベントをやる理由」(川角健太さん、きっかけパスポート共同創設代表=法政大学在学
中) 日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP): http://japangap.jp/info/2014/09/post-154.html


ブログ「しあわせのたび」:http://world-jumper-kenta.at.webry.info/

「NHK第2『ラジオ英会話』と教育ステーションがギャップイヤーを特集!~後者では、JGAP代表理事がギャップイヤーの効用を紹介」


 3月5日付のNHK第2「ラジオ英会話」で、"I've been giving some serious thought to taking a gap year"(ここのところ、ずっと、ギャップイヤー取得するかを真剣に考えている)という例文が現れて、オンライン上で聴ける。

 また、教員志望の大学生向け情報サイト「教員ステーション」は、教員採用試験対策情報や教育ニュースなど、教員志望者に役立つ情報を発信しているが、3月7日付で、「ギャップイヤー、そのメリットとあるべき姿とは? 」を特集している。

 JGAP砂田薫代表理事が文科省・検討会議で発表した「海外の研究で、ギャップイヤーを経験した学生は、そうでない学生と比べて、就学後のモチベーション、企画力、忍耐力、適応能力、時間管理能力が優れているということが解明されてきている」という発言が紹介されている。ただ、本文に現れる「ギャップターム」は単なる和製英語であり、意味をなさなばかりか、混乱する。3ヶ月でも2年でも概念として"ギャップイヤー"であるため、「国際通用性」の観点から文科省・検討会議でも、「ギャップイヤー」を使用していることは指摘しておきたい。

(NHKラジオ第2「ラジオ英会話」の例文)
http://gogakuru.com/english/phrase/71303?refererFlow=enSearchProgram&condProgramID=181&condLang=English&orderPhrase=0

(教員ステーション)
http://www.kyoushi.jp/entries/2786

(関連記事)
1月29日付「ついに大学に、文科省の"ギャップイヤー予算"が付く!」
JGAP代表ブログ:http://japangap.jp/blog/2015/01/-27-httpwwwkanteigojpjpsingisouseikihonseisakudai2s6pdf.html

3/28(土)14時~ MFCG(ミャンマー ファミリー・クリニックと菜園の会)活動報告会開催@文京シビックホール名知仁子医師が講演!

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ミャンマーでは、5歳未満の子どもの10人に1人が死亡している!

 NPO法人のMFCG(代表:名知仁子医師)は、移動クリニック車に乗って2015年1月28日から待望の移動クリニックがスタートしました! 

 感染症などの治療、衛生管理支援などを通して栄養改善を行っていて、巡回診療の実情と課題、今後の取り組みについて話が聞ける。

 今回、ミャンマーの伝統的なハープをミャンマーのプロの演奏家(上の写真)を招き、演奏も聴ける.

 国際ボランティアやインターンシップに興味・関心ある学生や社会人だけでなく、ミャンマーの文化に興味・関心ある方にはお勧めだ。

(概要)
日時:2015年3月28日(土)14:00(13:30開場)
会場:文京シビックホール内会議室1
交通(地下鉄「後楽園駅」すぐ):http://bunkyocivichall.jp/access
参加費:500円(当日会場にてお支払いください)

※申し込みは以下から↓
http://kokucheese.com/event/index/260545/


※MFCGの公式サイト~医療と菜園で健康・希望・笑顔:http://myanmar-clinic.jimdo.com/

JGAP寄稿者短信:「公教育と給食の意義~子供は親を選べない」(檜垣賢一、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)幼児1.jpg

今日の第2回は 「幼児教育の重要性と実際に教育することの難しさ」について書いてみます。


(2)公教育と給食の意義~ 子供は親を選べない

モンテッソーリ幼稚園(注1)でボランティアを始めて、早くも1ヶ月が経ちました。ここ最近は、すべての子どもたちに保証されている公教育そして給食の重要性、もちろん当たり前のことなのですが、この大切さを改めて身をもって思い知らされています。


ボランティアをしている幼稚園には、さまざまな家庭のバックグラウンド(事情)を持った子供たちが集まります。

たとえば、

・父子家庭の3人姉妹
・19歳で出産し、親がまだ比較的若い子ども
・親が教育熱心で何度も自分が納得いく幼稚園を探し、学校を転々とさせられている子ども
またアメリカならではの、
・両親が外国出身で移民としてアメリカにやってきた子ども
などなど。

このように1人1人違ったバックグラウンドを持った子供たちが、同じ1つの学校に通っています。この幼稚園はまるで小さな子供たちで構成される社会の縮図のようです。もちろん幼稚園だけではなく、子供たちの能力、親の経済力に関わらず誰でも入ることができる学校、たとえば日本であれば義務教育の下の公立小学校、中学校でも同じことが言えるでしょう。

そして、さまざまな場面で、この家庭的な背景による子ども間の差異が顕著に現れます。僕がボランティアを通じて強く感じている子ども間の差異は、大きく2つほどあります。それは、精神的な子供たちの成長、そしてお昼ごはんの弁当の違いです。
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まず1つ目は、子供たちの精神的な成長です。子どもたちと時間を共有していると、親の教育がよく行き届いている子供、また逆にそうではない子どもの差が顕著に目に見えて分かります。たとえば、第1回レポートで言及した、やっていいこととそうではないことを区別する「善悪の判断」が親からしっかり教えられていて、すでに自分で判断できるようになっている子もいれば、まったくそうではない子がいます。親のそれまでの教育によって、子どもたちの立ち振る舞いも大きく変わります。たしかに、一人一人の個性、価値観が違うことはとても良いことです。しかし、その一方で社会の中で他者と関わり合いながら、この自由を謳歌するには、最低限のルールもあります。たとえば、意見の相違があってもケンカなどの暴力的な解決策に頼ってはならない、人の物を盗んではいけないや、他者を尊重するといった、こういった基本的なルールです。こういったルールを教えること、いわゆるシティズンシップ教育は、必ず必要なことですが、実際は家庭だけでは難しいものです。やはり、こういった点に、公教育の意義が見出せてきます。
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次に、お昼ごはんの弁当の違いです。この幼稚園では、給食制度を取っておらず、昼食は親が用意したお弁当を子供たちが持参してきます。ある子供は、野菜とお肉とヨーグルトそしてフルーツジュースといったように栄養バランスが考えられた弁当を持ってきている一方で、逆にピザとパスタとスナック菓子といった風に栄養バランスが偏ったものを持参し毎日食べている子もいます。

