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日本をよくする提言から多様性を高める主張、ギャップイヤー文化構築提案まで、
多種才々なイノベーター達のエッセイ集

JGAP寄稿者短信: 「世界中のカッコイイ生き様をこの目に焼き付ける。−世界一周×キャリア−」hazama1.jpg

狭間純平
一橋大学法学部 CAREERPACKER PROJECT 


こんにちは。2014年9月から世界を回っている、現在一橋大学3年、兼旅人の狭間純平(@junpei_hazama)です。
今はアメリカ・ニューヨークでこの記事を書いています。
1ヶ月のフィリピン留学から始まり、52日間の東南アジア15都市の旅を終え、その後、東へ。今回は、そんな僕が旅をしながら行っているプロジェクト、CAREERPACKER PROJECTについて説明します。


✔世界一周CAREERPACKER PROJECTとは
「CAREERPACKER PROJECT」とは、簡単に言うと、"世界中のキャリア"をテーマに旅をして、それは発信するプロジェクトです。
約250日の旅で、東南アジア、北米、南米、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南アジア、東アジアと周り、現地のカッコイイ生き様の人を取材したり、職場訪問をしたり、現地の人のキャリア事情について調べたりして、それを記事としてWEB上で発信していきます。
名前の由来は"キャリア(CAREER)をテーマに旅をする人(PACKER)"です。
・自分のキャリアの道標を見つける。
・世界の視点でモノゴトを考えられるようになる。
・同世代の若者にアクションを起こすための刺激を与える。
以上の目的を掲げて、現在旅をしながらプロジェクトを進めています。


✔カッコイイ大人との出逢い

では、なぜこんなプロジェクトをやっているのか?
僕はこの長期の旅に出る前から旅が好きでした。
大学1年の夏に、友達8人で東京--大阪をヒッチハイクしたことがきっかけで、自分が普段生活しているところから一旦離れ、新しい出会い、環境、景色を求めることに大きな刺激を覚え、旅に魅了されました。
それから、高校から続けていたハンドボール部を辞め、"自分が魅了された旅を広めたい"という単純な思いから、東京旅人会という旅イベントを行う任意団体を設立しました。この団体を運営していく中で、今まで出逢ったことのなかった多くのカッコイイ大人の方とお会いしてきました。


✔背伸びだけでは足りない
ただの大学生の僕がそういう方と話して実感したのは、『自分がいかに無知だったかということ。』
僕はたった一つの団体を作っただけで、頑張って背伸びをしてきました。しかし、僕がお会いしてきた、彼らのような芯の通ったカッコイイ大人たちとのギャップを埋めるには、背伸びだけじゃ足りない、ここで、一度どかんと成長しなきゃいけない。
自分の中でそう発起してから、元々、大学生活中に世界を回るということを決めていたのもあり、世界中にいるカッコイイ大人に会いに行く、というのを決めました。彼らの生き様(僕はこれを広い意味でキャリアと呼びます。)を学び、それを、自分を形成していくためのヒントにする。

そんな経緯から、成長のための旅にしようと決意しました。
*ここであえて、カッコイイ大人と曖昧な表現をしたのは、例えば、グローバルに活躍するカッコイイ人がいる一方で、ローカルに活躍するカッコイイ人もいるわけで、そこに定義付けはできないと思ったからです。


✔同世代への違和感と危機感
以上のような経緯で、旅をすると決めてから、ふと周りを見渡した時に、
自分と同じように危機感を感じている人が多かった。
ましてや、僕の同期はこれから4年生になり就活が始まります。就活という、自分のこれからのキャリアを考えていく時に、自分が何をやりたいのかについて考えない人はいないと思います。
じゃあ僕の世界一周×キャリアという旅を通じて、社会に対して、同年代の若者に対して僕は何が出来るのか、何をしたいのか、を考えました。

・・・
そんなときにふと頭に浮かんだのが僕達の世代の平成生まれの「ゆとり教育」というキーワード。実際に「平成生まれ ゆとり教育」でグーグル検索してみると、
日経ビジネスには 
"個性重視の「ゆとり教育」で育ってきたためか常識が乏しく、内向きでチャレンジ精神がない。そんな先入観が定着している" という風にも書かれています。
僕達の世代はこんなネガティブなイメージを持たれているのに、
さらに、雇用の不安定や少子高齢化による様々なしわ寄せで自分たち自身も、内に内にとネガティブになりつつあります。僕はこれに違和感を感じたし、実際に自分たちの世代がこのように言われていることに危機感を感じています。
・・・


✔同世代の若者に刺激を与えたい
でも、そのイメージを変えていくには自分自身でアクションを起こしていくしかない。

もっともっと若者が外を向いて積極的にいろんな物事に挑戦していくしかない。
じゃあいつやるの?今でしょってっことで
僕にも何か変えられることがあるかもしれない。
そんな思いもあって、僕は自分の旅を通じて、若者が今すぐ動きたくなるような導線を仕掛けていきたい。そして、自分と同じように何も知らないことに危機感を感じた人たちに、これからのキャリアについて考えるヒントを与えたい。
そんな思いからCAREERPACKER PROJECTでは同世代の若者に刺激を与えるというミッションを掲げました。


✔最後に
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現在、東南アジアの旅を終え、プロジェクトも一区切り。
多くの人の協力のおかげで、全くの手探りの状態から、世界中で活躍するカッコイイ大人の方たちと色んなお話をさせて頂いております。また、そのインプットから沢山の刺激を受け、少しずつ自分の目指すキャリア像について見えてきました。
しかし、まだまだ旅は続きます。発信という点でもまだまだなので、ここから拍車をかけていきます!

*キャリアパッカープロジェクトでは現在、転載などのメディア連携をして頂けるメディア様を探しております。この記事を見て気になった方は是非お気軽にご連絡して頂けると嬉しいです。


それでは、最後までご覧いただき、ありがとうございました!

(関連記事)
2014年1月31日付
No.153:「今、伝えたいこと。~東南アジアスケボー横断~」(狭間純平さん、一橋大学法学部2年)-エッセイ集 フロンティア・フォーラム http://japangap.jp/essay/2014/01/2-2.html

プロフィール:
狭間純平(Hazama Junpei)
CAREERPACKER PROJECT WEBサイ:トhttp://junpeihazama.com/
Facebook:https://www.facebook.com/junpei.hazama
Twitter  @junpei_hazama

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