子供たちは、大人とは違い、日々目まぐるしく身体的に成長しています。たった1年でも身長、体重ともに、目に見て取れるほど変わることもあります。そのような子どもたちの成長は、もちろん食べるものに大きく左右され、さらには将来の健康にも大きく影響を与えることは容易に想像できます。幼稚園をはじめとした学校という場所は、子どもたちがほぼ毎日過ごす場所です。そのことを考慮に入れると、給食制度があるかないかということは、子どもたちの健やかな成長にとってとても大きな役割を果たしているのだなと強く感じています。

今紹介した2点を含めて、さまざまな場面で、子どもたちの家庭的な背景による子ども間の差異を目にすることができます。どの家庭にも、さまざまな事情があります。親の年齢、経験値、経済力、仕事の忙しさ、教育に対する思い入れなどなど、違って当たりまえです。
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子どもたちは親を選べない。それでも、一人一人の子どもたちには、等しく健康的に文化的に成長する権利があります。たとえどの家庭に生まれても、子どもたちが自立するまでは社会が支えていく、こういった理念を具現化した一つの制度がまさに学校なのではないでしょうか。公教育と給食の存在は、今では当たり前のように考えられていますが、実際に現場で子どもたちの事情を目にすることによって、改めてその必要性そして意義を強く思い知らされます。


注1:
一人一人の自主性を最大限に尊重したモンテッソーリ・メソッドと呼ばれる教育方法を導入した幼稚園です。
モンテッソーリ教育の特徴は、
・子供の自主性を尊重させるために、学びを強制させない。
・約4~6歳の子供が同じクラスで学びあう。
・強制的な教育より、経験的な学びを大事にする。
・教室には、子供の知的好奇心をくすぐるような教具が揃えられている。
などあります。
(モンテッソーリ幼稚園の内部)
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歴史上ではアンネフランク、さらに現代ではGoogleやAmazonやWikipediaの創設者、さらにはイギリスのウィリアム王子がモンテッソーリ教育を受けたことで有名です。

モンテッソーリ教育は、子どもの個性を最大限活かす教育として以前紹介したレッジョ・エミリア教育と同じくイタリア発祥で、さらに子供の知的好奇心を尊重する点では共通します。
これから日本の教育を考える上で、学べることが多いと思い、この幼稚園を選びました。

(関連記事)
JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム「道がないところに道を作る。」(檜垣賢一さん、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)
http://japangap.jp/essay/2014/11/3-5.html

2015年3月8日付
JGAP寄稿者短信:「幼稚園でのボランティアを通して幼児教育を考える~名門モンテッソーリ幼稚園で観たもの」 http://japangap.jp/info/2015/03/jgap-exit3-1.html

Website「多様性の中の共存を目指して。」:http://www.kenichihigaki.com/

1月22日付
JGAP寄稿者短信:「すべての人にとって住みやすい街を目指して~バリアフリー社会 北欧フィンランド・ヘルシンキ」 http://japangap.jp/info/2015/01/jgap3-4.html

ブログ「井の中の蛙、大海を知る。」
→[http://www.kenichihigaki.com/#!blog/c831]

JGAP寄稿者短信:「 幼稚園でのボランティアを通して幼児教育を考える~名門モンテッソーリ幼稚園で観たもの」(檜垣賢一、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)ひがきさん写真.jpg


(1) 幼児教育の重要性と現実の難しさ~三つ子の魂百まで
モンテッソーリ幼稚園でボランティアを始めて2週間が経ちましたが、次第にこれまでにはなかった現場の視点が見えてきました。その経験を基に不定期にレポートを書いてみようと思います。

今日は第1回 「幼児教育の重要性と実際に教育することの難しさ」について書いてみます。

僕が今週一ペースでボランティアをしているモンテッソーリ幼稚園(注1)は、3歳から6歳までの計11名の子どもたちが毎日通っています。みんなとても元気で、疲れを知らず、いつも僕(21歳)の方が先にくたびれてぐったりしてしまう日々です(笑)

幼稚園の毎日は、平和的にみんなで楽しく遊んだり勉強をしたりするのですが、時にはケンカが起こったり利己的に行動し他人を困らせることがあります。
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たとえば、先週のことですが、女の子2人がパズルで遊んでいた際に大げんかが起こりました。ある女の子Aちゃんがもう一人の女の子Bちゃんに対して、持っていたパズルのピースを見せてと頼んだのですが、Bちゃんは「嫌だ!」と言って断り、そのことにカッとなり怒ったAちゃんがBちゃんを叩き、殴り合い蹴り合いの大げんかに発展しました。すかさず僕はケンカを止めるために2人の間に入ったのですが、とばっちりをくらい僕まで殴られたり腕を引っかかれたりと・・・そこで感じた力は凄まじく「この子たちは、感情に任せて本気で暴力を振るっているな。」と恐怖に近い感情を覚えました。


小学校に入る前の子どもたちはまだ正しいことと間違ったことの善悪の判断がしっかりと身についていないことが多く、今回紹介した件のように、本能的な感情に突き動かされて人に暴力を振ったり、後先のことを考えないで行動することがしばしばあります。

僕は幼児教育で子どもたちが学ぶ大事なことの1つは、「善悪の判断を自分で考える力」を一人一人が持つことにあると思います。

この善悪の判断ができることが、人間と動物の決定的な違いであり、人間の優れたところです。
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1人1人が社会の一員として平和的に暮らすためには、たとえ他者との意見の相違があったとしても、本能的で一時的な感情に溺れず理性に基づいて行動ができるように、善悪の判断ができる力を身につけていかなければなりません。

もしこの判断力を身につけず、子どもたちが大人になってしまったらどうなるのだろうと想像してみてください。今回は小さな子どもであったからこそ、暴力を振るってもまだ止めることができて大きな事故にはなりませんでしたが、筋力も発達した大人になるとそうはいきません。大きな事故に繋がりかねません。

またこの善悪の判断を小さな頃に身につけること自体にも大きな意味があります。というのも、小学校に入るまでの3~6才までの時期に、その子が大人になってからも変わらないような性格や人格といった心の成長が行われるからです。

日本には「三つ子の魂百まで」(3歳くらいの幼い頃に身についた性格は100歳になっても変わらない)ということわざがあるように、昔の時代からそのことが言われ続けそして現代の僕たちにも伝わってきています。

文部科学省のホームページでも、幼児教育の重要性について「人の一生において,幼児期は,心情,意欲,態度,基本的生活習慣など,生涯にわたる人間形成の基礎が培われる極めて重要な時期である。」と記されています。(a)

しかし、実際に子どもたちに「善悪の判断をしなさい」ということを伝えるのはなかなか難しいものです。相手が大人であれば「一時的な感情に動かされずに理性を保ちなさい。」と言えますが、なかなかこのことを理解できる子どもは多くありません。

その代わりの諭し方として、よく「言うことを聞かないと、お父さんに言うからね!」など、子どもたちにとって怖い存在である人(絶対的権威)に頼り、脅すといった方法がありますが、僕はこのやり方には疑問を持ちます。

これでは子どもたちが暴力を止める理由が「お父さんに怒られないため」になってしまい、結局子どもには「どうして暴力に頼ってはダメなのか」がわからないまま、また同じことを繰り返してしまいます。

そこで必要になってくるのが、簡単な言葉を使いちゃんと1つ1つ理由をつけて説明するということです。
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たとえば、先ほどの喧嘩では、「どうして人に暴力をしてはいけないと思う?」や「もしBちゃんがAちゃんを叩くと、Aちゃんはどうなる? 逆に自分がされたらどう思う?」といったように、自分で答えを見つけれるようにことを運びます。なかなか興奮した子どもたちとこういったやり取りをするのは難しいのですが、そこは先生(または親)の我慢です。子どもたちの興奮が収まるのを待ちちゃんと諭す、もしくは辛抱強く話しかけるなど工夫が必要です。最悪なのは、ほったらかしにすることで、その時はそれで解決するかもしれませんが、暴力を振るうことがダメだということが結局分からずじまいになってしまい、また同じことが繰り返されてしまいます。そうして、気づけば善悪の判断がつかないまま大人になってしまったでは取り返しのつかないことになってしまいます。

善悪の判断ができる力を心の中で育てることができるかは、幼児教育の段階でしっかり大人が伝えることができるかどうかにかかっているように思います。

いや、こどもの教育は難しい!
けど、逃げたらダメだ。

参考:
(a)文部科学省 中央教育審議会
「子どもを取り巻く環境の変化を踏まえた今後の幼児教育の在り方について」(答申)
→ [http://www.mext.go.jp/.../ch.../chukyo0/toushin/05013102/002.htm]

注1:
一人一人の自主性を最大限に尊重したモンテッソーリ・メソッドと呼ばれる教育方法を導入した幼稚園です。
モンテッソーリ教育の特徴は、
・子供の自主性を尊重させるために、学びを強制させない。
・約4~6歳の子供が同じクラスで学びあう。
・強制的な教育より、経験的な学びを大事にする。
・教室には、子供の知的好奇心をくすぐるような教具が揃えられている。
などあります。
(モンテッソーリ幼稚園の内部)
幼稚園.jpg
歴史上ではアンネフランク、さらに現代ではGoogleやAmazonやWikipediaの創設者、さらにはイギリスのウィリアム王子がモンテッソーリ教育を受けたことで有名です。

モンテッソーリ教育は、子どもの個性を最大限活かす教育として以前紹介したレッジョ・エミリア教育と同じくイタリア発祥で、さらに子供の知的好奇心を尊重する点では共通します。
これから日本の教育を考える上で、学べることが多いと思い、この幼稚園を選びました。

(関連記事)
JGAPエッセイ集 フロンティア・フォーラム「道がないところに道を作る。」(檜垣賢一さん、学習院大学3年=米国NY州立大学オールバニ校留学中)
http://japangap.jp/essay/2014/11/3-5.html

Website「多様性の中の共存を目指して。」:http://www.kenichihigaki.com/

1月22日付JGAP寄稿者短信:「すべての人にとって住みやすい街を目指して~バリアフリー社会 北欧フィンランド・ヘルシンキ」 http://japangap.jp/info/2015/01/jgap3-4.html

ブログ「井の中の蛙、大海を知る。」
→[http://www.kenichihigaki.com/#!blog/c831]

JGAP寄稿者短信:「友達と?見知らぬ人と?イギリスでのシェアハウス探しは一筋縄ではいかない!後編」(川本 和、英国・サウサンプトン大学)

友達と家探しを始めたものの、1人ぬけて4人になった多国籍グループ。イタリア人とリトアニア人と共に、家探しは続いていきます...

登場人物
僕(日本人)、I君(イタリア人)、L君、T君(共にリトアニア人)

家、見つけた?
見つけました。大学から徒歩5分、スーパーのすぐ近く、家賃は高くなく、仲介料もなし。どうやって見つけたのか少し振り返ってみます。

5人から4人に減った段階で、僕達はあることに気付きました。みんながどんな家を求めているのか、条件に気付いてないんじゃないか?と。なぜ半月もそれを知らずに家を探していたのでしょう。各メンバーの家に求める条件をまとめてみました。

僕「大学から徒歩5~10分以内。月350ポンドまでが基準やけど、まあそこはフレキシブルに。キッチン綺麗だといいな。」
I君「週70ポンド以上じゃないと信用できひん。少しぐらい高くても、クオリティが高ければおk。ダブルベッド必須。庭ほしい。トイレは2ついる。」
L君「週75ポンド以下でないと無理。ダブルベッド必須。」
T君「(彼女と寝るため)ダブルベッド必須。週75ポンドまで。」

いやおまえらなぜそんなにダブルベッドが欲しいねん。笑
彼らが主張するには、シングルベッドでは体の大きい僕達には窮屈、らしい。うーむ、たしかに僕以外は180cm越えで、内2人はバーベル上げ100kg越えの怪力野郎だから仕方ない。まとめると、

「週70ポンド~75ポンドで、最低3つのダブルベッド付き、綺麗なキッチンがあって、庭があって、トイレは最低2こあって、しかも大学から徒歩5~10分以内。」

...無理やろ(笑) 基本的に大学の近くは高く、家が綺麗でも高く、庭があっても高く、トイレの数が増えても高くなる家を、それなりに安めの値段で見つけようというのです。


無理だと思っていたのですが、見つけたのが冒頭の家。月325ポンド(週約75ポンド)、ダブルルーム3つ、シングルルーム1つ、庭つき、トイレ2つ、キッチンは綺麗で大学から徒歩5分です。エージェントも使わず、大学が協力しているネットサービス(Sasshと呼ばれる)を使って見つけたので、仲介料もなし。見つけた僕は、ヒーローインタビューされてもいいぐらいのレベル。

まずは家に実際に訪れて、大家さんから家の紹介。一つだけ部屋が狭いけど、良いかな?と大家さん。目線は自然と僕に向いてきます。一番小柄で部屋に対する欲求も少ない僕だから仕方ありません。キッチンやリビングも見て、この家にしよう!と話しは容易にまとまりました。あ、ちなみにT君は彼女といちゃついて家の視察には来ませんでした。笑

しかしまだまだ単純には物事は進みません。まずL君は、「ちょっと高くない?...」と言います。

僕「いや君の要求した週75ポンド以下やんか」
L君「いや違う。月325ポンドやから高い。」
僕「なんでやねん。週75ポンドにおさまるやん。」
L君「いや違う。(電卓で75*4=300と見せながら。)」
僕「一か月は28日よりも長いから、実際は300ポンドよりも高くなるよ?それ含めて計算してみ?」
L君「(カチカチ...73.38...)あ、たしかに一カ月31日で計算したら週75ポンド以下や。」

数字を少しごまかしつつも、なんとか説得に成功。しかし僕だって黙って小さい部屋をとるわけにはいきません。僕は感情に呼び掛けるように、「誰がいつも家探してた?誰がこの家見つけた?全部俺やろ?やのに一番小さい部屋に同じ金支払って住む?そんなんありえへん。交渉しよう。」

その結果僕は、大家さんに小さい部屋の家賃を下げてもらうことを交渉する、友達に料理を作る代わりに食費は友達が払ってくれる、という2つの権利を獲得しました。結果大家さんは小さい部屋だけ月300ポンドに値下げしてくれたので、料理も好きな僕にとっては勝利の瞬間でした。

じゃあ後は契約を結ぶだけ。大家さんから契約書をもらいますが、Engineeringの生徒にはなにがなんだか分かりません。
サウサンプトン大学にはこういう生徒のために、無料で契約書のチェックをしてくれるサービスがあります。そこに持っていき、契約を確認してもらうと、なんか怪しい部分がたくさん...I君によると、ペナルティーが多すぎるのと、あやふやな点が多いのが原因だそうです。

それをなおすために、再び大家さんと交渉。契約書の不明な点をすべて把握したI君が、次々に質問していき、なんとか解決することができました。

さあ、契約のときです。前払い金は最初の一か月分。(写真は実際の家の小さめの部屋です。正直十分な部屋かと...)
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裏切りは突然に
最終契約書を受け取り、あとは自分のサイン、前払い金、そして保証人となる親のサインをゲットするだけ。僕が家探しを始めてからすでに1カ月がたつ頃です。

長かった...

ついにこの長きにわたる死闘も終わるかと思うと、ほっと一息つけました...この言葉を聞くまでは。

「この家、高い。無理、払えない。」

L君は突然言い出しました。つい先日までんーおっけー!と言っていたL君が、急に払えないとか言い出しました。動揺。
それに乗じてか何なのか、T君も「前払い金払えへん。」とか言い出します。はあ?なんやて??

考えてみてください。家賃については既に解決していたはずで、事実、L君は今までもずっと大丈夫と言っていた金額です。前払い金については、いや、前払い金なしでどうやって家ゲットするねん!!って話しです。今まで何考えて家探ししてたんだこいつら。笑

2人のリトアニア人の突然の裏切りに、僕とI君はあたふた。特にT君は彼女といちゃついて家探しを手伝ったことがなかったのにこんなこと言うから、僕達もたまったものではありません。とりあえず2人で説得を試み、一度は"I convinced him"と自信満々にI君が言ったりしてましたが、結局失敗。なんで...なんでこのタイミングで...またふりだしに戻りました。


再び、1人で家探し
(写真は大学近くの、中華系ショップが並んでいるところ。)
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1カ月たって得たものは、なにもありませんでした。それどころか、大量の時間を失っただけ。強いて言うなら、友達と話しあったり交渉したりしたときに今までにないほど必死に英語を使ったことぐらいでしょうか。

4人での家探しが幕を下ろしたとき、継続して住むための寮への応募は既に終わっていました。I君は運良く、高いけどまあクオリティも高い寮の部屋に空きがあることを知りそこに来年も住むことにしましたが、そんなお金のない僕は1人で、そう、最初の状態に戻り、家を探すことになったのです。

絶望感と共に、Facebookを見たり、Sasshを見たりして、僕はふと思い出しました。

僕のくせというか情報集めの手段で、ネットで調べつつも、知り合いやまわりの人に調べても納得がいかないことはガンガン質問する傾向があります。家探しのときも例外ではなく、以前に多くの人に質問していました。そしてその内の1人が、家に空きがあるけど住む?とオファーしてくれてたのを思い出しました。当時は4人で探していたので断ったのですが、1人になった僕に気にすることはありません。夜10時半、メッセージを送りました。

良い返事というのは早いもので、家にはまだ空きがあり、小さい部屋だけど家賃はなんと月250ポンドだと分かりました。写真を見る限りでも汚くない。翌日、家を訪れてみても、完璧ではないけど家賃の安さを考えると満足できるものでした。シェアメイトも、1人は同じファウンデーションをやってる人なので知っていて、他にも僕が専攻する予定のAeronautics & Astronauticsを専攻している一つ上の人だったりと、環境は良さそうでした。

そして重要なことは、大家さんが僕の知り合いだったこと。大学関係者の人なので、僕も知っていたので、家のことや契約のこともスムーズにまとまりました。さらに夏に日本に帰る間、荷物を預かっておいてくれることになりました!(通常、夏休みの間、契約の関係で家等に荷物をおけない場合は、Storage Serviceを利用して荷物を業者に預けなければいけないのです。)


おわりに
結果として、成功裏?に終わったのではないでしょうか。とてつもない時間を使い、労力を使い、英語を使い、結局身近なところで家を見つけたわけですが、良いところを見つけられたと思っています。まだ住み始めてませんが。。。最終結果は秋、サウサンプトン大学での2年目が始まるときに分かるとして...この家探しはほんとなんだったんでしょうか...

僕は多くのことを学びました。サウサンプトンでの家探しですが、他のイギリスの地域でも似たようなことが言えると思うので、またブログでまとめようと思います。気長にお待ちください。


(関連記事)
2014年5月23日付JGAPフロンティア・フォーラム欄 No.168:「一度きりの人生、夢を全力で追いかけろ!」(川本 和さん、英国・サウサンプトン大学進学予定 ※当時)-http://japangap.jp/essay/2014/05/post-77.html

ブログ:http://watapon-f1.com/

JGAP寄稿者短信:「友達と?見知らぬ人と?イギリスでのシェアハウス探しは一筋縄ではいかない!前編」(川本 和、英国・サウサンプトン大学)
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イギリス・サウサンプトンに漂着して早くも4カ月がたつ頃だった1月。サウサンプトン大学ではセメスター1のテストがある1月ですが、この月に同時に火ぶたが切られる「戦い」があります。

「家探し」
来年以降もサウサンプトンで大学生として生活するにあたり、家を見つけるのは必須。それもできるなら、良い家、良い部屋に安くで住みたい。そこに忍び寄る悪徳大家や斡旋会社。イギリス(サウサンプトン)での家探しのポイントや豆知識は別記事に書くことにし、まずは僕の一筋縄ではいかなかった家探しについて、たまに怒りもこめて綴っていきます...長いので2つに分けました。前編をどうぞ。

サウサンプトン大学では、EU圏外からのInternational Studentsには2年間の入寮保障があります。つまりまだ1年目の僕は、来年も寮に住むことができるのでした。しかし僕は寮は嫌でした。

だって火災報知機うるさいんですもん。笑
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夜3時に鳴ることもあるし、平日の昼はしょっちゅう作動テストで鳴るし...まあ住めば分かります。他にも、誰と住むことになるか分からない、そもそも寮に入れるのは保障されてるけど、どのランクの部屋になるかは分からないなど、決して寮が良いわけではありませんでした。さらに場合によっては寮よりもそこらで家を借りる方が安いこともあり、僕は家探しをすることにしました。


一人で?それとも友達と?
アメリカではルームシェアの話しをよく聞きますが、イギリスではシェアハウス、家をシェアして部屋は自分一人という場合が多いです。マンションや寮のようなフラット(キッチンだけシェア)などもありますが、シェアハウスが全体的には安く、豊富です。日本のようにキッチン風呂付きマンションなんて、ないことはないですが高すぎです。ちなみにマンション自体、イギリス(特にロンドン中心部以外)には少ないです。

個人的にはシェアメイトよりも立地と値段を重視していたため、サウサンプトン大学のFacebook Groupを利用して、安く立地の良い家で、「一人卒業するから、来年以降の新しいシェアメイト募集!」みたいなんがないかをチェックしていました。

1月中旬に早速よさげな家を見つけた僕は、実際に家を見て、来年以降のシェアメイトになるであろう人達から家の紹介を受けました。綺麗なキッチン、清潔なシャワールーム、広いリビング...これで月350ポンドだよ~と聞いて、正直、その家に住もうかと思いました。一つ問題点があるとすれば、部屋が小さかったこと。家にもよりますが、部屋のサイズはまちまち。たいてい一つだけ、極端に小さい部屋があり、そこを紹介されたのです。小さいな...でも立地も家自体もいいな...そう思いつつ、とりあえず保留しました。

このタイミングで友達から連絡が来ました。「俺達と一緒に家探そうぜ!」
突然の連絡、しかもイギリスで一緒に住もうなんて言ってもらえる友達がいたことに、素直に喜びました。(実は誰も僕と住もうとは思わんやろうと少し思ってたりしてました。汗)しかし既に良さげな家を見つけていた僕、友達に「多分自分で探して見つけたから、無理やと思う。」と返事。すると、諦めるどころか必死で説得してきました。

"Wataru, don't be a dick. You'll live with us."

あ、ちなみにdickは直訳するとちんこです。まあこんな感じで、せっかく熱心に誘ってもらったわけやから一緒に家探すか。ということになりました。既に仲の良い友達と住む方が、見知らぬ人と住むよりも良いというのもありました。


エージェントってどうなん?
当初6人で探そうとなっていたグループですが、一人は寮が良いと言って5人で家探しスタート。

話を分かりやすくするために、メンバー紹介をしたいと思います。
イタリア人のI君、ベネズエラ出身のV君、そしてリトアニア人の二人、L君とT君です。以上で紹介終わりです。

探し始めた時期は、ちょうどテスト期間。サウサンプトン大学ではセメスター1が終わる1月に、2週間のテスト期間があるのですが、Engineeringのファウンデーションコースでは数学のテストが2日目にあるだけで、残りの12日は実質休みでした。よって皆好き勝手に行動するわけで、一人は他のとこに滞在してたり、一人は彼女をイギリスに呼び寄せて家探しどころではないと言ったり...。残った僕とI君とL君で家探しをしたわけですが、L君はいつも、格安でぼろくて汚い家ばかりを見つけてきます。いくら安い物件が良いとはいえ、そんな汚いとこには住みたくなかったI君と僕は、彼の紹介を無視してエージェントA(斡旋業者)へと向かいました。

サウサンプトンには家のエージェントが大量にあり(一説によると約80社)、そこからネットでの噂や物件の豊富さなどを元に、一つ訪れてみました。どんな家にどの価格で住めるのかを知るための、偵察みたいな位置づけです。実際訪れてみると案外良く、月340ポンドほどで大学から徒歩10分以内、スーパーも徒歩圏内の閑静かつバス停も近い家を見つけました。浮足立つ若い僕たち。仲介料が120ポンドとなんか高かったですが、気にせずもう住む気満々。前払い金さえ払えば手に入る...!ただ家の視察に来ていなかったV君とM君に、確認する必要があります。話した結果、親に相談して翌日決めようということになりました。

翌日、意思を固めた僕たちはエージェントAに電話すると、なんと家は既に、他の誰かに取られていました。虚無。

既に住む気満々だった僕たちにはどよーんとした空気が流れ、さらには焦りも出てき始めました。「やばい、早く決めないとどんどん良い家がなくなってく!!」この焦りはなかなか怖いです。そこにたたみかけるように、エージェントAからは電話で、この家ならまだあるよ?ここはどう?とI君の元に連絡がきます。この頃のI君の焦りようはおもしろかったです。笑

そんな中、新しい情報が入ってきます。大学のStudent Union主催で、家探しの情報、アドバイスをくれるイベントが、テスト期間あけに開かれるとのこと。さらに同日、仲介料のいらない個人の大家さんが所持している家の情報も公開されるらしい。「テスト期間あけまで待とう。」僕の提案により、焦ってエージェントAに泣きつくことを、一旦やめにしました。


エージェントなんてくそくらえ!
イベントまで待ったことは正解でした。

まず、早く見つけないとやばいと思っていた家が、実はまだまだたくさんあると分かりました。そしてエージェントの評判ランキングが発表されたのですが、なんと僕たちがお世話になろうとしてたエージェントAが、ワースト5に入っていました。5人みんなで、あっぶねーという表情。

しかしまとまりを欠く多国籍グループは、ここで意見が分かれます。僕はエージェントではなく、大家と直接契約した方が安く、物件も豊富に残っていると主張したのに対し、I君はエージェントの方がなんやかんや安心できると主張。あとの3人は安いの~とか、女の子~とか、うぉっか~などと冗談ばっかです。しょうがなく僕とI君の二手に分かれ、家探し再会です。I君の行動は素早く、エージェントBの反応も負けじと素早く、新たにいくつかの家をエージェントの人と一緒にまわりました。あ、ちなみにこのエージェントBは、ランキングTop 5の中から選んだとこなので比較的安心。もう一つちなみに言うと、T君はまたも彼女といちゃつくため、家巡りには来ませんでした。

この時初めてイギリスの家を見て回ったV君は、その日一番積極的でした。ラテン系ののりもあります。エージェントBに質問を集中砲火し、何か気付いたことがあるようでした。

その日の夜、エージェントBを利用して家を決めるかどうかの議論がFacebookでなされました。

(過去記事:海外を視野に入れるならFacebook!始めるべき3つの理由と始め方

部屋が一つ小さいだとか、女の子がいないだとか言ってる中に、V君が爆弾を落としてきました。「俺、家探すのは夏にするわ。」

V君によると、仲介料や前払い金を払わなければいけないこと、そして保証人がEU圏外にしかいない生徒は6か月前に家賃を払わなければいけない規約などを気に入らず、家探しをやめると言いだしたのです。そう、エージェントを通す場合、イギリス国内に保証人がいる場合は1カ月前の支払いでいいのですが、EU圏内の他の国なら3ヵ月前、EU圏外なら半年前に家賃を支払わなければいけないと決まってる場合がほとんどです。まだ住みだしてもいないのに半年分の家賃を払わなければいけないのは確かに危険で、好ましくないことでした。特にV君は、まだサウサンプトン大学に行くかどうか分からないと言っていたので、余計にリスキーでした。

こうして夜、眠ろうとしていた僕達の元に届いたメッセージにより、1人、家探しのグループから脱退することになりました。それまで5人収容の家しか探していなかった僕達は、ふりだしに戻ります。

続きは次回。

(関連記事)
2014年5月23日付JGAPフロンティア・フォーラム欄 No.168:「一度きりの人生、夢を全力で追いかけろ!」(川本 和さん、英国・サウサンプトン大学進学予定 ※当時)-http://japangap.jp/essay/2014/05/post-77.html

ブログ:http://watapon-f1.com/

JGAP寄稿者短信:3/14(土)~「『親子で国際人を目指す!」国際交流イベント開催』~クラウドファンディングに挑戦!」


 フロンティア・フォーラム欄に寄稿したLiDS代表の川野晃太です。
以下、謹んでイベントをご案内いたします。

3/14(土)~「親子で国際人を目指す!」国際交流イベント開催@新宿


READYFOR?のクラウドファンディングを開始致しました。
3月14日(土)、13時~16時に新宿NPO協働推進センターで開催します。
http://lids-jpn.net/jpn/event/kids-x-lids-vol-2/

このイベントでは、スポーツ交流のレクリエーションを通して、子供たちや保護者の方々に、流暢な英語が話せなくても、海外の留学生と楽しく交流出来るということを実感して欲しいと思っています。

一人でも多くの子供たちに、異文化に触れることが出来る体験を提供し、英語を学ぶ意味を実感してもらうことで、新しい「世界」を踏み出すきっかけを作りたいと思います。
稚拙な文章ですが、今伝えることが出来る精一杯を書いています。

一人でも多くの人に想いが届くことを願っています。
https://readyfor.jp/projects/kidsxlids2

Finally, We started the Crowd-funding up at Readyfor!
I am wondering if you could go to the link page below, and push Like or share the article!
Your cooperation will be great help for LiDS!
https://readyfor.jp/projects/kidsxlids2

プロフィール:
川野晃太
2度のギャップイヤーを経験した後、グロ−バル企業に勤務。
多くの人々、子供たちに学びの機会・きっかけやさまざまな情報を提供出来るよう
なイベントを企画・開催している。

6月11日付 No.171: 「迷ったら前に出る!小さなことから"何でもやってみる"の精神で取り組む。国際社会で人間力を養う。」(川野 晃太さん、ボランティア団体 LIDS 代表) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム
http://japangap.jp/essay/2014/06/-move-lids.html

◎LiDS
LiDSは "Move your lids!"(フタを取り払え!) を合言葉に、世界中の子供たちに学びの機会を創るため活動する団体です。
・Webサイト
http://lids-jpn.net/jpn/

・Facebookページ
https://www.facebook.com/pages/LiDS-move-your-Lids-/1470352723222895

◎個人SNSアカウント
・Twitter 
@offstage96
・Facebook
https://www.facebook.com/kota.kawano.169

JGAP寄稿者短信:「Podcast『世界発信!旅人に訊こう』に紹介して頂きました!」(内藤俊輔、 青年海外協力隊/ルワンダ派遣)
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旅好き,podcastユーザーには有名な番組だと思いますが,

「世界発信!旅人に訊こう」という番組に
自分の活動やルワンダの事を紹介して頂きました!
http://tabitabi-podcast.com/tabiask/
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海外で直接旅人やそこで暮らす人にインタビュー形式で色々話を聞く番組。

自分はこのご縁から知りましたが,非常に面白い番組です!

なんといっても現地にいるリアルな声なので,ニュース等には無い情報も満載です。

何を隠そう,自分はPodcastやラジオを聞きまくっています。

なので,こういったPodcastの番組に出して頂くというのが凄く嬉しい事です!

主な内容は,FBにご紹介頂いた説明をそのまま転載します!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
<現地在住!日本人に訊こう 枠>
「アフリカの奇跡」と呼ばれる国を知っていますか?
それは、東アフリカにあるルワンダという国です
そのルワンダの首都キガリに在住して、観光事業のボランティア活動をしている内藤俊輔さんに、インタビューしてきました
この俊輔さん、なんと彼はこれからアフリカに10年間住む(!!)計画を持っているとのことで、これから先のパワフルな活動についても訊かせてもらいました
アフタートークでは、海外での恋愛事情や彼自身が持つ特有の恋愛観についても語られていますので、今回は女子も必聴の放送かと思います!!
<さくいん一部 前編>
・01″43″~ ゴミが街中に落ちていない
・02″55″~ 青年海外協力隊でルワンダに
・05″34″~ 月に一度、国民全員掃除の時間がある
・09″40″~ シェアマインド、野菜をくれたおばちゃん
・12″19″~ ルワンダの食べ物、ビュッフェ形式
<さくいん一部 中編>
・00″54″~ 虐殺・ジェノサイドの歴史について
・06″31″~ 住民同士が殺し合ったという悪夢
・11″07″~ 政府をきゅうりが流行らせた?
・12″27″~ 国民の大半が血液型と誕生日を知らない?
・16″01″~ 千の丘の国と言われるほど坂が多い
<さくいん一部 後編>
・00″55″~ 山本敏晴さんに会ってからの影響
・03″25″~ 難民・紛争地域への興味
・06″03″~ それをやりたい理由を明確にすると...
・08″09″~ 現地での状況をブログで記している
アフタートーク
・13″41″~ 気になるJICA内の恋愛事情
続きは、番組の中でお聴き下さい!
前編: http://tabitabi-podcast.com/tabiask/?p=1810
中編 :http://tabitabi-podcast.com/tabiask/?p=1813
後編: http://tabitabi-podcast.com/tabiask/?p=1815

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

やはり文字で伝える事と音で伝える事は,

また別の技術がいるな~と痛感しました!

あと,MCのミツルさんも素晴らしい人でした。また会いたい!

まだトークでの発信は初心者ですから,
聞きづらい部分もあるかもしれませんが,興味ある方は是非聞いてみて下さい!

僕の音源以外も沢山のインタビュー音源があるのでおすすめです★

内藤俊輔
青年海外協力隊/ルワンダ派遣


(関連記事)
2014年7月16日付エッセイ集 フロンティア・フォーラム No.174:「 格好悪くてもいいじゃないか。それでも前に進み続けるたった1つのコツ」(内藤俊輔さん、 青年海外協力隊/ルワンダ派遣) http://japangap.jp/essay/2014/07/post-79.html

2014年9月13日付JGAP寄稿者短信:「世界一周するのと,海外に長期滞在する違いは何ですか?」http://japangap.jp/info/2014/09/jgap-166.html


プロフィール:
内藤俊輔
1986年青森生まれ。
中学時代に父を亡くし母子家庭で育つ。マーケティング会社に約5年勤めた後,平成24年度4次隊として青年海外協力隊でルワンダに派遣。

Blog:ルワンダから観た世界〜内藤俊輔BOOK〜(http://ameblo.jp/naikel0311/
Twitter:@Naiting_s
Facebook:https://www.facebook.com/naitobook
E-mail:naikel0311@gmail.com

JGAP寄稿者短信:「就職活動解禁の時期を迎えると毎回思うこと 」藪内さん顔.jpg


 就職活動(会社説明会?)が解禁だそうです。

毎年、こういうことを聞くと思うのは、

この変化の激しい世の中で、一年以上先のスタートラインを決めるのに結構な時間を使って言いわけ?


ということです。


2015年3月に就職活動を始める人が、実際に仕事を始めるのはふつう、2016年4月(秋卒業の方だと、2015年10月から、という場合があるのかもしれませんが)。


実に、仕事始めるまでに13か月も時間があるわけです。



13か月って、月にしたらたったの「13」ですけど、結構な時間がありますよ。


今の世の中、1年でものすごく変化することが多いです。

去年あれだけ調子を上げていたスカイマークが、経営破綻。

その逆もまたしかりで、例えばピーチなんかは新規就航路線をバンバン開設して、関西に続き東京を第二の拠点にしています。


経営計画や事業目標というのは、ある程度固めて、長期的に作り、取り組んでいくことができます。

その一方で、スカイマークの場合のように、幾つかの選択ミスが重なると取り返しのつかない事態に陥る場合もある。


とにかく、一年っていう期間は、私たちが思っている以上に長いですし、いろんなことが起こる可能性が高い。そして、悪い出来事は得てして、予告もなく発生します。


だんだんと変化が激しくなっている世の中で、1年以上先の出発地点を決めるために職探しをするっていうのは、企業側がどう考えているのか、学生側がどう考えているのか知りませんが、個人的にはものすごくリスクの高いことだと思います。

(今の私が学生の立場だったら、リスク分散もかねて自分で小さな仕事を作ったり、個人事業主で生きていくことも同時に考えて動くと思います。実際にそんな感じで学生時代の後半は過ごしていましたし)


それに、就職が決まったとしても、その道がいつまで持つかも実際のところ分かりません。とにかく、これからはだんだんと変化も早くなっていくでしょうし、就職が決まったから一安心、という世の中でもありません。常に考えて動くことが求められています。究極的に言うと、自分の哲学が問われるわけです。


大学卒業後、半年でうつ状態になって会社を退職し、少しの間海外を放浪した後独立した(せざるを得なかった)私として思うのは、20代の前半というのは頭も体も作りこめるとても貴重な期間だということ。

このブログを読んでいただいている、私より年下の方にこれはお伝えしたいことですが、20代中盤以降になると、確実に体力は落ちます。そして、気力も低下する(もう私は、カラオケでオールできません。苦笑)。

そして、学生の時って、案外と頭は耕されているんです。大学受験の時に耕した頭が、就職~年を取るにつれてだんだんと耕作放棄になっていくのですが、学生時代はまだ現役ですし、学問とか他のことで、頭を使う機会は多い。なので、今の間にいろいろと考える癖をつけておいた方がいいかもしれません。

私は今、個人事業主で仕事をしていますが、いろいろと頭を使っています。仕事が翻訳だからなのかもしれませんが、大学受験を通して得た知識をベースにしていることも多いですし、お金のやりくりのこと、何にお金を使うのか、取引先をどうやって増やすか、これからどう生きていくのか...と、会社員時代以上に頭は耕し続けている自負はあります。(会社員を続けていたら危なかったなかな、とも思っています)


グダグダになってきている感が否めませんが、とにかくこれからの時代は、自分の頭で考えて判断することが、一層重要になります。会社が個人を守ってくれることを期待しない方がいいですし、30代、40代になると体力も気力も落ちる。20代(特に前半)は新しいことに取り組む、自分の頭を耕すにはもってこいの投資期間です。なので、自分の頭で考える癖を付けて下さい。別に他の人と考え方が違っているから、引っかかるところが違うからと言って気にする必要はありません。自分で考えて判断して行動したこと、そこで経験したことが、後の人生で役に立つことがあると思います。
(というより、みんながやっているから、という小学生がゲームを買ってもらう時のような考え方をしていたら、全員一緒に沈んでしまうかもしれませんしね)


とにかく、1年以上先の話なんてぶっちゃけわからないし(だけど、世の中の多くはメタファーになので、そこから学べることは多い)、そんな先を生きるために、私たちは今を捨てることがあってはありません。


このブログを読んで、何か引っかかりがあった方は、その引っ掛かりを大事にして下さい。その引っ掛かりが将来、あなたの人生の軸や仕事の軸、行動指針の根幹になる可能性はあります。何より、ひっかかりがあるということは、それまでの人生で何らかの経験や学びが潜在意識として残っているということですから、もっといろんなことを考えてみて下さい。


自分の頭に投資をして、自分の頭で考えること。最後にあなたを守ってくれるのは、あなた自身でしかありません。


藪内達也
英日翻訳家


(関連記事)
2015年2月27日付JGAP寄稿者短信:「さとり世代と言われますが・・・」 (藪内達也さん、英日翻訳家)- 日本ギャップイヤー推進機構協会(JGAP) http://japangap.jp/info/2015/02/jgap-196.html

2014年12月2日付JGAP寄稿者短信:「視野が広いことは、悪いことではない」 (藪内達也さん、英日翻訳家)| http://japangap.jp/info/2014/12/jgap25.html

2014年11月1日付JGAP寄稿者短信:「25歳になりました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/11/jgap-175.html

8月10日付 JGAP寄稿者短信:「将来から逆算をして今を生きることは、もうやめにしました。」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/08/jgap3-1.html

JGAP寄稿者短信:「これが僕の、LCC利用ポリシーです」 (藪内達也さん、英日翻訳家) http://japangap.jp/info/2014/06/jgap-145.html

プロフィール:
藪内達也/英日翻訳家(観光翻訳)/翻訳×デザイン×Webのフリーランスネットワークを構築して、仕事製作中/現在は奈良を拠点に複数の仕事作り/「自分の人生の舵は自分で取る!」がモットー
詳しくはブログで(自分の考え方や哲学等について書き連ねています)

No17:「海外での出会いと発見が、僕を変えた」藪内達也さん(当時、神戸大学国際文化学部4年) -エッセイ集 フロンティア・フォーラム欄寄稿(2011年12月9日) http://japangap.jp/essay/2011/12/4.html

ブログ:Live my OWN life
http://tatsuyayabuuchi.blogspot.jp/

【3/8JGAP設立4周年企画第2弾】
JGAP×アイセック主催 3/8(日)石崎弘典氏迎え、「世界での新しいキャリアを考えるセミナー~"世界の募集要項"って何!?」(学生・若手社会人各20名)参加者募集  | ギャップイヤー・ジャパン http://japangap.jp/info/2015/02/-jgap-38-2013381618-2jr-20.html